「やる気」とは、風船のごときもの
(今日のお話 1785字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は妻の友人と、
その旦那と子供たちと、
新宿のとあるビル屋上にて、バーベキュー。
都会のどまんなかに、
場所代だけ払ってバーベキューが出来る場所、
結構あるみたいですね。
※バーベキュー検索サイト「デジキュー」が便利!
新鮮で、楽しいものでした。
*
さて、話は変わりまして、
本日のお話です。
もう何年も前から、
ダラダラと続けてきた英語学習。
昨晩机の中を整理していて、
今まで受けたTOEICの点数結果表が、
ばらばらと出てきました。
それを見返してみて、英語でもテニスでも、
あらゆることについて
「能力を急角度の上昇率で高め続ける」
ためのポイントについて、
ふと思うことがありました。
今日はそのお話を関連したお話を、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
テーマは、
「”やる気”とは、息を吹き込んでいる最中の
風船のごときもの」。
それでは、どうぞ。
■毎週通っている英語塾。
その中の塾生の一人が、
終わりがけに、ぼそりとこんな話をしていました。
「いやあ、英語って難しいものですよね。
社会人になって英語を勉強して、
もう10年になるけれど、
そういえば、ずっとこんな感じで、
今とあんまりレベルが変わらないなあ、
って思うんですよね」
この話を聞いて、
私の胸の中に「チクリ」とする感覚を覚えるとともに、
「確かに、自分もそうだよな、、、」
そう、心の中でつぶやいていました。
■ ふと思えば6年くらい前に、
初めてのTOEICを受講。
しかし、その後は、
・気分に任せて何となくダラダラ勉強をしたり、
・一時的に気分が盛り上がって、ガッツリ勉強したり、
・はたまた途中で全く勉強しなくなったり、、、
そんなことを繰り返してきました。
心のどこかで、
”燃えたり消えたりする、ムラのある学び”
では、何かを成し遂げることなどできない、
と、感じつつ、それを繰り返してきたわけです(汗)
■思うのですが、
仕事でもプライベートでも、
それが英語であれ、テニスであれ、囲碁であれ、
「超一流」は無理でも、
「一流」、少なくとも「二流」を目指すことは
誰にでもできるのではないだろうか、
と私は思っています。
「一流レベル」を何と定義するのかは
意見が別れるかと思いますが、
もし、
『高いモチベーションを持ちつづけ、
数年間、真剣に取り組むこと』
さえできれば、
間違いなく、その他大勢より
頭一つ、抜きん出ることができるはず。
仮に、数年どころじゃなく、
「数十年レベル」で、一つのことに
”真剣に”取り組みつづることができたなら。
恐らくその時は、
「圧倒的に他を凌駕する超一流レベル」
にまで到達しているのではないか、
そのように感じます。
■しかし、実際はそうは上手くいきません。
確かに、数年、数ヶ月レベルで、
とんでもない一流レベルに達する人がいる一方、
何年も、何十年も続けている割に、
実は大したことがない人も、
それ以上にたくさんいます。
むしろ、そちらの方が多数。
ただ長くやっている人、はたくさんいるのです。
でも、実力は中の上、みたいな。
では、なぜ長くやっても伸びないのか。
その原因の一つが、
「学びの惰性」
ではないだろうか、と思うわけです。
つまり、続けているけれども、
「”真剣に、心の火が燃え上がるがごとくやる気”を持って、取り組めていない」
ということ。
英語学習でいえば、
「やる気」がでないから、
・とりあえず海外の映画(日本語字幕)をみて、
英語の勉強をした気になる
・とりあえず英語の音楽を聞き流すだけで、
勉強をしたつもりになる
・とりあえず教科書を開いただけで、勉強をしたことにする
みたいなイメージでしょうか。
でも、残念ながら、
そのような魂の入っていない、
「ながら勉強」
「惰性学習」
では、いくら長くやっても、
成長は微々たるものしか、
期待はできません。
■別にそれが悪い、というわけではありません。
しかし、もし「自分の力量をもっともっと高めたい」、
と思うのであれば。
「”集中し、高いモチベーション”を持ち、
取り組み続けること」
このことが必要不可欠で重要になってきます。
そして、何かを続けていると、
ふとした時に
「心の火が燃え上がる瞬間」
「やる気に着火される瞬間」
が、訪れることがあります。
その時が勝負です。
脳科学的に、
【「やる気」とは、息を吹き込んでいる最中の風船のごときもの】
だそうです。
やればやるほど脳汁が出るし、
手を止めると、しぼんでしまう。
興奮している人が、言いながら、
ますます自分の言葉にエキサイトするごとく、
「やる気」はやればやるほど、より高まるのです。
■何かを成し遂げんとするのであれば
・高いモチベーション、やる気を継続させること
・かつ、そして腰を据えて取り組むこと
が重要です。
そして、やる気の継続のためには、
「学びのフィーバー期」
なる予兆が来た時は、
それを逃さないよう、手を緩めることなく、
更にアクセルを踏んでいきましょう。
高いモチベーションで、長く学び、
自らをより高いステージへ、引き上げていきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。