「知覚動考」の教訓
(今日のお話 1256字/読了時1分)
■おはようございます。紀藤です。
日曜日も、友人が主催する勉強会に誘われ、
参加してまいりました。
会社の二代目の若者が全国から集まる、という面白い勉強会で、
今まで私などは考えたこともなかった
事業再生の話などがテーマでした。
自分の勉強不足をひしと感じると共に、
知らないことの多さを痛感する今日この頃です。
もっと勉強しよう。
さて、本日のお話です。
先日お客様との商談中に、
ある面白い小話を教えていただきました。
今日は
「行動することの大切さ」
をテーマに、
小さな教訓を一つ、お伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ミュージシャンのGacktさん。
「芸能人格付けランキング」など、
多彩な才能で有名な彼はこんな話をしました。
それは、一つの
「人生を切り開くための教訓」のようなお話でいた。
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一般的に人は、
「知る→覚える→考える→動く」
という順番で何かをするもの。
人は、まず「知る」ことから始まる。
何をすべきか、
どのようにしたらいいのかを「知る」こと。
最初にこれがくる。
そして、その次に「覚える」ことがくる。
知ったけど忘れた、
聞いたけど忘れた、
という状態では当然ながらできない。
だから、その次は、
知ったことを「覚える」となる。
そして、その次にくるのが、
「考える」ということ。
この方法で本当にいいのか?
これくらいのスキルで戦えるのか?
最初に何をするのが最もよいのか?
計画を立てる。
「考える」ということをする。
そして、このプロセスを経て、
最後に「行動する(動く)」。
これが、
一般的な人の「行動」までの過程である。
でも、これには、
大きな問題がある。
何かと言うと、人は多くの場合、
『「考える」と、動けなくなる』
という問題。
まだリスクがあるかも。
なんとなく不安な点があるから、
もうちょっと人の意見を聞いてからにしておいたほうがいいかも。
他にもいい方法があるかもしれない。
そう思えば思うほど、
だんだんと不安が大きくなってくる。
考えれば考えるほど足が重くなってくる。
そして、よくやく「動く」ときには、
時すでに遅しだったり、
またはタイミングを逃していたりする。
そして最後には
「やっぱり考えたけど、今はやめておこう」
と、何もしない。
こんな風になってしまうことがある。
では、どうすればいいか。
それは、「順番」を変えること。
”「考える」そして、「動く」ではなく、
まず、「動く」それから、「考える」”
この順番にすること。
すなわち、
「知覚考動」(知る、覚える、考える、動く)
でなく、
『「知覚動考」(知る、覚える、動く、考える)』
という順番にする。
これを音訓混ぜて読むと、
”知(とも) 覚(かく) 動(うご) 考(こう)”
つまり、
【ともかくうごこう (=知覚動考)】
となります。
まず、動くことが大事なんですよ。
(Gackt氏・談)
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■Gackt氏が言うように、
やってみなければ、わかりません。
一つのことをじっくり考え、動く。
これも、一つの正解かもしれません。
でも、答えがない、
正解がない今、動くことはもっと大事。
だからこそ、
「ともかくうごこう」を教訓に
とりあえず動きまくる。
手数を出し続けてみること。
これで見えてくる世界、
たくさんあるのだろうと思います。
繰り返しますが、
何が正解かなんて、
やってみるまでわかりません。
知覚動考。
ともかく、うごきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。