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854号 2016年6月16日

「振り回され続ける愚かな農夫」にならないように

(今日のお話 1450字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は、3件のアポイント。

その後、新宿のスターバックスにて
諸々事務作業を行い、帰宅。

その後、DMM英会話で、
25分の英会話体験(3回目)など。

余談ですが、
DMM英会話、楽しいですね。
2年前フィリピンに超短期留学(というか旅行?)
へ行ったのですが、まるでその時の授業のようです。

続けようかな、と思いました。



さて、本日のお話です。

最近、8月の期末に向けて、
加速しつつあります。

時間はあっという間に過ぎるもの。

だからこそ、出来ることは全て行い、
後悔のないようにすることが、
何より大切なのだと思います。

と、同時に手を広げ、
色々やろうとすると、

「何が本当に大切なのか」

を見失ってしまいがちなことも、
ままあるかと思います。

今日は、”ある農夫”の喩え話から、


「”振り回され続け愚かな農夫”にならないように」


というテーマで、感じた教訓を
皆様にご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。

■こんなお話があります。


~~~~~~~~~~~~~

ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。

ところが、トラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行った。

途中で、豚に餌をやっていないことを思い出して、
納屋に餌を取りに行った。

すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。

これはいけないと思い、ジャガイモの芽を取っているうちに、
暖炉の薪がなくなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。

薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。

とりあえず応急処置をほどこして、
薪を持って母屋にたどりついた頃には、日が暮れていた。

農夫は、なんとせわしい一日であったと思いながら、

『一番大切な畑を耕すことができなかった』

ことに気づいたのは、寝床に入ってからであった。

一部引用/野口嘉則 公式ブログ
~~~~~~~~~~~~~~


というお話です。


■この話を見た時、

「ああ、こういうこと、
 やってしまいがちだよな」

と思ったのです。


悲しきかな、

”「重要なこと」と「緊急なこと」が戦った場合、
 多くの場合、『緊急』なことが勝利する”

ことが非常に多いです。

特に、バタバタしすぎて、
毎日が飛ぶように過ぎていく時、

目の前の来た球を打ち返すことに
夢中になっているとき、

この罠にはまりがちです。


■もちろん、忙しい日もあるでしょう。

だから、一日や一週間くらいは
まだよいかもしれません。

しかし、この農夫のような毎日を送り続け、


『出来事に振り回され、対応し、
 そして気がついたら、”人生が”終わっていた』


なんてことになったら、
さすがに笑えません。


■どうすればよいかといえば、


【自分にとって、本当に大切なことは何か】


ということを、
毎日夜でも朝でも、
10分だけ立ち止まって考えること。

そして、

「これだけは絶対に終わらせる」
「これだけは今週絶対に手をつける」

ということを、


・意志を持って計画すること。

・竜巻(日常の緊急事項)に吹き飛ばされないように、
 スケジュールに入れてしまうこと。

・または、誰かとのコミットをして、
 やらざるを得ない状況を作ること。


これに尽きると思います。


■繰り返しますが、
振り回され、対応し続けないためには、


【自分にとって、本当に大切なことは何か】


を考え続ける”習慣”が必要です。


「7つの習慣」でも、

”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”

といいますが、プロジェクトでも、
仕事でも、人生でも、理想的な”終わり”を考え続けること。

それをイメージして、
実現できるような行動を、
日々行い続けることが大切なのだと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。

【本日の名言】 「今日が人生最後だとしたら、
今日やることは本当にやりたいことだろうか」。
”No”という答えが幾日も続いたら、
私は何か変える必要があると知るのです。

スティーブ・ジョブス

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