汝の時間を知れ
(今日のお話 1555字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
日曜日は、午前中に友人の薬剤師の方が、
「健康」を元に舌勉強会をするということで、
その司会などのお手伝い。
私も今年に入るまで、
健康についてはどこか頭の端で考えていたものの、
真剣に考えることはありませんでした。
が、
ビジネスパーソンとして
高い生産性を上げる上でも、
いくつになっても充実した人生を送る上でも
健康、そしてそれを形作る「食生活」というものは、
非常に大事であることを、改めて認識しました。
皆様も、
・添加物
・油(悪い油)
・糖質のとりすぎ
には十分お気をつけください。
この半年で10冊くらいの本を読みましたが、
大体この3つは超重要なポイントです。
(このお話については、これだけで
1時間くらい語りたくなるので、また改めて)
*
ちなみに、午後からは、
「TOEIC Speaking&Writing テスト」
なるものを、初めて受けてみました。
できるとは思っていませんでしたが、
何かしら現時点のスコアがあったほうが、
努力のしがいもあるかなということで、
とりあえず受けてみた次第です。
案の定、全く手応えがない、
不甲斐ない結果となりましたが(汗)、
自分の未熟さを知る上で良い機会となりました。
頑張ろう。
*
さて、本日のお話です。
本日は、「時間管理」について、
有名なドラッカーの、
「汝の時間を知れ」
という言葉について感じたこと、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■最近、ふと手帳を見返して、
2016年に入ってから、
好奇心の赴くまま、気の向くまま、
勉強会やらセミナーやらに、
時間とお金(そして妻)が許す限り、
自らの全てを突っ込んでいる事実に、
はたと気が付きました。
「通りで余裕がないわけだ」
と思いつつ、そんな事態を打破すべく、
時間管理についてドラッカー・マネジメントの本を開いて、
何気なく読んでおりました。
すると、こんな言葉が書かれていました。
胸に、ずしりと響きました。
『あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。
しかし殆どの人が、
”この代替できない必要不可欠にして特異な資源”を
、当たり前のように扱う』
(「経営者の条件」著:P・F・ドラッガーより)
■あれがやりたい、これがやりたい。
そう思うことは簡単で、
気の向くまま、思うまま時間を使うことも、
それ単体では、さほど難しいことではないと思います。
もちろん、私自身、
今と、そして中長期の視点を考えて
できるだけ、
”「投資」の活動”
になるよう、時間を使っているつもり。
それでも、
「では、新しく始めたものの代わりに、
何をする時間を減らしたか?」
と言われると、
ただ、闇雲に「やること」が積み重なり、
隙間がなくなっているのではないか、
あるいは、重要なはずの仕事が雑になったり、
薄くなっているのではないだろうか、
そんなことを考えさせられてしまいました。
■ドラッカーは、時間の特徴について、
このように行っています。
時間とは、
1、調達できない
→ 人やモノ、資金のように雇ったり、
買ったり、調達したりすることはできない
時間とは、、
2、代替できない
→ 肉体の代わりに知識で、というように、
他の代替物でカバーできない。
時間とは、
3,供給量は変わらない
→ 需要が多くとも、今流行の人気の製品のように、
供給量を増やすことはできない。蓄積も、できない。
時間とは、
4,すべての活動において必要
→ どんな仕事をするのにも必要不可欠なもの。
当然、プライベートの時間でも必要。
■これを見て、改めて思いました。
時間は、本当に大事。
「供給量を増やすことができない」
「すべての活動において必要」
な時間であるにも関わらず、つい
「あれもやりたい」「これもやりたい」となり、結果的に薄く広く、
中途半端になってしまっていては、
ある意味、時間という資源を、
適切に、最適に使えているとはいえないのではないか、
成果を追い求めたい私としては、
そんなことを感じました。
■アクティブに、色々経験することは、
基本的には視野を広げる良いことである、
私はそう思っています。
が、同時に、
ビジネスパーソンとして
よい高い成果を上げる役割を持ち、
より高い貢献を実現し、それを希求したいと思う身である限り、
ドラッカーが言うように、
【汝の時間を知れ】
ということを、胸に刻んで、
より効果的な一週間を送ることが大切なのであろう、
そのように感じた次第です。
ストイックな考えかもしれませんが
できることは、もっともっとあるはず。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。