「信頼」とは、スピードを上げ、コストを減らすもの
(今日のお話 1990字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
6月は今までになく大型のイベントが多く、
お客様に色々とご紹介をすることにフォーカスしています。
そして、夜はテニススクールと英語学習。
ちなみに、今週末に生まれて初めて、
「TOEIC Speaking&Writing」
なるものを、受けてみることにしました。
大した点がでないのは100も承知ですが、物は試し。
まず今の自分の地点を、
確認したいと思います。
*
さて、本日のお話です。
最近の私のもっぱらのテーマである、
そしてなかなか難しいと感じる
「信頼」
について、思うところを
お伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「フランクリン・プランナー」という
システム手帳があります。
これは「7つの習慣」を実践するためのツールとして
ハンズやLOFTなどの百貨店などで売られており、
世界で1500万人以上が使う手帳として、
知られている有名な手帳の一つ。
その中に、”名言”がところどころ登場するのですが、
6月の名言が胸に刺さりました。
(痛みと共に・・・)
それは、こんな文章でした。
『信頼口座
あなたの人間関係は不渡り状態になっていないだろうか?
他の人々と関係がうまくいくかどうかは、
築きあげた信頼のレベルによって決まる。
自分では信頼口座に預け入れをしていると思っていても、
実際には引き出しばかりで口座は空になっているかもしれない。
人間関係においては些細な事柄も
大きな問題に発展しうることを十分に理解していれば、
信頼口座にもっと気をつけるようになるだろう』
というもの。
■”他の人々と関係がうまくいくかどうかは、
築きあげた信頼のレベルによって決まる”
この言葉を見て、咀嚼した時に、
頭の中で、
”最近、上手くいっていない関係”
に思いをめぐらし、どきりとしました。
これは改めて思いますが、
私たちの悩みが「人間関係」に由来すること、
多いと思うのです。
昨年流行した、アドラー心理学を題材にした、
『嫌われる勇気』(著:岸見一郎、古賀史郎) では、
「全ての悩みは人間関係に由来する」
と語られていました。
そして、人間関係を構成する、
一つの大切な要素が、上記でご紹介した、
『信頼』
である、そのように思ったのです。
■例えば
・ある人とは信頼が築けている
・ある人とは信頼が築けていない
という2つの状態があったとします。
すると、間違いなく、
前者の”信頼し合っている人”と仕事をしたほうが、
「早いし、ストレスもなく、かつ楽しい」
です。
気持ちもハッピーです。
信頼がおける人同士だと、
率直に物事も話せるし、気持ちよくいられる。
仕事もはかどって、居心地もよい。
だから、信頼があり、
良好な人間関係が築けていたとすると、
本人自身も幸せでいられると共に、
何かとテキパキと仕事が進んだり、
無駄なネガティブコミュニケーションが減ります。
つまり、
【信頼とは、スピードを上げて、コストを減らす】
のです。
■当たり前の話ですが、
職場、また家庭、友人間での
”信頼”
というのは、本当に大切。
公私共に、自分自身の幸せにも影響すると共に、
ビジネスシーンでは、その成果にも大きな影響を与えます。
だからこそ、冒頭にお伝えした言葉にあるように、
普段から少しでも、
”「信頼口座」という見えない銀行に、
「信頼貯金」を貯え続けること”
に気をつけ、
信頼を高め続ける努力をし続けること、
これが必要なのでしょう。
■さて、ではどのようにしたら、
”信頼”を高められるのでしょうか?
このことについて語られている、
『スピード・オブ・トラスト』
(著:スティーブン・M・R・コヴィー)
という書籍があります。
この本は、”米国のCEOが選ぶNo1の本(2008年)”
として評価されており、知る人ぞ知る名著。
「信頼を高める方法」について
そのメカニズムを解き明かすと共に、
・『信頼性の4つの核』
・『信頼を高める13の行動』
というように、具体的かつ、
わかりやすい形でまとめています。
ぜひご一読くださいませ。
■そして、この『スピード・オブ・トラスト』、
実は、世界中では研修プログラムとして
導入している企業が増え続けています。
日本でも、このプログラムが新バージョンとして改変され、
来週、披露イベントを行うことになりました。
今日は
「信頼を高めることは大切」、
というお話でした。
そのために
”必要な考え方”、
”知識””スキル”
これらのことを学び、
信頼を高めていける習慣を身に着けたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。