ジャマイカの法則
(今日のお話 1384字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は朝9~12時まで
久しぶりに英語塾へ。
伊勢サミットの話について、
講師より意見を求められ、
ミジンコ・レベルの英語で
冷や汗をかきながら必死で答えておりました。
とはいえ、こういった外圧を感じる環境にいると、
学ぶ意欲がむくむくと起き上がってきます。
頑張ります。
そして、午後からは、
お世話になっている友人でもあり、
お客様先でもあるIさんが、
とあるワークショップをするとのことで、
参加してまいりました。
そこでIさんから聞いた、
「楽しく幸せに生きるコツ」
について、
なるほどな、と思わされるお話がありましたので、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■旅行会社に勤め、海外渡航100回以上。
そしてヨーロッパにて、
雪化粧をしたモンブランの山々を
1週間かけて28山越え、
その高低差2万8000メートル、
そして睡眠時間2時間で300キロ以上を走破するという、
とんでもないトレイルレースを経験したIさん。
2児の父ながら、
非常に明るく、元気で、
やりたい事であふれ、エネルギーに満ち満ちている、
そんな素晴らしい人物です。
■そんな彼が、
「どうしてそんなに楽しそうに、
幸せなオーラを漂わせて生きていられるのか?」
という質問に対して、
”大切にしているとある法則がある”、
と教えてくれました。
その彼の指針になっている法則。
それは、
【ジャマイカの法則】
というものである、とのこと。
さて、ではどういう意味なのか。
少し考えてみてください。
■その答えは、
『じゃあ、まぁ、いっか』(=ジャマイカ)
だから、【ジャマイカの法則】であると。
まあ、いわゆるダジャレです。
地名をかけているところが、
旅行会社らしいと言えばそうですが、
とにもかくにも、ゆるいダジャレですね。
「じゃあ、まあ、いっか」ということで
なんだかフッと気持ちが軽くなる、
そんな呪文のようなものです。
■なんだ、そんなことか、
と思うかもしれません。
しかし、です。
「この考え方は、予想以上にとても大事である」
そう、Iさんは語るのです。
■Iさんは世界中を旅して、
几帳面な日本人の国民性において、
・つい完璧を求めてしまう完璧主義
・100点でなければ許されない
・ミスは許されない
これが強みでもあり、
時に弱みにもなっているのではないか、
と言います。
ある意味、とことん追求していく
その能力と、きめ細やかさは、
世界を見渡しても間違いなくTOPクラス。
だからこそ他の追随を許さない、
日本文化、日本の強みが生まれてきた。
しかし、少し視点を変えてみると、
それがあるがゆえに、
・精神的に疲れてしまう
・自分を追い詰めすぎてしまう
・今という時間を楽しみきれない
そんなことが起こっている可能性も、
否定できない。
これまた一つの事実です。
■特に現代この情報が多く、
忙しい日常の中では、何事もバランス、中庸が大切。
だからこそ、
少し窮屈に考えがち、
日々ちょっと息苦しさを感じる、
などおもう節があれば、
【ジャマイカの法則】
ということで、
「じゃあ、まぁ、いっか」
と言い聞かせてみる。
適当で気楽な国も、世界には多々あるし、
何でもかんでも、100点満点じゃないといけないほうが少数派。
そんなことを考えてみると、
気が楽になり、開放感を感じる、
一つのきっかけになりうるのではないか、
そのように思います。
■「7つの習慣」では、
”パラダイム(ものの見方)が行動をきめ、そして結果を変える”
と言います。
もし、今の自分が望ましくない、
ちょっとストレスフルだ、あまり充実感、
幸福感を感じられないと思うところがあるのなら、
「ジャマイカの法則」を思い出し、
少しリラックスして、気持ちに”あそび”を持たせてあげること、
これまた一つの方法として有効かもしれません。
肩の力を抜いて、
いい感じで適当にやっていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。