フィードバックはチャンピオンの朝食
(今日のお話 1922字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
2016年度の研修で導入いただき、
手上げ式研修、階層研修など、
10開催近くお任せいただく某企業にて、
新しい担当者様と顔合わせなど。
ならびに、朝8:00からは
社内ダイレクトセールスチームのメンバーにて
「7つの習慣 ファシリテート勉強会」
なるものを行ってしました。
当然ながら、何か商品をお勧めするのであれば、
自分自身が実践し、深く知り尽くすことが重要。
そんな「第二領域」(=緊急ではないが、重要な活動)として、
力量を高めるための講師トレーニングをしております。
手前味噌ですが、
私自身、
「7つの習慣SIGNATURE EDITION4.0」
の研修プログラムを知れば知るほど、
「何ともよく出来た、いいプログラムだなあ」
と心から感じ入ってしまいます(笑)
私も自腹で色んな研修にいっていますが、
この研修は世界最高品質であると胸を張ってお伝えできます。
*
さて、本日のお話です。
昨日、
”7つの習慣ワークショップのファシリテート勉強会”
を実施したのですが、
そこで深く感じたことがあります。
それは、
「フィードバックはありがたいなあ」
ということ。
というわけで、本日は
”フィードバックの価値”について、
思うところをご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■皆さんは、最近、
「フィードバック」なるものを、
誰かから受け取られましたでしょうか。
まだ若い方であれば、
先輩、上司からフィードバックをもらう機会が、
多いかと思いますが、
キャリアを積んで、課長、部長、
はたまた役員になられている方には、
なかなか「フィードバックを受ける」という
機会などなくなってくるかと思います。
■そんなフィードバックですが、
リーダーシップの権威である米国の博士、
ケン・ブランチャードはこんな風に表現しています。
Feedback is the breakfast of champions.
【フィードバックはチャンピオンにとっての朝食である。】
と。
私達は、自分の長所や短所を、
意外と自分で見つけることができないものです。
だから、たまにフィードバックの機会があると、
「えーっ!
そんな風に思われていたなんて、
思いもよらなかった(汗)」
となったりします。
私も昨日のファシリテートの練習中、
「この沈黙はよくないかも」と思い、
焦って補足説明をしたところ、
「あそこは黙っておいたほうがよかった」
「考える時間を大事にしたほうが効果的だった」
と口々に言われ、なるほどなあ・・・
と気付かされました。
おそらく、私以外にも、
皆様にもよくある話だと思います。
例えば、部下に良かれと思って
いろんなアドバイスをしていたつもりの部長が、
「部長は意見を押し付ける。わかってくれない」
と思われていたり(汗)
はたまた、
プレゼンでゆっくり喋っていたつもりが、
「君の話は早すぎてわからない」、
と口々に言われたり・・・とか。
■フィードバックは、
多くの気付きを与えてくれるものです。
それはわかるものの、
プラスのフィードバックはありがたいけど、
マイナスの話はちょっと、正直聞きたくない。
そんな声も聞こえたりします。
(私も、研修で、「7つの習慣360°プロフィール」
=上司、本人、部下から「7つの習慣」ができているか、
約50の質問を通じて明らかにするアセスメントです)
なるものをやろうとすると、しばしば嫌がられたりします。)
しかしながら、
たとえマイナスのフィードバックでも、
”嬉しいことを言われたとき以上に、
グサリと胸に突き刺さること”
を言われた方が覚えていたりしますし、
そして、もちろん、
自分でも気付かなかった「強み」について言われた時も、
それが自信になることだってあります。
どちらにせよ、
『誰かの目に晒されること』
(=フィードバックを受けること)
によって、欠点を補ったり、
また長所を伸ばすことができる、
そう思うのです。
すなわち、
「自分をより早く、効率的に成長させてくれる」
そういう意味で、言い換えるのであれば、
Feedback is the breakfast of champions.
【フィードバックはチャンピオンにとっての朝食である。】
ということになるのでしょう。
フィードバックは、
時に厳しいものも含みます。
どう捉えるかで贈り物にも、
傷つける嫌なものにもなるでしょう。
しかし、もし自分をより早く、
スピーディーに成長させようと願うのであれば、
また今よりより良くなろうと願うのであれば、
【フィードバックはチャンピオンにとっての朝食である】
という姿勢で、
積極的にフィードバックを求めにいくことが大切である、
そう思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。