飛び出せ、世界。 起こせ、「メディチ・インパクト」
(今日のお話 1735字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
本日は朝9~12時まで、英語塾へ。
国際団体で働く方や
有名企業で活躍されている方、
とてつもなく意識が高く優秀な大学生など、
多様な人の中で揉まれながら、朝から学びを深めておりました。
改めて思いますが、
年代も、役割も、経験も、
全く違う人の中で話をすると、
多くの発見があると感じます。
今日は、
「知らない世界との交わりのメリット」
について、先日紹介されたとある本から
私が感銘を受けた興味深いお話を
共有させていただきます。
それでは、どうぞ。
■私は色々なイベントや
勉強会に参加するのが趣味、
(というよりライフワーク)になっています。
今回の「英語塾」も、
自分よりもずっと先輩の人も多いですし、
考え方も、見ている世界も全然違います。
だからこそ、
「最近のFacebookの普及についてどう思う?」
「女性活躍について、どう思う?」
というディスカッションをしても、
出てくる意見も、当然ながら違ってきます。
「Facebook?楽しいからいいと思うよ」
と言う人もいれば、
「プライバシーが怖い。情報独占されたら危険だ」
と言う人もいるし、また、
「いや、そもそもアナログの良さを皆忘れている」
と言う人もいれば、はたまた
「SNSくらい使いこなせないと時代についていけない」
と言う人もいるでしょう。
別にどれが正しい、という話はありません。
■ただ思うのが、
「いつものメンバー&いつもカフェ」
で話をしていると、
自分の視野が硬直的になり、
「みんな、こんな風に考えているんだろう」と、
妙な達観と共に、知っているつもりになってしまう、
そんなことが起こりうるのではないか、
とも感じるわけです。
しかし、自分の見方・やり方にこだわり、
「望ましい結果」を生み出し続けるならよいでしょうが、
そうでないならば、
”自分自身で視野を広げて、
自らに革命を起こしていく”
という姿勢が、淘汰激しい現代の世の中では
必要とされているのではないか、
と思うわけです。
では、どうすれば
「新しい見方」や「新しいアイデア」
なるものを生み出せるのでしょうか。
■そのヒントとして、
こんな言葉があるのをご存知でしょうか。
それは、
『メディチ・インパクト』
という言葉。
この言葉の元となった史実に、
このような話が伝えられています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
中世ルネサンスのフィレンツェにおいて、
垣根を越えた様々な芸術が集まっていた。
色々な芸術が専門領域を越えてお互いに影響を与え合うことで、
技術や文化がめざましく発展を遂げた。
そして”ルネサンス”という
歴史的な繁栄を作り出した。
そして、この出来事を、
「メディチ・エフェクト」と呼ぶ
『メディチ・インパクト』より
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■そして、現代において、
この「メディチ・エフェクト」を再現すること、
すなわち、
『メディチ・インパクト』
を起こすことが出来ると言うわけです。
そしてそのポイントが何か、
というと、それが、
【異文化・異分野の枠を越えて接点を見出すこと】
である、というのです。
全く違う人、普段会わない人、
自分と違う意見、趣味、嗜好を持つ人。
違う仕事をしており、
大切にする価値観も仕事の進め方も、
180°異なっている人。
探せば、周りにいくらでもいるはず。
しかしながら、
そういった「異なる人」と普段接しているか、
新しい人や考え方に出会ったか、
そう自らに問うてみると、
意外と出来ていなかった、ということもあるのではないか、
そのように思うのです。
■書籍『メディチ・インパクト』によると、
現代の世の中は、インターネットやSNSの発達、
グローバル化などの環境の変化により、私達は今、
”「メディチ・インパクト」を起こしやすい世界にいる”
(=異文化・異分野の域を超えて接点を見出し、アイデアを生み出しやすい世界)
と言っています。
新しい人と会うこと。
新しい本と出会うこと。
そうやって、自分と違う考え方を、
自分の経験・見方を融合させてみる。
それにより、今までとは違う、
新しいアイデアが生まれ、
より望ましい結果を生み出すことができるかもしれません。
私も自分自身に、
【飛び出せ、世界!起こせ、メディチ・インパクト!】
と自分に言い聞かせて、
自らにも周りにも、変革を起こし続けたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。