enough numberを知る
(今日のお話 1313字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
情報提供に行ったつもりが、
逆に色々と面白い話を聞かせていただき、
たくさんのネタができました。
(N様、ありがとうございました)
学びは本からもそうですが、
人との出会い、人との話から得ることも
本当に多いなとつくづく思う今日この頃。
さて、本日のお話です。
*
私がプライベートで参加している
とある”意識高い系の勉強会”があります。
これはもう趣味なので、
いくつか参加しているのですが、
今回ご紹介するのは「意識高い系」と括ってしまうのは失礼なくらい
実際に「意識が高い」人々の集まり。
(経営者の方、士業の方などなど)
そこで、共感してしたお話がありましたので、
皆様にもご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■誰しもが、
「もっと良くなりたい」
という願望を持っていると思います。
人によって程度の差はありこそすれ、
誰もが持っている感覚ではないでしょうか。
「もっとお金が欲しい」
「もっと休みが欲しい」
「もっと知識が欲しい」
みたいな。
■この感情自体は、
”自分を高めてくれる向上心の源”
にもなりうるので、
悪いものではないと思います。
しかし、意識高く、
その成果を追い求めていくと、
ついハマッてしまうのが、
「もっと、もっと欲しい」
と際限なく、
欲求が高くなることだそうです。
意識高い系の人が、
「年収1000万円を達成した。
でもまだ他に凄い人たくさんいる。
1億稼がなきゃ、本物とはいえない。」
と思ったり、
「まだまだ凄い人、たくさんいる。
自分なんて、対したことないです・・・」
と自分に無価値感を抱いたり。
ある程度満たされているはずでも、
「もっと上がいる」
と、誰かと比べた考えを持ってしまうと、
いつまでたっても満たされることがない。
実際にそんな気持ちを持つ人が、
(特に、意識高い系の人にこそ)
多いそうなのです。
■そんな時に、大切なことがある。
そう、先日の勉強会で聞きました。
それは、
【自分の『enough number』を知ること】
とのこと。
enough number(イナフ・ナンバー)とは、何か。
そのままなのですが、
enough(十分な)、number(数字)。
すなわち、
『自分が”これだけあれば十分”だと思う基準』
をあらわします。
「自分が満たされる基準」を明確に定めることが、
充実した日々を送るために大切なことである、
ということですね。
■今の世の中は、情報があるがゆえ、
つい自分を「比較の世界」のメガネで見てしまうことが、
しばしばあるようです。
「あの人は、私よりもっと凄い」
「あの人と、比べたらまだまだ」
しかし、上に上がいます。
そこと比べても、虚しくなるだけ。
だからこそ、
『自分なりの満たされる基準』
を定めることが大切なのでしょう。
・年収どれくらいあれば満足か、
・どれくらいの家、環境で過ごせたら満足か
・どれくらいの時間の自由があれば嬉しいのか
そんなことを考えてみるのも、
良いのかもしれません。
「7つの習慣」においても、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”
において、
”充実した人生のためには、
『自らの価値観を明確にすること』が重要である”
といいます。
「自分なりの基準」、
すなわち
【自分の『enough number』を知ること】
で、ぶれない軸を定め、
日々充足感を感じて生きていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。