敢えて、ゴジラに踏まれにゆく
(今日のお話 1889文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
今日は午前中9~12時で、
新しく通い始めた「英語塾」に参加してきました。
これまでも英語は勉強してきたものの、
その実、中途半端な状況で、
のらりくらりとやっておりました(恥)
が、ふとしたきっかけで、友人から
「5名の少人数で、1年間かけてみっちり行う英語塾」
という、とある私塾を紹介されました。
そして、今日がその第一回目でした。
先ほど終わったのですが、
初日からボコボコにやられて、
早速心が折れそうになっております。
が、本日はそんな環境の中で感じた、
「自分自身を促成栽培するコツ」
について、思うところがありましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私がこの4月から通い始めた英語塾。
その内容は、
外資系企業で代表なども歴任した、
超優秀なビジネスパーソン(現在70代半ば。経営者など歴任で完全なバイリンガル)
が講師を務めます。
自分の父親より年上の、
人生のはるかに先輩の方が、
「誇りある日本人」
を育て、海外に戦えるように、
というコンセプトと目的をもち、
英語だけでなく、歴史や教養も学ぼう、
というなんとも贅沢な英語塾です。
そんな説明を先日聞いて、
「面白そう!やります!」
と二言返事で参加を決めてしまいましたが、
本日参加し、早くもかなりの危機感を感じてしまいました。
■というのも、この塾、
少人数で1年間みっちり、+土曜日朝から3時間、
という設定に加え、
その内容が、
“難解な経済雑誌『エコノミスト』なるものを読み、
その記事についてディスカッションをする“
というかなりハードなテーマなのでした。
話を聞いたときは、
「まあいいか、なんとかなるっしょ」
的なノリで、参加を決め、
先日、初めて英文雑誌『エコノミスト』を読んでみました。
が、全くわからない。
英文もわからないし、
内容も、よくわからない(汗)
歯が立たないとは、
こういうことを言うのだろう、
わからなさすぎて、寧ろ冷静になり、
一人打ちひしがれておりました。
もしこの状態で、
「Mr、キトウ、この記事についてどう思う?」
と問われても、
「何がわからないのか、わかりません・・・」
と答えることしかできないことが、
容易に想像できる。
そんな状況です。
■しかも、加えていうならば、
参加される方も、かなり優秀な方のよう。
自己紹介を聞いてみると、
「MBAを米国で取得しました」
「海外で10年で働いていました」
みたいなツワモノぞろいです。
私が勝てることといえば、
某ワタミで磨いた、キャベツの千切りのスピードくらいかもしれません。
客観的に考えて、
一般教養も、英語力も、
比較するならば、
”ゴジラ VS ミジンコ(私)”
といっても過言ではない。
そんな環境に、本日参加し、
痛感してきたわけです。
■しかし、一方、強い危機感と
打ちひしがれた感とともに、こうも感じたのです。
『ゴジラ達に揉まれたほうが、
ミジンコ(私)の成長も、促成栽培されるはず』
と。
よく言われますが、
最短距離で上達するには、
『数段上のレベルの人達に混ざること』
が効果的であると言われます。
私の趣味のテニスでも、
また最近妻が始めた囲碁でも、
レベルが高い人と一緒にすると、伸び率が全く違います。
これは、心底そう思います。
その場にいるときは、
ボコボコにやられて、できないことばかりで、
自信喪失、無力感、敗北感など、
悲しき気持ちをたくさん感じるでしょう。(今日の私ですね)
しかしながら、
柔道黒帯の人といつも戦っていれば、
柔道1年目の人と戦ったら余裕に感じるように、
“数段上のレベルの人たち”に混ざっていれば、
自分の力量は確実に底上げされるはず。
■要は何でも捉えよう。
圧倒的なレベル差をどう捉えるか。
自分はまだ早い、と思い、
それなりのレベルでスタートするのか。
また早いと思いながらも、
ゴジラに揉まれて、踏み潰され、
自らをストレッチした環境で修行するのか。
2者を比較した場合、おそらくですが
「無理してでもゴジラに揉まれた」後者のほうが、
なんだかんだ実は、
『自分自身の促成栽培』
という意味では有効なのではないだろうか、
そのように思うのです。
■時間は有限です。
やれることも限られています。
より早く、より高く成長したいと願い、
「自分自身の促成栽培」を求めるのであれば、
【あえて、上のレベルに飛び込んでみる。
あえて、ゴジラに踏み潰されてみる。】
そんな環境に身を置いてみることも、
よいものかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。