人の気分を「晴れ」にできる人
(今日のお話 1350文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
またあんまり体調不良、体調不良と
言いたくないのですが(汗)
とはいえ持病のアトピー悪化により、
”根治療法”を専門とする練馬の皮膚科に、
診療に行ってきました。
そこで、ふと気が付いたのですが、
その医院の看護士さんのいつも代わらず、
物凄く素晴らしい対応で、
少し曇り空だった気分が、
晴れやかになるような感じがしました。
今日は、
「人の気分を晴れにする人」
というテーマで、
思うところをご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■2ヶ月ほど前から、
私が通い始めた皮膚科。
「アトピーの根治療法」について
本を出しており、実績と経験を持つ医師が運営しています。
そんな理由で、病院には、
”ステロイド薬”といわれる薬を断ち、
何とか自力で立ち上がろうとしている患者が、
たくさんいらっしゃいます。
しかし、根治療法には痛みが伴います。
ですから、私が言うのも変ですが、
見ていてツラくなるような症状の人もいるわけです。
じっとしているだけでも、
痒みが襲ってくるわけですから、
これは結構なストレス。
待合室には、
結構気難しそうな顔をした人が
たくさん並んでいます。
■ですから、ある意味、
そんな重症患者の方を相手にする看護師さんも、
同様、結構なストレスがかかっているのではないか、
そのように察します。
ですが、
この医院の看護師さん達。
素晴らしいことに、いつ行っても、
またどんな看護師さんに治療を受けても、
”スペシャルに優しい”
のです。
治療中も、まるで
母のごとき優しさ。
「本当に、根治療法は大変よね。
辛いと思うけど、がんばってね」
「食べ物とか気をつけているんですね。
本当に立派だと思います。私なんて全然できませんよ(苦笑)」
「運動心がけていらっしゃるなんて、
素晴らしいと思います。きっと良くなりますよ」
そうすると、
症状で曇り空になっていた気持ちが、
なんとなく晴れやかになる。
おそらく、これは私だけでなく、
多くの患者が体験しているのではないかと思います。
そして、極めつけは、
隣の処方箋の薬局のお姉さんまで、
圧倒的に親切で優しい。
笑顔も素晴らしく、何だか気分がよくなり、
岐路に着きます。
■さて、こんな話から何が言いたいのか。
それは、
『「気持ちの流れを変える」ことは、
小さな笑顔や優しさで十分』
なのではないか、
ということです。
よく、こういう人がいます。
「あの人が不機嫌だから、私もイライラしちゃった」
「あの店員が無愛想だから腹が立った」
「あの患者が失礼だから、私も雑にしてやった」
というようなイメージの人。
これは、反応的に、
相手から悪影響を受けただけで
何かを生み出しているわけでありません。
でも、私が通っている医院の看護師の方は、
これと逆のことをやっています。
表情が暗い人に、励ましの言葉をかける。
気難しい顔の人に、気遣いを伝える。
無愛想な人に、笑顔と愛嬌をもって接する。
そんな小さな優しさ、気遣いで、
曇り空の人の心を、晴れやかにしました。
やっていることは些細なこと。
でも、これができる人どれくらいいるだろうか、
自分もできているだろうか、
そんなことを考えると、
「いついっても明るい」「いつ行っても元気をもらえる」というのは、
素晴らしいことだと思うのです。
■「7つの習慣」でも、
”第一の習慣 主体的である”人は、
『「流れを変える人」になる』
ことができる、といいます。
相手のネガティブな気持ちや雰囲気に惑わされるのではなく、
逆にポジティブなエネルギーをこちらから発散していける、
そんな人になって行きたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。