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775号 2016年3月29日

人の気分を「晴れ」にできる人

(今日のお話 1350文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

またあんまり体調不良、体調不良と
言いたくないのですが(汗)
とはいえ持病のアトピー悪化により、
”根治療法”を専門とする練馬の皮膚科に、
診療に行ってきました。

そこで、ふと気が付いたのですが、
その医院の看護士さんのいつも代わらず、
物凄く素晴らしい対応で、
少し曇り空だった気分が、
晴れやかになるような感じがしました。

今日は、

「人の気分を晴れにする人」

というテーマで、
思うところをご共有させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。

■2ヶ月ほど前から、
私が通い始めた皮膚科。

「アトピーの根治療法」について
本を出しており、実績と経験を持つ医師が運営しています。

そんな理由で、病院には、
”ステロイド薬”といわれる薬を断ち、
何とか自力で立ち上がろうとしている患者が、
たくさんいらっしゃいます。

しかし、根治療法には痛みが伴います。

ですから、私が言うのも変ですが、
見ていてツラくなるような症状の人もいるわけです。

じっとしているだけでも、
痒みが襲ってくるわけですから、
これは結構なストレス。

待合室には、
結構気難しそうな顔をした人が
たくさん並んでいます。


■ですから、ある意味、

そんな重症患者の方を相手にする看護師さんも、
同様、結構なストレスがかかっているのではないか、

そのように察します。


ですが、
この医院の看護師さん達。

素晴らしいことに、いつ行っても、
またどんな看護師さんに治療を受けても、

”スペシャルに優しい”

のです。

治療中も、まるで
母のごとき優しさ。

「本当に、根治療法は大変よね。
 辛いと思うけど、がんばってね」

「食べ物とか気をつけているんですね。
 本当に立派だと思います。私なんて全然できませんよ(苦笑)」

「運動心がけていらっしゃるなんて、
 素晴らしいと思います。きっと良くなりますよ」


そうすると、
症状で曇り空になっていた気持ちが、
なんとなく晴れやかになる。

おそらく、これは私だけでなく、
多くの患者が体験しているのではないかと思います。

そして、極めつけは、
隣の処方箋の薬局のお姉さんまで、
圧倒的に親切で優しい。

笑顔も素晴らしく、何だか気分がよくなり、
岐路に着きます。


■さて、こんな話から何が言いたいのか。

それは、

『「気持ちの流れを変える」ことは、
 小さな笑顔や優しさで十分』

なのではないか、
ということです。

よく、こういう人がいます。

「あの人が不機嫌だから、私もイライラしちゃった」
「あの店員が無愛想だから腹が立った」
「あの患者が失礼だから、私も雑にしてやった」

というようなイメージの人。

これは、反応的に、
相手から悪影響を受けただけで
何かを生み出しているわけでありません。

でも、私が通っている医院の看護師の方は、
これと逆のことをやっています。

表情が暗い人に、励ましの言葉をかける。

気難しい顔の人に、気遣いを伝える。

無愛想な人に、笑顔と愛嬌をもって接する。

そんな小さな優しさ、気遣いで、
曇り空の人の心を、晴れやかにしました。

やっていることは些細なこと。

でも、これができる人どれくらいいるだろうか、

自分もできているだろうか、

そんなことを考えると、
「いついっても明るい」「いつ行っても元気をもらえる」というのは、
素晴らしいことだと思うのです。


■「7つの習慣」でも、

”第一の習慣 主体的である”人は、

『「流れを変える人」になる』

ことができる、といいます。

相手のネガティブな気持ちや雰囲気に惑わされるのではなく、
逆にポジティブなエネルギーをこちらから発散していける、

そんな人になって行きたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

【本日の名言】 真の意味で僕を豊かにしてくれたのは、
僕が受け取ったものより
多くのものを与えた場合だけでした。

サン=デグジュベリ

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