時間管理の新しい方程式 「凡人×暇人=ロクなことにならない」
(今日のお話 1397文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は朝から妻と囲碁教室へ行き、
その後TOEICを受講し、
そしてトライアスロン出場に向けてジムで1キロ泳いで、
家に帰って『幸せになる勇気』(嫌われる勇気の続編)なる本を読みました。
詰め込むだけ詰め込んでみましたが、
やっぱり、ぼーっとしているよりも充実します。
活動をしているアピールをしておいて、
矛盾しているようですが、元来私は大変な怠け者で、
やることがないと、ぼーっとして、
何をしたかわからない1日を送ることがしばしばありました。
それが、ある中国のことわざを聞いて、
本当にそうだなと胸に刺さり、
行動を変えるようにしました。
今日は、私が行動を変えるに至った名言を紹介するとともに、
「予定を入れまくる効能」
について、思うところを共有したいと思います。
それでは、どうぞ。
■古来中国の言葉に、こんなお話があります。
【小人閑居して不善をなす】。
<意味:
小さい人(凡人)が暇であると、ロクなことをしない。>
だそう。
中国の漢の時代の
五経 「礼記」(古来の聖賢、すなわち昔の偉い人の教え)
にそう書かれていいるくらいですから、
やっぱり人の本質は、
「凡人かつ暇人はロクなことをしない」。
これが、悲しき事実なのかもしれません。
■そして、私はこの言葉を知ったとき、
ハッとさせられました。
これは私のことだな、と。
自分が非凡な人間であればよいですが、
残念ながら、凡人中の凡人。
だからでしょうか。
ちょっと暇ができると、
・だらだらと面白くもないテレビを見たり、
・だらだらとインターネットサーフィンをしたり、
・だらだらと惰眠を繰り返したり、
・だらだらと”ぷよぷよ”(=ゲーム)を延々としたり、
ロクなことをしていませんでした。
そしてその後は
後悔、喪失感、自己嫌悪など、
もやっとした感じが残るのです。
「あれ?俺1日何やってたんだろう」
と。
なのに、性懲りもなく、
つい、やってしまう。
■そして、残念ながら今でもそう。
暇な時間が続くと、
気付くとそうなることを
どこかでわかっています。
でも、そんな「不善」な時間を、
できればなくしたい。
そのために、対抗策として、
『そもそも暇な時間を作らないようにする』
という方法にいたりました。
具体的には、
・土日も予定を朝から入れまくる。
・人と会う。
・イベントに行く。
・読書もカフェでする(惰眠防止)。
みたいなこと。
シンプルですが、
こうやって予定をいれていくと、
やっぱり違うのです。
暇がなくなると、頭が冴え、
逆に時間を大切にできる。
そんな感覚を持つことができます。
■「7つの習慣」でも、時間管理に関する
”第三の習慣 最優先事項を優先する”
において、
「重要でと緊急でもない活動(=第4領域)」に埋没し続けると、
「やる気の喪失」「疲労」「自己嫌悪」などの
感情になってしまう、といいます。
無目的にゲームやテレビに興じ、
安っぽい快楽に耽溺していると、
結果的にだんだんとエネルギーが削がれていくのです。
(もちろん、全部ダメというわけでなく、
やりすぎ、がダメという話ですので、あしからず)
だからこそ、
【凡人が暇人になると、ロクなことにならない】
ということを胸に刻んだ上で、
日々、どのように過ごすのか、
このことを考え続けることが大事なのだと思います。
充実した日々、休日を過ごすために、
あえて「暇」を削っていく、
時間管理における大切なポイントではないか。
そのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。