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760号 2016年3月14日

時間管理の新しい方程式 「凡人×暇人=ロクなことにならない」

(今日のお話 1397文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は朝から妻と囲碁教室へ行き、
その後TOEICを受講し、
そしてトライアスロン出場に向けてジムで1キロ泳いで、
家に帰って『幸せになる勇気』(嫌われる勇気の続編)なる本を読みました。

詰め込むだけ詰め込んでみましたが、
やっぱり、ぼーっとしているよりも充実します。

活動をしているアピールをしておいて、
矛盾しているようですが、元来私は大変な怠け者で、
やることがないと、ぼーっとして、
何をしたかわからない1日を送ることがしばしばありました。

それが、ある中国のことわざを聞いて、
本当にそうだなと胸に刺さり、
行動を変えるようにしました。

今日は、私が行動を変えるに至った名言を紹介するとともに、

「予定を入れまくる効能」

について、思うところを共有したいと思います。

それでは、どうぞ。

■古来中国の言葉に、こんなお話があります。

【小人閑居して不善をなす】。

<意味:
 小さい人(凡人)が暇であると、ロクなことをしない。>

だそう。

中国の漢の時代の
五経 「礼記」(古来の聖賢、すなわち昔の偉い人の教え)
にそう書かれていいるくらいですから、

やっぱり人の本質は、

「凡人かつ暇人はロクなことをしない」。

これが、悲しき事実なのかもしれません。


■そして、私はこの言葉を知ったとき、
ハッとさせられました。

これは私のことだな、と。

自分が非凡な人間であればよいですが、
残念ながら、凡人中の凡人。

だからでしょうか。

ちょっと暇ができると、

・だらだらと面白くもないテレビを見たり、
・だらだらとインターネットサーフィンをしたり、
・だらだらと惰眠を繰り返したり、
・だらだらと”ぷよぷよ”(=ゲーム)を延々としたり、

ロクなことをしていませんでした。

そしてその後は
後悔、喪失感、自己嫌悪など、
もやっとした感じが残るのです。

「あれ?俺1日何やってたんだろう」
と。

なのに、性懲りもなく、
つい、やってしまう。


■そして、残念ながら今でもそう。

暇な時間が続くと、
気付くとそうなることを
どこかでわかっています。

でも、そんな「不善」な時間を、
できればなくしたい。

そのために、対抗策として、

『そもそも暇な時間を作らないようにする』

という方法にいたりました。

具体的には、

・土日も予定を朝から入れまくる。
・人と会う。
・イベントに行く。
・読書もカフェでする(惰眠防止)。

みたいなこと。

シンプルですが、
こうやって予定をいれていくと、
やっぱり違うのです。

暇がなくなると、頭が冴え、
逆に時間を大切にできる。

そんな感覚を持つことができます。


■「7つの習慣」でも、時間管理に関する
”第三の習慣 最優先事項を優先する”
において、

「重要でと緊急でもない活動(=第4領域)」に埋没し続けると、

「やる気の喪失」「疲労」「自己嫌悪」などの
感情になってしまう、といいます。

無目的にゲームやテレビに興じ、
安っぽい快楽に耽溺していると、
結果的にだんだんとエネルギーが削がれていくのです。
(もちろん、全部ダメというわけでなく、
 やりすぎ、がダメという話ですので、あしからず)

だからこそ、

【凡人が暇人になると、ロクなことにならない】

ということを胸に刻んだ上で、
日々、どのように過ごすのか、

このことを考え続けることが大事なのだと思います。

充実した日々、休日を過ごすために、
あえて「暇」を削っていく、
時間管理における大切なポイントではないか。

そのように思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 一時間の浪費を何とも思わない人は、
まだ人生の価値を何も見つけていない。

チャールズ・ダーヴィン

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