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755号 2016年3月9日

ゾンビ力を鍛える

(今日のお話 1510文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。

4月に行う新人研修「ディスカバリー」について、
2社様と打ち合わせでした。

そして夜は、ご縁があって、
かの有名な勝間和代さんと、友人、
そして妻を含めて、数名でカラオケに行きました。

「世界で最も影響を与えた50人の女性」
にも選ばれた勝間さん。

ですが、実際お会いしてみると、
びっくりするくらい気さくで楽しい方で、
globeをデュエットさせていただきました(笑)

いやはや、実際に会ってみないとわからないもの。
本当に楽しい会でした。



さて、本日のお話です。

今日は、

「失敗を恐れない」

というテーマでお話をしたいと思います。

それでは、早速どうぞ。

■新入社員研修シーズンということで、
お客様とディスカッションをします。

そこで、「今年の新入社員に求めることは?」
というようなテーマで話し合うことが多いのです。

そんな中、
”新入社員に身につけてほしい姿勢”で、
いつも上位に上がる話の一つが、

『”失敗を恐れない姿勢”を学んで欲しい』

というもの。

確かにその通りですよね。

きっと多くの会社様も、
同じようなことを新入社員、否、新入社員だけでなく、
多くの方に求めるものではないでしょうか。


■しかしながら、
「失敗」はなんだかんだで怖いものだったりします。

それは、いくつになっても変わらないし、
経験をつんでも、「失敗?どんとこい!」みたいな人は、
どちらかというと少数なような気もします。

しかしながら、

「失敗したら、何か言われるかも」
「ヘマをしたら、上司に怒られる」
「提案したことが上手くいかなかったら、時間が無駄になる」

そんなことを考えて、

橋を渡ろうか渡るまいか、
バンジージャンプで跳ぼうか跳ぶまいか躊躇するごとく、
行動をせずにモジモジしていたら、
それこそタイミングを失ってしまうでしょう。

そして、
失敗はしないけれども、成功もしない、
と言う状態になり、

ひいては、言われたことに従うだけの、
従順な羊になってしまうかもしれません。


■では、そんな状況で、
私たちはどんな心構えをもっておけばよいのか。

それは、一言で言えば、

【ゾンビ力を鍛える】

ことでないかと思うのです。

ちょっと良くわからないので、
少し補足させていただきますと、

要は失敗を、ただの失敗でなく、
「失敗をプロセスと捉える」ということ。

エジソンは、こんな名言を残しています。

『私は失敗したことがない。
 ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。』
 - トーマス・エジソン -

すなわち、

”「成功」にいたるためのプロセスが、
 1万回の失敗である”

という考え方ですね。


■同様に、私たちのビジネスも、
「今日のプレゼン」とか「今回のプロジェクト」、
1回で終わるものではありません。

1年、3年、5年、10年、20年と、
長く続いていくものです。

だから、今回の1回の失敗も、
成功にいたるプロセスと考えることだって、
きっとできるはず。

普通に考えたら、何度も失敗したら、

心が折れそうになり、
あきらめたくなったり、
不安になり、進んでよいのか迷ったり、
チャレンジする意欲を失う、

ということになるかもしれない。

しかしながら、エジソンが言うように、
あきらめなければ、失敗ではないわけです。

だからこそ、打ちのめされ、
倒され、時に命を落としてでも復活する、

不死鳥のような復活力、すなわち、

【ゾンビ力を鍛える】

ということが、未知の世界に飛び込み、
チャレンジをしていく人にとって、
ものすごく大切な姿勢ではないか、

そのように思う次第です。

何かチャレンジするときは、

「私はゾンビ。何度でも立ち上がる」

と唱え、自らに言い聞かせ、
何度も何度も壁にぶつかっていく姿勢を、
忘れないようにしたいものですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 100回叩くと壊れる壁があったとする。
でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、
90回まで来ていても途中であきらめてしまう。

松岡修造

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