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748号 2016年3月2日

未知の世界へは、しかるべき”水先案内人”を同伴する

(今日のお話 1815文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
ならびに社内にて電話や資料作成等。

また最近、朝のさわやかな時間に、
体調を崩しただの、アトピーの根治療法だの
”病気治療系”の話題が多く、
色々な方からお気遣いのお言葉をいただきました。

本当にありがとうございます。
(そして基本元気ですので、ご心配は不要でございます)

とはいえ、昨日
”アトピーの根治療法”について
お伝えしたところ、

結構な反響がございましたので、
今日も私の持病ネタより、
引き続き気付きをお伝えしたいと思います。

テーマは、

「しかるべき”水先案内人”の同伴する」。

それでは、どうぞ。

■私はアトピー歴15年。

そして色々調べた結果、
「短期的な改善でなく、長期的な完治をさせたい」
と強く思い、”根治療法”を目指そう、
と決めたのが2週間前でした。

さて、この”根治”とはいうものの、
具体的に何をすればよいのか。

この”根治”を試みるためには、

「断薬」

という選択が必要になります。

すなわち、今まで炎症を抑えていた
”ステロイド治療薬”を完全に断つのです。

そしていつもお風呂上りや朝つけていた、
保湿剤なるものも、完全に断ちます。

すると、どうなるか。
「リバウンド」と呼ばれる状態が、
ほぼ確実に起こる。

データではこのステロイド離脱をしようとした、
アトピー患者の約90%にリバウンドが起こります。

これは、今まで抑えていた症状が
一気に噴き出してくるという、
非常に辛い期間が始まります。

このリバウンドは、
専門家によって意見が違いますが、
ある医師によれば2~4週間で
谷底を転がり落ちるように症状が悪化し、

その谷底の時期がしばらく続き
(患者によって数ヶ月~数年間)、

その後、次第に症状が和らいでいく。

この「谷底転落期間」の先が見えないため、
多くのアトピー患者が、”根治”のチャレンジを試みるものの、
どこまで転がり落ちるのか不安になり、
結局続けられなくなる・・・

こんなことが多々起こっているといわれています。


■そして、私もその話は
書籍やインターネットで調べ知っていました。

だから、もし転がり落ちるのであれば、

『”谷底への転がり落ち方”が正しいのかどうか、
 少なくとも、多くの症例、治療に携わってきた
 経験豊かなプロの元で転がり落ちたい』

と思ったわけです。

そうして、色々と書籍を読んだり、
調べたりして、たどり着いたのが、

『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』
(藤沢重樹/皮膚科医)

という本でした。

この藤澤医師は、
1万人の患者を診てきた、と書籍で語っており、
「確実に直せる」といっていました。

この方が100%正しい方はわかりませんが、
納得できることを書いてありましたので、
約2週間前に、この方の病院が都内にあると知り、

「根治療法をお願いしたい」

という話をしてきたわけです。


■さて、私の病歴を赤裸々に告知しておりますが、
ここから何がお伝えしたいのか。

それは、

『何か知らないことに挑戦するのであれば、
 既に経験した人に、”水先案内人”をお願いすること』

が、何かを乗り越えたり、何かを達成したり、
はたまた自分を変えたりするために、

非常に大切なポイントなのではないだろうか、

そのように強く思うのです。

(※水先案内人(みずさきあんないにん)とは、
 水先人,パイロットともいう。
 船舶が港湾,河川などの狭い水路を通航するとき,
 その船に乗込んで安全に運航するように導く案内人。)

未知の世界に自分が踏み出すとき、
予想もしないことが訪れたりします。

私の持病の根治にいたるプロセスでも、
「一体いつまでこの時期が続くのだろうか・・・」
と思うこともあるでしょう。

そのときに、
「このプロセスで間違っていない、正しい道を歩んでいる」
という太鼓判をもらえるだけで、力をもらえるはず。

はたまた、経営者が先輩経営者に指示を仰ぐ、
というのも同様の話でしょう。

既に経験した師匠、師範、師範代がそばで、
「この方向に進むと失敗する」
「この方向にいけば、問題ない」
とアドバイスをくれることで、進むべき足取りも、
よりしっかりしたものになりうるのだと思います。


■一時的な急転落のプロセスであれ(→私)、
自分をより高める挑戦である急上昇のプロセスであれ、

未知なる世界に飛び出すときは、
予想もしないアクシデントで進む力を失うリスクもあります。

だからこそ、

【未知の世界へは、しかるべき”水先案内人”を同伴する】

ことが大事なのではないだろうか、

そのように思った次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 人生は一人じゃない。
二人三脚で走らねばならんこともある。

手塚治虫

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