未知の世界へは、しかるべき”水先案内人”を同伴する
(今日のお話 1815文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
ならびに社内にて電話や資料作成等。
また最近、朝のさわやかな時間に、
体調を崩しただの、アトピーの根治療法だの
”病気治療系”の話題が多く、
色々な方からお気遣いのお言葉をいただきました。
本当にありがとうございます。
(そして基本元気ですので、ご心配は不要でございます)
とはいえ、昨日
”アトピーの根治療法”について
お伝えしたところ、
結構な反響がございましたので、
今日も私の持病ネタより、
引き続き気付きをお伝えしたいと思います。
テーマは、
「しかるべき”水先案内人”の同伴する」。
それでは、どうぞ。
■私はアトピー歴15年。
そして色々調べた結果、
「短期的な改善でなく、長期的な完治をさせたい」
と強く思い、”根治療法”を目指そう、
と決めたのが2週間前でした。
さて、この”根治”とはいうものの、
具体的に何をすればよいのか。
この”根治”を試みるためには、
「断薬」
という選択が必要になります。
すなわち、今まで炎症を抑えていた
”ステロイド治療薬”を完全に断つのです。
そしていつもお風呂上りや朝つけていた、
保湿剤なるものも、完全に断ちます。
すると、どうなるか。
「リバウンド」と呼ばれる状態が、
ほぼ確実に起こる。
データではこのステロイド離脱をしようとした、
アトピー患者の約90%にリバウンドが起こります。
これは、今まで抑えていた症状が
一気に噴き出してくるという、
非常に辛い期間が始まります。
このリバウンドは、
専門家によって意見が違いますが、
ある医師によれば2~4週間で
谷底を転がり落ちるように症状が悪化し、
その谷底の時期がしばらく続き
(患者によって数ヶ月~数年間)、
その後、次第に症状が和らいでいく。
この「谷底転落期間」の先が見えないため、
多くのアトピー患者が、”根治”のチャレンジを試みるものの、
どこまで転がり落ちるのか不安になり、
結局続けられなくなる・・・
こんなことが多々起こっているといわれています。
■そして、私もその話は
書籍やインターネットで調べ知っていました。
だから、もし転がり落ちるのであれば、
『”谷底への転がり落ち方”が正しいのかどうか、
少なくとも、多くの症例、治療に携わってきた
経験豊かなプロの元で転がり落ちたい』
と思ったわけです。
そうして、色々と書籍を読んだり、
調べたりして、たどり着いたのが、
『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』
(藤沢重樹/皮膚科医)
という本でした。
この藤澤医師は、
1万人の患者を診てきた、と書籍で語っており、
「確実に直せる」といっていました。
この方が100%正しい方はわかりませんが、
納得できることを書いてありましたので、
約2週間前に、この方の病院が都内にあると知り、
「根治療法をお願いしたい」
という話をしてきたわけです。
■さて、私の病歴を赤裸々に告知しておりますが、
ここから何がお伝えしたいのか。
それは、
『何か知らないことに挑戦するのであれば、
既に経験した人に、”水先案内人”をお願いすること』
が、何かを乗り越えたり、何かを達成したり、
はたまた自分を変えたりするために、
非常に大切なポイントなのではないだろうか、
そのように強く思うのです。
(※水先案内人(みずさきあんないにん)とは、
水先人,パイロットともいう。
船舶が港湾,河川などの狭い水路を通航するとき,
その船に乗込んで安全に運航するように導く案内人。)
未知の世界に自分が踏み出すとき、
予想もしないことが訪れたりします。
私の持病の根治にいたるプロセスでも、
「一体いつまでこの時期が続くのだろうか・・・」
と思うこともあるでしょう。
そのときに、
「このプロセスで間違っていない、正しい道を歩んでいる」
という太鼓判をもらえるだけで、力をもらえるはず。
はたまた、経営者が先輩経営者に指示を仰ぐ、
というのも同様の話でしょう。
既に経験した師匠、師範、師範代がそばで、
「この方向に進むと失敗する」
「この方向にいけば、問題ない」
とアドバイスをくれることで、進むべき足取りも、
よりしっかりしたものになりうるのだと思います。
■一時的な急転落のプロセスであれ(→私)、
自分をより高める挑戦である急上昇のプロセスであれ、
未知なる世界に飛び出すときは、
予想もしないアクシデントで進む力を失うリスクもあります。
だからこそ、
【未知の世界へは、しかるべき”水先案内人”を同伴する】
ことが大事なのではないだろうか、
そのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。