良く効く「100日プロジェクト」
(今日のお話 1554文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
600名程度の某IT企業様が、
「7つの習慣研修」を全社展開していくことが決まり、
社長様と今後の方向性について打ち合わせをいたしました。
何でもそうだと思いますが、
”マニュアル通りにやること”だけの仕事は、
今後どんどん淘汰されていきます。
人がいるからこそ伝えられる付加価値、例えば、
「相手の真のニーズを考える」
「そのためにプラスαの行動をする」など、
自ら主体的に出来る人こそ、これからの時代求められ、
生き残っていくことが出来るのだと思います。
改めて”人間力”の大切さを感じた次第。
(A社の皆様、これからよろしくお願いいたします!
成果を出すまで、伴走させて頂きます)
*
さて、本日のお話です。
新しいことを習慣にするためには、
「100日続けること」
を一つの目標にすること、
それが脳のプログラムが書き変わるまでの時間である、
と言われることがあります。
今日は、このお話に関連して、
『習慣化のコツ』
について、思うところを、
ご共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「100日プロジェクト」。
私がメルマガを始めたきっかけも、
思えばこんな呼び名でスタートしました。
”まずは100日間連続で
日々の省察(反省)について書き記す”
ある仲間と、こんなちょっと変わった決めごとにして、
「変わりたいけど変われない」という自分に対して、
強制力を持たせるメルマガが始まりました。
「100日」というのは、とてもいい期間です。
約3か月ちょっと。
以前私が働いていたリクルート関連の会社でも、
”四半期決算(約100日後)に向かって営業活動をする”
というのが仕組み化されていました。
長すぎず、短すぎもしない。
1年だと、中だるみしそうだけど、
3か月だと先が見えるので、
良い意味で、気も抜きづらいです。
■「100日続けること」のメリットの一つ、
それが
『”カウント”が始まること』
だと思います。
例えば、100日間ブログを書く、
を目標にするとします。
すると、
ブログを書いた。1日目。
次の日もブログを書いた。2日目。
その次の日もブログを書いた。3日目。
そのまた次の日もブログを書いた。4日目。
更にそのまた次の日もブログを書いた。5日目。
まだまだ続けて次の日もブログを書いた。6日目。
これを続ける度に”カウントアップ”を記録していくと、
1日、2日、3日、4日・・・10日、とドンドン数字が増えていきます。
すると、
「何だかオレ(私)、頑張っている感」
が、だんだんと高まってきます。
同時に、あと95、94、93日、92日と、
逆にカウントダウンをすれば、
目標に対して近づいていることも実感できる。
最初はキツいときもあるのですが、
慣れてきて、80日、90日と続けると、
それが普通になってきます。
そして、歩いてきた道のりを振り返ると、
長い足跡が連なっている。
日記ならば、自分が書いてきた80、90日に渡る、
膨大な文章量が積み重なっている光景を目にするのです。
すると、「自分はやってきたんだな」という実績が自信となり、
不思議なものですが、
”やればやるほど、もっと続けたくなる”
”やればやるほど、ドーパミン放出”
というキモチいい確変状態に入っていきます。
(私は今日で743号ですが、毎日号数を足すたびに、
ちょっとしたキモチよさを感じています)
■こんなことを考えると、
「よし、今日からは日記を始めよう!」
「今日からランニングをしよう!」
「今日から英語をしよう!」
と思ったときの一つのポイントになるように思うのです。
やる気は誰にでも多かれ少なかれ、起ります。
でも、せっかく起ったそんな気持ちを
出来るだけ長持ちさせるためには、「工夫」が必要なのです。
そして、その一つの方法が、
【100日プロジェクト】
というような、
続けた日数、重ねた回数を記録し、
自分に精神的なご褒美を与えてあげること、
そのように強く思うのです。
■人は物凄い意志がない限り、
小さな成功体験、
小さな達成感、
小さな日々の充実感、
がなければ、行動することができません。
「7つの習慣」でも、
『“習慣”にするのは、ロケットが大気圏を突破するほどのエネルギーがいる』
とお伝えしているように、
大変なパワーがいる習慣化です。
だからこそ、
自分を褒め、行動を続けやすい仕組みを工夫し、
活用していきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。