「ポテトもご一緒にいかがですか?」的スタンスで、人生を切り拓く
(今日のお話 1903文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、西東京市にてゴルフ。
途中から雨が降ってきて、
雨の中のゴルフという初めての体験。
寒かったものの、それはそれで楽しく
有意義な時間でございました。
(スコアはさておき、汗)
また今日は朝6時から友人宅にて、
生まれて初めての「囲碁」体験。
そしてその後は『嫌われる勇気』×『7つの習慣』の
コラボレーション・セミナーの運営手伝いでした。
これからは体力補填のために、
ちょっと早いですが、寝ることにします。
*
さて、本日のお話です。
最近、思うことが
”とりあえず言ってみる”
という姿勢の大切さ。
物凄くシンプルな、
「とりあえず言う」という行為。
しかし、これだけで自身の可能性が
想像以上に大きく広がるのではないか、
そんなことを最近ひしひしと感じています。
今日は、このテーマについて、
思うところを、ご共有させて頂ければと思います。
それでは、どうぞ。
■某ファーストフード店に行った時の出来事。
ハンバーガ(150円)だけを注文し、
「以上で」と私がさらりと言ったとき。
店員さんは、返す刀で
爽やかに笑顔と共に、こう言いました。
「ドリンクもご一緒にいかがですか?」
「ポテトもおすすめです」
私「じゃあ、ウーロン茶(S)下さい」
「何となく喉も渇いていたしなあ」と、
ふと思った私は、つい頼んでしまいました。
最初は別に頼むつもりはなかったけど、
提案をきっかけに追加注文をしてしまう、
この種の手法に、私はよくひっかかります。
(とかいうと、失礼ですが)
■ちなみに、この
「ドリンクも一緒にいかがですか?」
「ポテトもご一緒にいかがですか?」
という一言は、某ファーストフード店での、
「マニュアルの一つ」として、始まったそう。
非常にシンプルですが、侮るなかれ。
この「〇〇もご一緒にいかがですか?」の一言によって、
なんと売り上げが3割も伸びた、
そう言われるほど
大きな影響力があったそうです。
■そして、ここで思うのです。
この「ポテトはどうですか?」というような、
『追加の提案を、とりあえず言ってみる姿勢』
が生み出す力は、
予想以上に破壊力があることではないだろうか、
と。
ファーストフード店であれば、
”売上”が一つの目標です。
そして、その目標を果たしたい。
だからこそ、
ハンバーガー1個(150円)だけを買ったお客様に対しても、
表面では「ありがとうございました~!」と言うものの
正直なところ内心では、
(もうちょっと買ってくれたらいいのになぁ、、、)
と思っていたりするのでしょう。
しかし、そう思った際に、すかさず
「ドリンクはどうですか?」
「ポテトもおいしいですよ。いかがですか?」
と言ってみることで、
お客様が「じゃあ買おうか」と変わることは、
大いにあるわけです。
しかも、こちらからは強要しているわけではない。
相手に選択肢を与え、選んでもらっているだけ。
伝えることは何も悪いことではないわけです。
しかも、『とりあえず言ってみること』で
実際に売上が伸び、目標に近づけたのです。
こんなに素晴らしいことは、
ないのではないだろうか、そうとも捉えられるわけです。
■そして、同時に思うのです。
”このことは「私たちの人生」にも、
同じことが言えるのではないだろうか”
そのように感じたのです。
「何かしたい」「何かを得たい」、
「このお願いきいてほしい」、
そんなことを内心思っているとします。
でも、
「こんなこと言ったら失礼かもな」
「失敗したらどうしよう」
「断られるかもしれない」
そう思って何も言わないこと、
しばしばあるのではないでしょうか。
ですが、そう思って言わなければ、
ゼロのまま。何も起こりません。
でも、本当は相手も、言われてみたら
「ドリンクやポテトも食べてもいいかもな」というように、
他の提案も提示されたら(つまりお願い事をされたら)
「別にOKだよ」となることもあるはず。
他の選択肢もあり、と思っていたとしても、
その選択肢をこちらから提示しなければ、
相手の意識に上がることはなく、こちらの想いすら、
なかったものとして過ぎ去っていきます。
だとすると、
承諾or拒否の選択権は、
もちろん相手に委ねられてはいるものの、
『とりあえず言ってみる』
という行為は、可能性を拡げるとう意味を持つだけで、
十分に価値があることではないだろうか、
そのように思うのです。
■相手の気持ちはコントロールできません。
でも「自分が何をするか」は選ぶことができます。
「7つの習慣」でも
”第一の習慣 主体的である”という習慣にといて
『影響の輪に集中する』
ということを提唱しています。
これは、
”自分が影響を与えられることに
意識と行動を集中させよう”
ということです。
すなわち、「ポテトはどうですか?」と
『とりあえず言ってみること』を意味します。
もし「自分が何かをしたい」と
思っていることがあるのであれば、
断られる前提としてでも、勇気をもって、
『とりあえず言ってみる』。
このことで、私たちの可能性は、
何倍にも大きくなっていくだろう、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。