朝5:00まで語り合う気概
(今日のお話 1339文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
また午後からは某飲食チェーン店での
「7つの習慣」講演会でした。
短い時間でしたが、店長の皆様も、
普段考えないような気付きがあったようで、
嬉しく思います。
(K会長、K社長、M様、
ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
最近、個人的な話で
少し揉め事(というのは大げさですが、、、)があり、
「コミュニケーションって難しいなあ」
としみじみ感じておりました。
そんな中、
「日本で一番大切にしたい会社」に選ばれた
日本レーザーの近藤社長がいっていた、
”社員に、経営方針をわかってもらう方法”
をふと思い出しました。
今日は、近藤社長のお話を引用しながら、
”コミュニケーション”について
思うところを共有したいと思います。
それでは、どうぞ。
■M&A。
経営方針の転換による減給。
または当人にとって不本意な異動。
経営者には、こういった
「望ましくないこと」
「嫌われるかもしれないこと」
をどうしても迫らないといけない時がある、
こんなお話を日本レーザーの近藤社長はされていました。
致し方ない、しかし、
社員にとっては受け入れがたいことを伝える時。
そんなとき、
どうやって納得してもらうか。
否、納得してもらえなくとも、
どのように理解をしてもらうのか。
そのポイントを、社長は、
このような内容を話されておられました。
『朝5:00まで話す気で、臨むこと。
そうすれば、大体なんとかなるものです。』
■ちょっと乱暴に聞こえるかもしれません。
でも、この話には
「コミュニケーションにおいて大切なスタンス」
が含まれているのではないだろうか、
そのようにも思うのです。
私たち現代人は、多くの場合、
やることがたくさんあります。
仕事も、次から次へと降ってくるし、
やらなければ溜まっていく。
だから、相談案件や揉め事も、
出来るだけ早く終わらせたい。
(と、私もよく思ってしまいます)
しかし、このお話を聞いて、
ふと思ったのです。
『朝5:00まで、相手と膝を突き合わせ、
徹底的に言い分を聞き、
またこちらの言い分を伝えようという姿勢』
で人に対峙すること、
どれくらいあっただろうか、
と。
人との間で揉め事や衝突が起ってしまうと
ああ、早く終わらせたい。
ちょっとめんどうくさい。
そう思ってしまいがちかもしれません。
でもそういう気持ちは、
やっぱりどこかで伝わってしまうのでしょう。
しかし、今抱えているものを全て捨てて、
その人との話だけに集中し、
”朝までも語り合う気概”で、
覚悟を持って対峙したとしたら。
きっと、深い深い部分まで
相手の言い分も聞くことが出来て、
そしてこちらの意見も伝えることができるのではないか、
先述の社長の一言を聞き、
そのように思ったのです。
■「7つの習慣」では、
コミュニケーションの習慣として、
こんな習慣があります。
”第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”
言うのは簡単ですが、
実際やるとすると大変。
そしてこれを行うには、
「自分を律する」(=自立)が出来ていないと、
とてもではないですができないのでしょう。
プライベートでも仕事でも、
相手と向き合う時、
どんな覚悟、気概を持ち、
向き合っているのだろうか。
こんなことを自分自身に、
反省と共に問いかけた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。