「事象の地平線」を、踏み越えてはならない
(今日のお話 1789文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は会社の懇親会がありました。
最近新しいメンバーが増えており、
その歓迎会も含めて、久しぶりの大人数の飲み会でした。
私たちの会社は、そんなに頻繁に飲みに行く、
という雰囲気でもないので、逆に新鮮で楽しく、
飲み過ぎてしまいました。
そして朝からお酒の残る体でテニス。
(ヘロヘロでしたが・・・汗)
何事もほどほどが大事だと思った土曜日。
さて、本日のお話です。
今日のテーマは、
”悪習慣を断ち切る工夫”
について。
それでは、どうぞ。
■休日にダラダラすること。
時には良い癒しの効果にもなりますが、
一方で非常にリスクが高い行動でもあると感じます。
例えば、
金曜日の飲み会で張り切って飲み過ぎて、
土曜日まで引きずってしまう。
平日に頑張りすぎて、疲れてしまい
土曜日のお昼過ぎまで寝てしまう。
何となくやる気がしなくて、
家でテレビを見ながらゴロゴロして、
倦怠感を感じながらも、ふと気が付けば夕方。
「ああ、もう外が暗くなっている・・・
今日自分は何をしたんだろう。?」
そんな自分を客観的に見つめ、
なんだか空しい気持ちになる。
こんなこと、ありませんでしょうか。
(私は昔、こんな過ごし方ばかりしていました汗)
■人によると思いますが、
往々にして向上心を持っていたり、
充実した日々を過ごしたいと願っている人にとって、
「意味もなく、ダラダラとすること」
は、自尊心を毀損する、
悪習慣になり得ると感じます。
加えて恐ろしいのが、
”こういったダラダラ活動は、
なかなか抜け出せずに、習慣化しやすい”
ということ。
「ああ、もう昼だ、でももうちょっと寝よう」
「今日ダラダラしすぎたから、夜は頑張ろう!」
(そして夜更かしして、次の日も、昼過ぎに起きる。)
「今週こそは、と思っていたのに、またダラダラしてしまった。」
みたいなイメージ。
底なし沼に沈んでいくように、
はたまたブラックホールに吸い込まれていくように、
ずぶずぶと気持ちも沈んでいってしまう。
ダラダラすること、
ゴロゴロすること、
それには自尊心を毀損する”悪習慣”を常態化してしまう
そんなリスクを含む、そう思うのです。
■ちなみに、
”ブラックホール”という例えを出しましたが、
ブラックホールには、
『事象の地平性』というものがあります。
(少し回り道しますが、お付き合い下さい)
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<ブラックホールの『事象の地平線』> Wikipediaより
周囲は非常に強い重力によって時空が著しくゆがめられ、
ある半径より内側では脱出速度が光速を超えてしまう。
この半径をシュヴァルツシルト半径、
この半径を持つ球面を事象の地平面(シュヴァルツシルト面)と呼ぶ。
この中からは光であっても、外に出てくることはできない。
~~~~~~~~
とのこと。
すなわち、平たく言うと、
”『事象の地平線』を超えると、
どんなものも、光さえも、外に出てこられなくなる (= ずぶずぶと沈み続ける(!))”
ということですね。
あくまで雰囲気ですが、上記でお伝えしたような
”ダラダラ、ゴロゴロしすぎて
ずぶずぶと気持ちが沈んでいくような悪習慣”
は、まさしくこんなイメージではないかと。
そして、これらの悪習慣は
自らで工夫をしたり、断ち切ろうとしなければ、
まさに”ブラックホールの『事象の地平線』”を越え、
吸い込まれ続けるような、
悲惨な状態になってしまいかねない、
大げさかもしれませんが、
そのように思うわけです。
■だからこそ、ダラダラ、ゴロゴロを含め、
”自らを沈め、陥れるような悪習慣を
変えていく仕組み”
を設けることは、非常に重要だと言えるでしょう。
そして、そのための方法として、
効果的な方法の一つが、
【1日1回、省察する】
(自分自身をかえりみて、そのよしあしを考えること。)
こと。
これに付きます。
私も、メールマガジンという形で、
自己の反省・省察を、恥ずかしげもなく、
皆様に共有しているわけですが、
こういった仕組みを設けると、
自分の”悪習慣”にフィルターをかけ、
改善する仕組みになると、強く実感しています。
もちろんメルマガである必要はなく、
これは「日記」でも、「手帳」でも、「ブログ」でもなんでも構いません。
ただ、良い日も悪い日も、
自らを振り返り、これはよかったのかどうか、
どうしたらベターだったのか、
これを考えることが大事なのです。
もし、自分を沈めるような悪習慣、
『事象の地平線』に皆様を引き込もうとするような悪習慣、
自分にもあるなあ・・・と思うところがあれば、強くお勧めいたします。
100日やれば、100%効果が実感できます。
(本当です)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。