「やることリスト」は、生ゴミのように腐敗する
(今日のお話 1830文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
また夕方からは2月12日(金)に行う
メルマガ交流会の企画を考えておりました。
せっかく皆様の貴重な時間を頂くので、
ただの表面的な交流でなく、人と深く繋がることが出来たり、
「学び」という観点でも刺激を与え合える内容にする予定です。
人との出会いや繋がりで、
皆さまの影響力が拡大することをお手伝いできればと思います。
(ご参加頂ける方、当日は何卒よろしくお願いいたします!)
■さて、本日のお話です。
最近、行動量を増やしているおかげで、
ありがたいことに”やるべきタスク”が、
公私共に増えてきております。
もちろん先順位をつけて、
”タスク”を潰していくのですが、
時には倒しきれず、手帳に残ってしまう事もしばしば。
今日は、そんな、
「タスクリストを放置する害悪」
について思うところを、
皆さまに共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「やらないといけない、でも出来ていない」
こんな状態、皆さまにもありませんでしょうか?
(私は残念ながら、結構あります汗)
例えば、
・来週のミーティングの準備
・返信しなければならない重たいメール
・月末の経費精算
・前から作ろう思っていた企画書
・今年の目標としていた英語勉強
・自分でやると決めたはずの筋トレ
などなど。
人によって、内容は様々でしょう。
そして、これらの「やらないとと思っている事」に手を付けず、
タスクリストに残したまま放置し続けると、
どうなるのでしょうか。
思うに、それは、
まるで捨てず溜めておいた生ゴミが、
少しずつ痛み、匂いを放つごとく、
【残したタスクリストが毒素を発してくる】
という現象が起こってくる、
そのように思うのです。
■想像してみて頂きたいのですが、
もし仮に、
”来週のミーティングのために
しなければならない資料作成(かなり面倒くさい)があり、
でも何かとバタバタしていてできていない”
という状況があったとしたら。
できればやりたくないし、忙しい。
だから先延ばしにしてしまい、
こんな感じになったとします。
「今日は何かとイレギュラーがあって出来なかった。
明日こそは、やろう。」
また次の日、
「もう金曜日だ。でも月末でまたバタバタしてできなかった。
必要なのは来週月曜日だから、土日にやればいいか、」
(明日は、明日こそは)
そして土曜日、
「やらないといけないけど、まだ明日がある。
まずは、今日は予定にしていたテニスに行こう。
(ああ、でも明日やんないといけないな、」
■恐らく、こういう状況だったとしても
「やらなければいけない」ことなので、
結局はやることになるのでしょう。
ただ、こんな状況があったとして、
注目したいのが、
『やるべきタスクを先延ばしにすることで、
どこかでモヤモヤした状態が続く』
ということなのです。
結局やる労力は同じなのに、
”溜めてしまう”ことだけで、
タスクリストが痛み、腐敗し、異臭を放ち、
自分の内部を少しずつ毒してゆく。
目に見えないけれども、
ストレスがかかり、エネルギーを奪ったり、
心から楽しめなくなる。
楽しい楽しい夏休みなのに、
夏休みの宿題を溜め続けることによって、
心のどこかで引っかかっていて、
海に行っていても、山に行っていても、
何か、全力で楽しめない、
みたいな感じでしょうか。
「やらなければいけない」という
タスクリストを放置すると、私たちの心の奥底では、
こんな現象が起こると思うのです。
そして、できれば、こんな状況は避けたい。
と、すると、タスクリストを腐敗させず、
毒素を放たせないようにするためには、
工夫が必要なのでしょう。
例えば、
「今日できそうなことは、ちょっと無理してでも、出来るだけ終わらせる」
(生ごみはこまめに捨てる)
とか、
「そもそもタスクリストを増やさない」
(生ごみを出さない)
とか、
「特に心に引っ掛かりそうなタスクを優先して行う」
(腐りそうな生ごみから処理する)
などの対処方法が考えられそうです。
当然ながら、忙しい毎日だと、
「とはいってもやらないといけないことだらけだ!」
という声なき声が聞こえてきそうですが、
それでも、「放置すると腐敗する」という現象と
そのリスクを考えているかだけでも、
物事の取り組み方が変わるのではないだろうか、
そのように思います。
「7つの習慣」でも、
”第三の習慣 最優先事項を優先する”において、
時間の使い方についてお伝えしていますが、
自分にとってベストな時間の使い方、
常に考えていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も、皆様にとって素晴らしい1日になりますように。