何をしているときに充実するか、を知ること
■おはようございます。紀藤です。
日曜日は初めてのテニスの試合でした。
3人の方とゲームをしたのですが、
結果は、2-6、6-1、6-4と、2勝1敗。
初試合で勝ちこせたのは、
まあまあよかったのかな、と思いながら、同時に、
「どうしたらもっと上手くなれるのだろう・・・」
という悶々とした思いとともに、
テニス雑誌を読みふけっていた週末でした。
全勝を目指して、週末もがんばります!
■さて、本日のお話です。
最近テニスをしていても、
仕事をしていても、よく思う事があります。
それは、
【自分が何をしているときに充実するか】
を自らで知っておくこと、
これが、人生を生きる上でとても大事なことではないだろうか、
と思うのです。
もしかすると、皆さまも、
「自分が何をしているときに充実するのだろう?」
ということは、普段あまり考えないかもしれません。
しかし、最近、
この重要さを非常に強く感じる
出来事がありました。
■どんな出来事かというと、
私の友人の「松澤君」という人物の話を聞いたこと。
少しだけ、彼の説明をさせて頂きますと、
彼は、上智大学という優秀な学歴を持ちながら、
「珍スポットに魅かれる」という
不思議な趣味(?)がありました。
(「珍スポット」とは、
ロボットレストランとか、
虫を食べるレストランとか(!)、
キムタク味のたこ焼きを出すお店(!?)など、
要は、変なお店です 笑)
■私は彼と昔、
シェアハウスにて一緒に住んでいたことがあるのですが、
彼は自分の部屋に、
「今回の人生は捨てた」
と筆で力強く書いた紙を貼っていました。
そして、その言葉通り、
いい年をして、就職もせず、アルバイトとして働きながら、
ひたすら珍スポット店を回り続ける、
そんな生活を、卒業してから、
数年間にわたって続けてしていました。
頼りにするのは、
”自分の価値観”&”自分の感性”のみ。
普通の感覚を持つ人が見たら、
「確かに、人生半分捨てとるな・・・」
と思ったかもしれません。
他の共通の友人も、
「彼はどこへ向かっているんだろうね」
という話をするほどでした。
■しかし、久しぶりに、
そんな彼の近況を聞くことがありました。
彼は、その後もひたすら珍スポットを巡りまくり、
自分の感性と価値観、
【自分が充実していると感じること】
を徹底的に追求することで、
彼なりの花を咲かせていました。
彼の日々の「珍スポット巡り」を記録した日記が、
『東京別視点ガイド』
という、月間50万PV、
20万人のユニークユーザーが見る、
大人気のブログサイトになり、
そしてその特有の視点を活かして、
地方テレビの出演、ライターとしての活躍へと繋げた、
そんなニュース記事が取り上げられていたのです。
そして、更には、先日
『死ぬまでに東京でやりたい50のこと』著:松澤茂信
という、本の出版まで成し遂げました。
これが彼にとってゴールかはわかりません。
でも、彼自身【自分がやっていて充実するもの】に向かって走り、
それが世に認められたという事実は、とても幸せなことではないだろうか、
そのようにも思うのです。
■成功の定義は人それぞれ。
・大企業で立派に役割を全うする、
・山や森に囲まれて、自然を感じながら毎日を楽しむ
・家族との愛情があふれた日々を過ごす
・ボランティアで人に貢献していきたい
何をしている時が充実するかは、
自分にしかわかりません。
「7つの習慣」でも同様に、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”において、
【自分の価値観を明確化すること】
が自分の充実した人生に繋がる、と言います。
「誰かと比較して幸せ」と考えるのではなく、
「自分(だけ)は幸せと感じられる」、
すなわち
【自分が何をしているときに充実するか】
という視点で、
自分自身の目標、目的を考えてみると、
新しい発見があるのかもしれませんね。
松澤君のエピソードを聞いて、
改めて、「打ち込めることを見つける大切さ」
に思いを馳せた次第です。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。