メールマガジン バックナンバー

472号 2015年2月13日

20年ではなく、20回と考える

■おはようございます。紀藤です。

昨日は、ひたすら第二領域活動。

メルマガの仕組みを根本的に変えるべく、
システムから見直しをかけています。

隙間時間はドラッカーの『ネクスト・ソサイエティ』ならびに、
トム・ピーターズの『ブランド人になれ』の読書。

動くときは一気に動いて、
考えるときは集中して考える
そうすることで生産性が上がると感じる今日この頃。

そして夕方からは、
私が尊敬する祖父の「米寿祝い」のため、宮崎へ移動。
平日夜にも関わらず10名を超える親族でお祝いをしました。

さて、今日のお話です。

家族にまつわるとある気付きを、
共有させて頂きたいと思います。

6~7年前でしょうか。
私は、前職でお世話になった先輩からあることを言われてから、
家族(特に両親、祖父母)と会う時間を、
今まで以上に大切にするようになりました。


先輩「最近どう?」

私(当時)
  「忙しくて、最近殆ど実家(愛知)に帰れてないですね。
   でもまだ、両親も健在だし、
   あと20年くらいはきっと元気だろうし、大丈夫かなあ、と。」

先輩「ちなみに、紀藤はどれくらいの頻度で実家(愛知)に帰るの?」

私「年1回くらいですかね~。」

先輩「じゃあ、今のペースだと1年に1回だから、20年で20回か。
   ・・・20回っていうと、意外と少ないね(苦笑)」
  
私「・・・」


営業のアポイント帰りの、
何気ないこんな会話だったと思います。

極端な話だよな、とも思いました。

でも同時に、
「20年というと、果てしなく長い時間と思える。
 でも実は、一緒に過ごせる時間はわずかしかないのだ」 
と、今まで考えてもいない視点で、
両親との時間というものを考えさせられました。

もちろん、体力の衰えもあるから、
一緒にどこかへ行く、親孝行で旅行へ連れて行く、
となるとより時間は短くなります。

両親ですらそうなのですから、
祖父母との時間はより一層短い、
ということはいうまでもありません。

20年なんてまだまだ…
なんて思っているうちに、
親孝行の大切さ、祖父母への感謝の気持ちを表す機会さえも、
失ってしまうかもしれない。

そんなことを考えた時に、
「せめて会えるときは出来るだけその時間を大切にしよう」
「1回1回の時間を貴重なものにしよう」
と考えるようになりました。


■「7つの習慣」でも、
人生をより豊かに充実して生きるためには、
”第三の習慣 最重要事項を優先する”
ことが重要である、と言います。

平たく言うと、

【最も大切なことを、最も大切にする】

ということです。

仕事ももちろん大切。

でも「最も大切なこと」と考えると
健康、家族、友人、なくしてはありえない、
そんなものではないでしょうか。

だとするならば、
制約がある忙しい毎日の中でも可能な限り、
「大切なことを大切にする時間」
を意識して作るように心がけること、
これもまた大事なことなのではないかな、
と改めて思う次第です。

一代で、宮崎の最大の中華料理屋を経営した
尊敬すべき祖父の「米寿」を祝いながら。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 時計やカレンダーに目をくらまされ、
人生の一瞬一瞬が奇跡であることを忘れてはならない。

        ハーバード・ジョージ・ウェルズ 

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