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458号 2015年1月23日

スプーン一杯のリスクをとる

■おはようございます。紀藤です。

ここ数日、大変寒い毎日が続いていますね。
ブルブル震えながら、お客様とお話をする日々です。

今日も3社様が「7つの習慣」を始めとした
研修を実施されるので、立ち合いに伺ってきます。

参加者の皆さんにとって、
よい刺激になるといいなあ。

■さて、本日のお話です。

「運がいい人」がやっている、
13の習慣という話が紹介されていました。

その中の一つが、こんなはお話でした。


「スプーン1杯のリスクをとる」

人生の敗者になる方法が2つある。

無謀なリスクを負うことと、
リスクを全く負わないことだ。

運の良い人は、こんな2つの状況を上手に避けている。

慎重にリスクを見極め、ほどほどにリスクをとる技術を身につけているのだ。

幸運に巡り合った人の人生を振り返ってみると、必ずどこかの時点で、
「自ら進んで」リスクをとろうとしている。

そうでなければ、「何か面白いこと」が都合よく起こったりはしない。

(中略)

リスクを見極めることは、人生のあらゆる場面で重要だ。

恋愛でも仕事でも、たいていは誰かに賭けてみることから始まるものだ。

「運とつきあう」
マックス・ギュンター 著
日経BP社より


■確かに、何か偉業を成し遂げた人が、
「リスクを背負ってやってきた」といっている話も聞きます。

何かを得るためには、時間、お金などを含め、
何かを賭けなければならない。

言われてみれば当然のことかもしれません。

ただ、上のお話の中で、
私が恐いな、と思ったのがこの部分。

”リスクを全く負わないこと。
そうでなければ、「何か面白いこと」が都合よく起こったりはしない。”


■リスクは恐い。

だからといって、何も行動をせず、
あらゆることを傍観していたらどうか。

川に流された、水の流れと共にどこへかしこへ
自分の意志とは関係なく流されていき、
「もっと、よくなれるはずなのに…」
というような鈍い痛みを抱えたまま、
日々が過ぎていく、なんてことにもなりえるでしょう。

「7つの習慣」では、
”効果性の高い人”(自分の人生を思い通りに作り上げていく人)は、
【影響の輪に集中している】
といいます。

これはすなわち、天気とか、景気とか、
自分がどうにもできないことではなく、
「”今自分が変えられること”にエネルギーを注ぐ」
ということです。


■「何かアクションを起こす」、ということは、「リスクをとる」
ということに近いものがあり、少し恐いものでもあります。

でも、自分から動いてこそ、
「何か面白いこと」が起ってくる。

そう信じて、1日1回だけでも、
小さな小さなリスク(アクション)をとってみたいものだな、
と思った次第です。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 自分に何ができるかは、
自分以外の者にはわからない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。

            エマーソン

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