メールマガジン バックナンバー

413号 2014年11月12日

自分をだます

■おはようございます。紀藤です。

突然ですが、私が朝メルマガを書くときに、
「明るいこと、ポジティブなことを書こう」
と心がけています。

理由は単純で、
朝から皆さまのパソコン(スマートフォン)に、
愚痴なのか何なのかわからないような”暗い話”が届いても、
おそらく、ちっとも愉快ではない、と思うからです。

だからこそ、ほんの少しだけでも
ハッピーになるような内容や学びになる文章をお送りしたい、
そんなことを想いながら、朝メールをしたためております。


■・・・とはいうものの、
私も人間で、気分も多分にありますので、
そんなに120%常に元気、というわけでもありません。

特に、最近は10月から今にいたるまで
持病の扁桃炎を連発しており、
「こんなに発熱をして体は壊れないだろうか?!」
と我ながら思うような状態でした。


■不思議なのですが、
そんな中、無理やりでもポジティブな事を、
メールマガジンという形で発信すると、
何だか不思議と気分が乗ってきます。

自分で書いておいて、
何だかそれに自分が励まされて、
元気になった気がするのです。

同様に、ちょっとツライときでも、
無理やり考え方を変えて、
・しんどい→ もうちょっといける
・熱っぽい→ まだ間に合う(病院にいけば)
・気分が乗らない → まあ、とりあえずやってみよう
と思うようにすると、不思議なことに
本当にそんな気がしてくるのです。


■この話に近いことを、
「7つの習慣」では、”第一の習慣 主体的である”において、

【主体的な言葉を使う】

という表現で表しています。

ネガティブな事を感じても、
それをポジティブな、主体的な言葉に置き換えてみること。

それが、
「自分の気分を積極的にするための効果的な方法である」
とお伝えしています。

「気分」というのは、
”言葉”とか”行動”とか”考え方”に大きな影響を受ける、
このことは多くの学者などがいうように、真実のようです。

であるならば、先に述べたように
「自分をだます」ことを効果的に使いこなせたら、
もしかすると常に上機嫌で、
絶好調の自分でいられるのかもしれませんね。

今日は最後に、ある本から
あるお話を紹介して締めくくらせて頂きます。


「強くなりたければ、“強いふり”をしろ」

目的達成に向けた心構えとして、すでにそうなった「つもり」になるのも一つの方法だ。

やる気になった時の状態を生理学的に再現できるなら、
「つもり」になるのも非常に効果的だ。

生理機能は精神状態を一瞬にして変え、劇的な成果をもたらす効果的なツールである。

昔から「強くなりたければ、強いふりをしろ」と言われている。

これほど真実を言い当てた言葉はない。

「一瞬で自分を変える法」 アンソニー・ロビンズ 著


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 状況?
何が状況だ。
俺が状況を作るのだ。
             ナポレオン・ボナパルト

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