409号
2014年11月6日
忘れた頃に花は咲く
■おはようございます。紀藤です。
ものすごく当たり前だけれども、
そうだよな、思う文章に出会いました。
こんなお話です。
ガーデニングをしたことがあるならば、
赤いサルビアの種をまけば赤いサルビアが咲き、
白いコスモスの種をまけば、白いコスモスが咲くことを経験しているでしょう。
ガーデニングや畑仕事では、ほしい結果をもたらす種をまきます。
赤い花を咲かせたいなら、赤い花の種を、
白い花を咲かせたいなら、白い花の種を。
いま咲いている花、目の前の結果は、以前まいた種によるものです。
これほど明確なことはありません。
いまの現実は、まぎれもなく、自分がまいた種によるものです。
「まかぬ種からは生えない」のです。
まいた種以外のものが現実化することはあり得ません。
「学びを変える技術」より
■色々と今の結果や、現状に対して思うことがあっても、
確かに、それは過去の自分のまいた「種」でしかありません。
「自助論」で有名なサミュエル・スマイルズはこういいます。
”思いの種を蒔いて、行動を刈り取り、
行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り、
人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。”
勉強をするとか、
小さな親切を繰り返すとか、
学んだことを実行しようとする、など、
結果もすぐには出ず、
継続することも難しいことかもしれません。
しかしながら、
種をまき、育て続ければ、
忘れた頃に、きっと花は咲く。
そう信じて、毎日を精一杯生きることが
大事なのだろうな、と思う次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。