”あっちを立てれば、こっちが立たず”状態のとき、役に立つこと
■おはようございます。紀藤です。
本日は言わずもがな、
台風の動きが非常に気になるところ。
皆さま、外出には十分にお気を付け下さいね。
■実はこの週末、自分の中で非常に迷いながら
決断をしたことがありました。
詳細は複雑なので、控えさせていただきますが、
イメージとしては、
「相手に合わせたい気持ちもある、
しかし反面、相手に不義理であると思われようが
自分の選んだ道を行きたい」
というような感じでしょうか。
(曖昧で何が何だかわかりませんね…失礼しました汗)
ただ、このような
「あっちを立てれば、こっちが立たず」
というような状態で、
どちらをとっても正解だし、どちらをとっても不正解に感じるようなことは、
誰もが経験したことがある状況ではないでしょうか。
■しかしながら、
そんな悩ましい中でも
選択をしなければいけないのが私達。
じゃあ、何を基準に選択をするのがよいのでしょうか。
先ほどの悩ましい状況に入る中、
私の頭によぎったのは、
「7つの習慣」の「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」において、
言われている、
「”自分自身の価値観”を明確にすることがその助けになる」
という話でした。
例えば、ある瞬間において
・家族との時間を選ぶか、仕事を選ぶか
・収入を選ぶか、余裕ある時間を選ぶか
・義理を選ぶか、不義理でも自分の道を選ぶか
などがあったとき、何を選ぶのか。
これは、人それぞれ答えが違うと思いますし、
どちらがあっている、間違っている、というのもないと思います。
しかしながら、その状況に置かれた当人の、
”自分がより大切にする価値観”
が明確になっていれば、
何かしらの”軸”ができることになり、
岐路に立ったときの、自分の選択の助けになってくれます。
迷いながらも、
「自分にとっては、こっちが正解かな」
と感じる助けになる、そのように感じます。
■冒頭に ”最近悩ましいことがある中、選択をした”
という話をいたしました。
方向は決めましたが、結局私自身
正しい答えなどわかりませんし、
そもそも、そんなものはないのかもしれません。
ただ、
”自分は〇〇という価値観を大事にした。 だから、●●を選んだ”
と理由付けを自分自身でできることは、
「自分の選択は間違っていないはずだ」
という自信を与えてくれる、一つの材料になるのではないか、
そのように感じた次第です。
最後に、少し長めの名言を一つ。
考えさせられる名言です。
”われわれは地図を手に持って生まれてくるのではない。
地図は自分で作らなければならず、
しかもその作業は努力を要する。
現実を評価し、理解しようとする努力が多ければ多いほど、
われわれの地図はより広がり、正確になる。
だが、多くの人はこの努力をしたがらない。
だから彼らの地図は小さく、精度が低い。
そして世界に対する見方も狭く、過ちが多いのだ。”
M・スコット・ペック(アメリカの精神科医)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。