性格を変える、ということ
■おはようございます。紀藤です。
突然ですが、私は個人的に日記をつけています。
毎日見ていると、時に自分の至らなさや、
弱点と思えるところに直面して、
「いかんなあ」と考えてしまう事がしばしば。
きっと、誰もが
多少なりとも自分の性格上、欠点や
ここは治したいなあ、と思うところがあるかな、
とも思います。
今日は、そんなことを
悶々と考えているときに出会った、
あるお話についてご紹介したいと思います。
私たちの会社の名前のルーツにもなった、
”ベンジャミン・フランクリン”
のお話です。
彼はあるとき、驚くべきことに気が付きました。
彼はそれまでいつも誰かと口論をしていました。
そして、そのせいで、ずっと友人を失い続けてきたのです。
彼はどうしても他人と仲良くできない人でした。
皆が今年の抱負を決める新年のある日、彼は自分の性格の悪い点をすべて書き出しました。
それを一覧表にして、最もたちの悪いものから順に並べ直しました。
そして、この嫌な性格を一つずつなくしていくと決意したのです。
彼は嫌な性格を消すことに成功したら、その都度リストの項目も消去していきました。
彼はそれをリストの項目が消えるまで続けました。
そして彼はアメリカ人の中で最も性格の良い一人となりました。
誰もが彼を尊敬し、賞賛しました。
※書籍『人生を変える力』より
■ベンジャミン・フランクリンと言えば、
100ドル紙幣として世界的にも有名な人。
避雷針の発明、ストーブの発明、
消防署・図書館の建設、
政治家として活躍し、
「アメリカ合衆国建国の父」とも言われました。
そんな彼にまつわる
もう一つ有名なことが、
先にご紹介した話にまつわる、
【13の徳目】
と言われる内容です。
■彼は、
”自らが大切とする信念”を13、
リストとしてあげました。
これだけの偉業を成し遂げた人なので、
恐らくですが、元々の性格や、信念の強さも、
相当のものだったのでしょう。
しかしながら、そんな彼でも
「自分自身を律し、自分の弱いところを改善する」
というルールを自らに課して、
愚直に向き合い、
ようやく実現することができた、
と言います。
■誰もが自分に対して、
多少なりとも不甲斐なく思ったり、
弱いところに目が行ったりして、
・もっと忍耐強くなれればいいのになあ
・もっと人に対して寛容になれればいいのになあ
・もっと勇気を持って行動出来ればいいのになあ
など
「こうありたい」
と思ってしまうことは、多かれ少なかれあるはず。
そんな理想のイメージを形にすることは、
ベンジャミン・フランクリンの行動から考えれば、
「可能である」とは言えそう。
しかしながら、その実現ためには、
ただ漫然と「こうなったらいいのになあ」と願うだけでなく、
”「習慣」になるまで、真摯に向き合い、行動することが必要”
と言えそうです。
性格ですら、変えることができる。
しかし、そのためには、地道に、コツコツとやる。
結局は、それが大きな変化を起こす、
唯一の方法なのかもしれません。
と、いうわけで(?)
ベンジャミン・フランクリンのような行動を促すシステム手帳
「フランクリン・プランナー」
というものもありますので、
よろしければぜひ利用してみて下さい。
(ハンズやロフトなどで売っています)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。