メールマガジン バックナンバー

386号 2014年10月1日

コツコツの先に待っているもの

■おはようございます。紀藤です。

最近、朝は冷えるようになりました。

起きてからすぐに柔軟をすると、
体が暖かくなり、軽くなります。

「起床後5分間のストレッチ」、非常にお勧めです。

■さて、今日のお話は
『仕事は楽しいかね?』という本から、
一つのお話をご紹介いたします。


「一番難しいのは、常に飛躍を目指すことだ。

 学校では、人と同じように考え、コツコツ課題をこなすように教え込まれる。

 そうやって身についた考え方を、今さら変えるわけにはいかない。

 だったら、そのままやっていけばいいんだ。

 まず論理的な解決策を見つけ出し、さらにその先まで行く。

 いい計画を思いついたときは、立ち止まってはいけない。

 いい計画を思いついたことを喜び、それをいったん脇に置いて自問するんだ。

 『これをどれだけ素晴らしくできるだろう?』って。

 それが、具体的な計画を見つけた自分に対するごほうびなんだ。

 そうすれば、飛躍するチャンスはおのずから訪れる。分かるかい?」

「コツコツやって、それから飛躍せよ・・・」

「そうさ!100人のうち、たった1人しかコツコツの先までたどり着くことはできない。

 だから、特別な気分がするだろう。

 実際、特別なんだからね!

 これが、特別な人間になる方法なんだ」

「仕事は楽しいかね?」
デイル・ドーテン 著
きこ書房より


■「7つの習慣」でも、
よく言われることTOP5に入る言葉の一つに、
「結局、当たり前のこと言っているよね」
というものがあります。

「主体的である」「目標を持つ」「優先順位を付ける」
「Win-Winを考える」などなど…

仰る通り、当たり前のことしか言っていませんし、
それに対して反論の仕様もありません。


■しかしながら、

【当たり前のことを、当たり前として出来ているだろうか?】

ということが一番難しく、考えるべきところではないか、
と思うのです。

これをやれば、一気に飛躍的な成果が上がる、
「ウルトラCの特効薬」があればいいですが、
残念ながら、そのようなものはない、というのが現実。

先の話でも紹介されたように、
何かを成し遂げようとするならば、
何か飛躍的な成果を求めようとするならば、

「コツコツを、人が出来ないレベルまで積み重ねること」

というのが、もしかしたら一つの答えなのかもしれません。

地味で、誰にも褒められることのない、日々のコツコツ。

だからこそ、続けることが難しく、
そして、価値があるんでしょうね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 安易に近道を選ばず、
一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。
夢を現実に変え、思いを成就させるのは、
そういう非凡なる凡人なのです。
  
                    稲盛和夫

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す