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385号 2014年9月30日

神話の起源

■おはようございます。紀藤です。

先日は、少し前に独立をされたSさんと会い、
一緒に食事をしました。

”一つの城”を、
自分の力だけで支えるというのは、
究極の自己責任。

「7つの習慣」で、
「第一の習慣 主体的である」とは言いますが、
その覚悟と重みを感じさせていただきました。

本当に、すごいです。

■さて、今日のお話。

今の環境がちょっと嫌になったときに
(例えば、会社、友人、時には夫・妻など(汗))
”元気が出る魔法の言葉”
というものがある、と、
あるコーチングを学んでいる友人が
教えてくれました。

それはどんな言葉なのか、というと

【神話の起源】

という言葉だそうです。


■見てわかる通り、
その言葉だけでは、全く意味がわかりません。

では、何を意味するのでしょうか。

その彼は、このように答えていました。

『あらゆることにおいて、
 プライベートであれ、仕事であれ、
 それぞれの出会いやつながりにまつわる
 ”神話”や”物語”がある。
 
 不思議なことに、お互いが出会った
 「そもそものきっかけ」を思い出すことにより、
 肯定的な気持ちやエネルギーが蘇ってくる。
 
 夫婦や恋人であれば、二人の出会いの瞬間を思い出すこと。
 チームメンバーであれば、その会社やこの職業で働こうと思ったきっかけを思い出すこと。
 仕事であれば、仕事を始めたきっかけとなる出来事を思い出すこと。
 
 それが、
 プライベートでも職場の人間関係であっても、
 私たちは”つながりの原点”を思い出すことで、
 尊重、賞賛、情熱を思い出すことができる』


■確かに言われてみると、
ちょっとある人が嫌になったとしても、
そもそもその人と話すようになったきっかけを考えると、
何だかプラスの気持ちになるものです。

仕事がちょっと嫌になったとしても、
「なぜこの仕事を始めたのか」
という原点に返ってみると、前向きな気持ち、
当時のやる気に溢れていた時の気持ちに触れるような感覚が
あるのではないでしょうか。

つまり、

【”原点”に想いをめぐらす】(「神話の起源」を考える)

ということは、シンプルですが、
私達に”元気”を与えてくれる、
力強い影響のある行為なのでは、と思うのです。


■「7つの習慣」の
「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」では、
”自分がそもそもどう生きたいのか”
を表した【ミッションステートメント】の作成を強く勧めています。
 
ミッションステートメントとは、
自分自身が、大切だと思うこと、
自分自身が、情熱を感じること、
自分自身が自分らしくあると感じること、
などをまとめた、いわば”自分だけの憲法”のようなもの。

「神話の起源」の話にもつながりますが、
このような
”自分の原点”
をいつでも見直せるよう考えてみることは、
荒波、逆風、困難な世の中において、
私達にプラスの力を与えてくれる良いツールになるのかもしれません。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 人は運命に囚われているのではない。
自分の心に囚われているのだ。                
  
           フランクリン・ルーズベルト

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