神話の起源
■おはようございます。紀藤です。
先日は、少し前に独立をされたSさんと会い、
一緒に食事をしました。
”一つの城”を、
自分の力だけで支えるというのは、
究極の自己責任。
「7つの習慣」で、
「第一の習慣 主体的である」とは言いますが、
その覚悟と重みを感じさせていただきました。
本当に、すごいです。
■さて、今日のお話。
今の環境がちょっと嫌になったときに
(例えば、会社、友人、時には夫・妻など(汗))
”元気が出る魔法の言葉”
というものがある、と、
あるコーチングを学んでいる友人が
教えてくれました。
それはどんな言葉なのか、というと
【神話の起源】
という言葉だそうです。
■見てわかる通り、
その言葉だけでは、全く意味がわかりません。
では、何を意味するのでしょうか。
その彼は、このように答えていました。
『あらゆることにおいて、
プライベートであれ、仕事であれ、
それぞれの出会いやつながりにまつわる
”神話”や”物語”がある。
不思議なことに、お互いが出会った
「そもそものきっかけ」を思い出すことにより、
肯定的な気持ちやエネルギーが蘇ってくる。
夫婦や恋人であれば、二人の出会いの瞬間を思い出すこと。
チームメンバーであれば、その会社やこの職業で働こうと思ったきっかけを思い出すこと。
仕事であれば、仕事を始めたきっかけとなる出来事を思い出すこと。
それが、
プライベートでも職場の人間関係であっても、
私たちは”つながりの原点”を思い出すことで、
尊重、賞賛、情熱を思い出すことができる』
■確かに言われてみると、
ちょっとある人が嫌になったとしても、
そもそもその人と話すようになったきっかけを考えると、
何だかプラスの気持ちになるものです。
仕事がちょっと嫌になったとしても、
「なぜこの仕事を始めたのか」
という原点に返ってみると、前向きな気持ち、
当時のやる気に溢れていた時の気持ちに触れるような感覚が
あるのではないでしょうか。
つまり、
【”原点”に想いをめぐらす】(「神話の起源」を考える)
ということは、シンプルですが、
私達に”元気”を与えてくれる、
力強い影響のある行為なのでは、と思うのです。
■「7つの習慣」の
「第二の習慣 終わりを思い描くことから始める」では、
”自分がそもそもどう生きたいのか”
を表した【ミッションステートメント】の作成を強く勧めています。
ミッションステートメントとは、
自分自身が、大切だと思うこと、
自分自身が、情熱を感じること、
自分自身が自分らしくあると感じること、
などをまとめた、いわば”自分だけの憲法”のようなもの。
「神話の起源」の話にもつながりますが、
このような
”自分の原点”
をいつでも見直せるよう考えてみることは、
荒波、逆風、困難な世の中において、
私達にプラスの力を与えてくれる良いツールになるのかもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。