高い壁を目指しながら、低い壁を越えてゆく
■おはようございます。紀藤です。
先日の月・火曜日は、
「7つの習慣SIGNITURE EDITION4.0」の
A社様への研修実施。
お休みを含めて、皆さま大変お疲れ様でした。
(そして、夜も御馳走様でした)
全社員への導入が良い形で成功するよう、
私も精一杯お手伝いさせて頂きます!
■さて、少し前に友人と
真面目な話をしていた時のこと。
「人が成長するためには?」
というテーマで男2人、アツく語っておりました。
その内容の結論として上がったことは、
特にこんなことでした。
ひとつ、
「自分の基準を高くする」。
ふたつ、
「地道に毎日続ける」。
要は、
”高い理想”を追い求めながら、地道な行動をする、
ということが特に大事だよね~、という話でした。
■このようなことは、
今更言うまでもない、当たり前のことのように聞こえます。
しかしながら、特に
「地道に毎日続けること」を実際にやるのは難しい。
これは、なぜなのでしょうか?
色々あると思うのですが、
その答えの一つとして、
”高い理想”しか見ていないと、
自分の今とのギャップに打ちひしがれてしまう
ということが挙げられるのではないか、
と思うのです。
テニスを始めて半年の私が、
錦織圭のようなプレイを目指し、
それと自分を比較してしまえば、
当然ながら「全然できてない」です。
そこと比べると、
「もう、全然遠すぎて、無理だよ~」
と、やる気を削がれてしまう。
遠すぎる目標に対して、歩くのが億劫になってしまう。
だから、
”高い理想”を持つことは大切だけど、
使い方を間違えると、
逆に継続を妨げてしまうのかもしれません。
■「7つの習慣」は
【第七の習慣 刃を研ぐ】
において、日々の私的成功が大切である、
といいます。
自分を磨くためにできる
1つ、ないしは2つの大切なことを、
毎日決めて実行していくことで、
自分という「刃」の切れ味がよくなっていく、
そのようなことをお伝えしています。
そして日々取り組むことは、
決して高い壁である必要はなく、
1日で越えられるステップでよいのです。
繰り返しになりますが、
”高い理想”を持つことはよいこと。
でも一生懸命であるがゆえに、
その理想と比較しすぎると、
時に歩くのが辛くなることもあります。
だからこそ、
日々の”小さな行動”を決めて、その達成を喜び、
「低い壁」を一つずつ登っていくこと。
そうして結果的に
”高い理想”を実現できるのではないか、
と思った次第です。
結局は
”毎日の積み重ねが大事”
ということですね。
自分に言い聞かせながら。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。