結局は、キミが選んだんだよね
■おはようございます。紀藤です。
先日の日曜日、友人と共に、
「サスケパーク」にいってきました。
テレビで見たことがある方もいるかもしれませんが、
壁を登ったり、飛んだり、駆け上がったりと、体を駆使して難関を突破する
あの「SASUKE」を体験できるというもの。
なかなかの挫折感を味わいましたが(汗)、
何だかんだ楽しいイベントでした。
8月末までですが、
体を動かすのが好きな方はぜひどうぞ。
家族でも楽しめる構成になっています。
さて、終わった後に、
一緒にサスケに参加した友人と、
ランチを食べながら、久しぶりに話をしていたのですが、
その中で、印象に残ったやりとりがありました。
■彼は、結婚して4年程立ちます。
彼は、堅実で完璧主義者。
自分のことは自分で出来るしっかり者で、
だからこそ、間違ったこと、
道理が通らないことに関して、比較的うるさい人物です。
そんな彼の最近の不満は、
彼の奥さんにあるとのこと。
彼は言います。
「いや、いい子(奥さんのこと)なんだけどね、
ちょっと考えが子供なんだよね・・・
すぐ弱音を吐くし、自分一人で出来ないこと多いし。
お金の勘定も、家計も全部おれがやっているんだよね・・・
いやー、もうちょっとやってくれてもいいのになあ(イライラ)」
愚痴をこぼします。
どちらが悪いか、と言われれば、
全体を見ていないのでなんとも言えません。
しかし、どうやら彼の口ぶりからすると、相当深刻な様子。
「たぶん、息子がいなかったら、とっくに別れてるからなあ。
そんなシーン何回もあったからなあ…」
■しかし、そんな彼は、
少し前にある60歳の仕事の先輩から、
頭をガーンと殴られるような、
はっとさせられる事を言われたそうです。
先輩(微笑みながら)
「確かにそうだよね・・・、腹が立つことが多いんだね。
でも、
そんな彼女のことをわかった上で
結婚すると選んだのは、 ”君” なんだよね」
彼は、そういわれたときに、
「はっ」として、そして何も言えなくなったそうです。
突き詰めて考えていくと、
結局、
『自分が一緒になることを”選んだ”』
その結果、今の不満も起こっている。
そんなことを踏まえた上で、
じゃあこの”不満”は誰の責任なのか、と考えてみると、
”結局、自分の責任”
と認めざるをえなくなる、
その事実が彼の心をグサリと刺したようです。
それからも不満はあるけれど、
少しはよくなった、などと彼はその後、言っていました。
(・・・の割には、すごい量の愚痴でしたが 汗)
■「7つの習慣」においても、
効果的な人生を送るためには、
すなわち自分が期待する結果を得続ける人生を実現するためには、
「自分自身に選択の責任がある」
ところから始まる、と言います。
これは「第一の習慣 主体的である」で言われていることです。
『責任』は、
英語で”responsibility(レスポンシビリティ)”と言います。
これは、
"""" response(レスポンス)= 反応”
と
”ability(アビリティ)= 能力”
という二つの言葉で出来ています。
『第一の習慣 主体的である』において、
コヴィー博士はこのように言っています。
「主体性のある人は、このレスポンシビリティを認識している。
自分の行動に責任を持ち、状況や条件付けのせいにしない。」
■全てが全部、”自分の責任”というのは、
なかなか受け入れがたいことかもしれません。
でも、誰かのせい、何かのせいと愚痴を言うよりも、
自分自身で受け入れた方が、変えられるという希望ととともに、
良い意味であきらめもつくのだろうな、
などと感じた1日でした。
ご参考になれば幸いです。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。""