本当の最後の最後は、「stand alone(一人で立つ)」である
(本日のお話 1941文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、社内の同僚(アメリカ人)とイングリッシュランチ。
英語の勉強(?)を再開し始めています。
「TOEIC900点をまずやろう」は、
あくまで一つの指針でしかありませんが、
英語力を伸ばすという意味では、置きやすい目標なので、
取り組んで参ります。
*
TOEIC満点の英語講師曰く、
””毎日3時間勉強すると、
3カ月間で約100点スコアがアップする””
という結果がでたそうです。
私は前回730点ですから、
つまりTOEIC900点を越えるためには、
あと約500時間勉強すればよい、ことになります。
本当に結果が出るのか、
自分自身で試していきたいと思います。
(進捗は、編集後記にて)
【本日の英語学習 1時間/500時間】
*
さて、本日のお話です。
最近、改めて大切だな、
と感じていることがあります。
それが、「自立する」ということ。
これを、私の人生の師の一人は、
『stand aloneせよ。
本当の最後の最後は、他人は守ってくれない』
と言っていました。
そして、この話を最近
よくよく思い出すのです。
そして、これからの時代、
多くの人にとっても大切なキーワードになるのでは、
と思うのです。
と、いうことで、
本日はその話について、思うところを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは
【本当の最後の最後は、「stand alone(一人で立つ)」である】。
それでは、どうぞ。
■「自立すること」。
企業の人事課題を聞く中、
もう出てこないことはないというくらい、
頻繁に耳にするテーマです。
若手社員はもとより、
否、場合によってはベテランの人ですら、
「自立できていない」
と見られること、多いようです。
■ちなみに、「自立」とは、
厳密にはどんな意味なのでしょうか。
ちょっと調べてみました。
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「自立」とは
他への従属から離れて独り立ちすること。
他からの支配や助力を受けずに、存在すること。
例/「精神的に自立する」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だそうです。
・「他への従属を離れて独り立ちすること」
・「他からの支配や助力を受けずに存在する」
こういうと、なんだか孤独で、
孤立しているようにも見えますが、
実際は、ものすごく大切なことだと思うのです。
■例えば、以前から、シニアの方の、
定年後のキャリアが問題になってきました。
ですが、急にキャリアのはしごが外されたとき、
研修中でとしばしば出てきた言葉は不満でした。
「こんなに会社に尽くしてきたのに、
これから先、どうすればよいのか」
「今までの人たちは、退職金と年金で、
豊かな生活だったのに、なぜ俺たちの世代はこうなのか」
しかし、そう思うことも、
乱暴に言ってしまえば、
「自立」している様にみせて、
本当は、より大きな会社・組織に、
ポジションや肩書に、精神的にも、
物質的にも「依存」していた、
ということなのでしょう。
*
はたまた、「働き方改革」と言われて、
残業がなくなり定時に帰ることになった。
やることがないし、家にも居場所がないので、
ゲームセンターで時間を潰している
「急に残業なくなっても、
残業代なくなっても困るし、やることないのですよね」
と愚痴るのも、当然ながら、
「依存」の表れです。
酷なようですが、変わるときは一気に変わり、
そして、その面倒は見てくれないものです。
(きっと、このメールを読んでいる皆様は、
上記のようなことはないかと思いますが)
■しかし、少し拡げて考えた時、
『いつ、何時も、自分が
「stand alone(一人で立つ)」の覚悟があるのか』
と問うてみると、
実はまだまだ考える余地があるのでは、
と思ったのです。
特に会社やビジネスでは、
それぞれが組織の目標を追求している集団。
酷ですが、何か意見の食い違いがあったときは、
「自分」のことは、後回しになるものです。
「組織」や「集団」が先になるのは当然。
いくら会社で、直前まで
共に支え合う仲間だったとしても、
本当に窮地に立たされると、
それぞれが自分のことが優先されるものです。
自分の立場もあるし、家族もいる。
だから、味方になってくれるとは限らないし、
それを責めることもできないものです。
だからこそ、最後の最後は、
「自分の力」に頼るしかないし、
巻き込み、説得し、自らで運命を切り開かねばいけない、
と思うわけです。
■「人は助けあってこそである」。
というのはもちろん事実。
でも、綺麗事だけではない。
これも、事実。
もし荒野に一人になっても、生き抜けること。
魔王の前に仲間が倒れていても、
一人、立ち向かう勇者であること。
”本当の助け合い”とは、
自分で戦う力があって、初めて成り立つもの、
私はその様に思います。
やっぱり、最後は「stand alone」なのです。
私自身、改めて大事にしたいと思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。