「これは!」という話は、何よりまず身近な人に共有してみる
(本日のお話 1689文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
先日は、博多に7つの習慣研修の実施立会い。
参加者の皆様が、非常にエネルギー溢れる方で、
見ているこちらが、たくさんの刺激をいただきました。
そして、完全な個人的に話ですが、受講者の中に、
私(紀藤)の大学時代所属していたボクシング部の後輩がいたのが、
ものすごい衝撃でした。
一目見た瞬間、心の中で「あっ!!」と叫んでいました。
ずっと何をしているかすら知らず、13年ぶりの再開。
本当に懐かしく、世間は狭いなあ、などと思った次第。
懐かしい人との出会いとは、なぜ心温まるものなのでしょうか。
*
さて、本日のお話です。
研修が終わった後、後輩(今はお客様)のA君と、
飛行機が飛ぶまでの間、思い出話に花を咲かせつつも、
正直なところの研修についてどんな風に感じたのか、
という感想を聞いてみたのでした。
というのも、彼自身、
「7つの習慣」など興味を持つタイプではない(少なくとも大学時代は)
と思っていたから。
そんな彼が、何を感じたのだろう、と思った中、
彼から聞いた話が、とても大切なことだと思ったのです。
本日はそのお話について、思うところを
皆様にぜひ、ご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「これは!」という話は、何よりまず身近な人に共有してみる】。
それでは、どうぞ。
■A君と研修の振り返りを
個人的に聞いてみたときのコメントが、現実を見据えている、
するどいものだなあ、と思うものでした。
内容でいくと、
・研修自体はとってもよかった。
↓
・しかし、人はあっという間に忘れていくよね。
↓
・知っていること、聞いたことがある。
しかし、出来る出来ないは別。
↓
・やっぱり習慣にするって難しいです。
という話。
もう、本当に100パーセントその通り。
“研修あるあるネタ”、ばかりでした。
(で片付けてはいけないのですが 汗)
■その後、ひとしきり盛り上がった後で、
そして、ものすごく重要な“振り返り”がありました。
そしてこれが、ぜひ皆様に共有したい、と思う話でした。
それは、
『ミッションステートメントは家族で共有したり、考えたりしたいと思った』
という一言。
*
ちなみに、ミッションステートメントとは、
その人の「自分の人生の指針を宣言したもの」であり、
会社の社訓とか、理念に当たるようなもの。
そもそも、そんな「自分の人生の指針」なんて、
なかなか考える機会はないし、よもや“家族でそれをシェアする”なぞ、
多くの人にとっては、「ほぼ皆無」というのが現状ではないでしょうか。
■しかしながら、です。
「身近である」
「一緒にたくさん時間を過ごしている」(例えば、家族、親子)
からといって、“理解し合っている”とは限らないのです。
特に、”何を大切にしているのか”
”深い部分で何を思っているのか”という繊細な部分については、
語るのもちょっと照れくさいし、何かキッカケがないと話さないものです。
だからこそ、
「20年一緒にいたけど、お互いのことを実は何も知らない」
なんてこと、結構ざらに、あるものです。
*
そんな文脈で考えると、
だからこそA君が語ってくれた
『ミッションステートメントは家族で共有したいと思った』
という言葉は素晴らしいと思うし、
それをやってみて、気付けること、お互いの目線が合うこと、
生み出すことができることは、多々あるのだろう、と思うのです。
■儒教の教えに、
『修身斉家治国平天下』
という言葉があります。
“天下を平らかに治めるには、
まず自分のおこないを正しくし、
次に家庭をととのえ、次に国を治めて
次に天下を平らかにするような順序に従うべきである”、
という教えです。
研修も、一気に会社を変えてやろう!という以前に、
まず自分が出来ることを考えること。
そして、家族(=身近な人)に影響を与えること。
このことが、私達が思う以上に、
大切なことなのではなかろうか、
だからこそ、
【「これは!」という話は、何よりまず身近な人に共有してみる】
ことが大切なのではなかろうか、
そのように思った次第です。
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<今日の未来習慣>
研修で学んだ話(例えば7つの習慣とか)を、
身近な家族、友人に共有する
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。