「黒歴史」は、最高のエネルギー源である
(本日のお話 1442文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日、日曜日は、
コーチングの筆記試験。
そして、その他読書、
夜は7キロのランニング。
来週の『古河はなももマラソン』に向けて、
最終調整でした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
先日、コーチング関連の先輩から、
ある興味深い話を聞きました。
それは、
「人の成長の原動力となるものは何か?」
というお話。
本日はそのことについて、
学んだ興味深いことを、皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「黒歴史」は、最高のエネルギー源である】
それでは、どうぞ。
■人は、誰しもが、多少なりとも、
「昨日よりも今日が、今日よりも明日が
より良くなっていたい」
と願う生き物です。
「今感じている”課題”を克服したい」
「将来、こんなことを”達成”したい」
そして、
『もっと幸せな未来を実現したい』
と、何処かで思っているものでしょう。
(多い少ないはあると思いますが)
■そんなテーマで、
先日、コーチングを専門としている友人である、
先輩と「未来に繋がる成長」の話をしているとき、
こんな話を聞いたのでした。
*
私(紀藤)がコーチングを受ける側でしたので、
私自身の原点である『黒歴史』を語っている時の話です。
例えば、
いじめられて悔しかった、とか
実は、暴力に屈した過去を引きずっている、とか、
地頭が悪いから、優秀な人物になりたい、とか
そんな話。
つまり、
「消化しきれていないコンプレックス」
みたいな話をしたとき、
そのコーチングの先輩は嬉しそうに
こんな話をしてくれたのでした。
「東洋的なコーチングの考えで、
『陰の克服』と『陽の強化』という言葉があるんですよ。
最近だと、
「”強み”に注目してその人の資質を伸ばそう」
というトレンドが多いですよね。
でも、実は、
”『陰の克服』の方が、自分を突き動かす力が強い”
んです。
・コンプレックスを克服したい、
・悔しい思いを見返したい、
・幼い頃、友達を亡くした分まで生きなければならない、
・この不条理の世の中を変えないと死ねない
一見、ネガティブに見える『陰の克服』には
ものすごい強い、パワーがある。
だから、『陰の克服』の力を使いつつ
『陽の強化』、実現したい未来へと繋げていくと、
物事を達成する力が増す、
なんて言われるんですよ」
へえ、なるほど。
そうやって、なんだかやたらと
納得したのでした。
■恐らく、誰しもが、
「黒歴史」
みたいな”心の闇”
(とまでは言わずとも、ちょっとネガティブな部分)は
多少なりとも持っているはず。
ドラマでも映画でも小説でも、
「人間の生々しい部分」はいつの時代でも面白いし、共感してしまうし、
そういった闇の部分があるからこそ、
人は複雑で深みがあるものだし、
喜びや楽しさという「光」を感じることができるのでしょう。
■「闇」とか「陰」などというと、
ハリウッドのヒーロー映画からすれば、
”「倒す」とか「消す」”
なんてイメージを持ちがちかもしれません。
しかし、先述のコーチが言うように、
(東洋的にいえば)
”「闇」を消す”、のではなく、「闇」を活かす”、
という発想こそが力強い
わけであり、
・光と闇の共存、
・陰と陽の相乗効果
こそが、実は望ましい結果に、
辿り着きやすくしてくれるものである、
実はそんなものではないか、
と感じさせられたのでした。
*
と、なんだか抽象的な、
哲学的な話になってしまいましたが、
要は
”「ネガティブな過去」や「後ろ向きな想い」も活かしようである”
ということ。
「陰」のエネルギーは
・このままではダメだ
・もう二度とこうなりたくない
・不安だ、不満だ
・この状況は間違っている
という一見ネガティブなもの。
でも、だからこそ、ものすごいパワーがあるから。
活かすと強いのです。
だからこそ、
【「黒歴史」は、最高のエネルギー源である】
といえるのでしょう。
プラスもマイナスもなく、
上手に自分の感情、エネルギーをコントロールして、
『陰の克服、陽の強化』を進めていきたいものだな、
そんなことを感じた次第です。
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<今日の未来習慣>
自分の「エネルギー源」になる
ネガティブな想いは何かを、考えてみる
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。