「もういいよ!」は、最後の最後の最後まで出さない
(本日のお話 1653文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
また社内ミーティング。
そして、夜は社内の人と、とある勉強会。
たくさんの面白い話が聞けました。
昨日は飲み会のため、走れず。
<現在の走行距離 36キロ(あと124キロ)※あと6日>
ちょっと厳しそうな予感。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
最近、私の日々の日常で、
公私共に「それぞれの意見」の間で、
色々と考えさせられる事が増えています。
こういうときは、
自分の本質が問われるので、
大変貴重な機会だな、と思いつつ、
『7つの習慣』でいうところの、
”WIN-WINを考える”ということの奥深さを感じる、
今日この頃です。
と、いうことで、
本日は、この”WIN-WIN”について、
思うところを皆様にご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【「もういいよ!」は、最後の最後の最後まで出さない】。
それでは、どうぞ。
■今では、日常で使われるようになった、
「WIN-WIN」
という言葉があります。
実はこれ、「7つの習慣」の
”第4の習慣 Win-Winを考える”が元である、
と言われています。
ちなみに「WIN-WIN」とは何の略かと言うと、
・WIN → (I)WIN 私の得たいモノ
・WIN → (YOU) WIN あなたの得たいモノ
この2つを満たすものを考えよう、
考え続けよう、
というマインドです。
「対立・勝ち負け」でなく、
「双方の思いを満たすこと」を見つけていこうじゃないか、
と。
■この言葉、
とっても綺麗で、素敵な雰囲気がして、
性善説な香りがします。
しかし、思うのが、
この「WIN-WIN」を本当に実現しようとするには、
非常に多大なるものを必要とする、
とよくよく感じるのです。
■基本的に、深く考えたり、
色んな意見を加味したりすること、
頭を悩ませることは、
非常に多くのエネルギーを必要とします。
これを繰り返すことは、
そういったことが好きな人以外は、
(私のような深く考えられない人などは特にそう)
結構、疲れてくるものかと思います。
*
例えば、夫婦の例などは、
わかりやすいかもしれません。
例えば、夏休みの計画を立てるとき。
「意見の違い」が起こったとします。
妻は、皆で旅行に行きたい。
夫は、実家に行きたい。
しかしすれ違ってしまう。
何度か議論を交わす。
「この時期に、皆で旅行にいけるのは今しかない」
「前から、旅行に連れて行ってくれるっていっていた」
「いやいや、実家に顔を出して、
親の元気な顔を見られるのも今しかない」
ああでもない、
こうでもない、
意見がすれ違う、
そんなことを繰り返していて、
時に、感情的になったりする。
すると、どちらかが、
『もういいよ!』
(バタンッ! 扉を締める音)
と、出ていっていまう。
そして結果として、
どちらかの「押し切って勝利した意見」に、
決定されるものの、
なんだか険悪な雰囲気。
沈黙が流れる旅行(または実家)にて、
あれ、これでよかったんだっけ?
これが欲しい結果だったのだっけ?
そんな疑問が頭に残る。
ということ、
しばしば起こりうるのだろう、
と思うわけです。
■「意見の相違」がある中、
そこを一致させていくのは、大変なことです。
それは時に、
『WIN-WINだよね』
と安易に片付けられるものではないかもしれない、
そう思うのです。
きっと双方それぞれが、
・相手の意見を聞く「思いやり」
・自分の考えを理解してもらえるよう”きちんと”伝えきる「勇気」
(=感情的に、でなく伝わるように)
・最後まで話し合いを投げないという「忍耐」
・話し合いを進めるための誠実なる「努力」
などなどを持ち、
本当に諦めずに、
絶対に後悔しないといえるまで語り合うという”覚悟”、
そして、それを成し遂げるための”人間的な強さ”
が必要なのだろう、
そんなことを思うのです。
*
サジを投げるのは、実は、楽だし簡単。
だからこそ、安易な
『もういいよ!』
は禁句である、
そう思った次第です。
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<今日の未来習慣>
「もういい!」と思ってから、3回粘る。
そして、理想のゴールに向けて考え続ける。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。