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1451号 2018年2月3日

「意図的な練習」なくして、成長なし

(本日のお話 2295文字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。

昨日、金曜日は1件のアポイント。

ならびに「ヘルピング・クライアンツ・サクシード」の研修フォローも兼ねて、
営業の皆様の企画書発表の場に参加をさせていただきました。

自分の中に、新しいことを取り込み、
今までのやり方を変えることは、結構大変です。

プロテニスプレーヤーでも、
プロゴルファーでも、そのフォームを変えると、
一時的にパフォーマンスが下がるもの。

私達ビジネスパーソンも同様で、
”それぞれのやり方”を変えることは、
とても勇気がいることだと思います。

そんな中、新しい取り組みにチャレンジしている皆様に、
刺激を頂いた1日でした。


C社の皆様の今後の飛躍、心よりお祈りしております!



さて、本日のお話です。

少し前に流行った本で


『やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける 』
(著:アンジェラ・ダックワーズ)



という本があります。

読み進めていて「本当にそうだよな」と
至極納得する話ばかりで、一気に読み切ってしまいました。


本日はこの本の内容から学んだことについて、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。


タイトルは、



【「意図的な練習」なくして、成長なし】



それでは、どうぞ。

■私たちは、誰もが

「明日はより良くなっていたい」

という”成長意欲”を、
誰もが多かれ少なかれ持っているのではないでしょうか。




私の周りでマラソンをしている人も、

「ちょっとでも早く走りたい」
「フルマラソンに挑戦してみたい」

と、自分の力量を超えたチャレンジを、
どこかしらで願っていたりする人、とても多いです。

(まあ、マラソンをしている段階で、
 そういう人が多いのは当たり前かもしれませんが)


■しかしながら、同時に、
こんな声(悩み)も聞こえてくるのです。

それは、


「いくら走っても、全然(タイムが)速くならない」


というような声。


または別のジャンルの話で言えば
資格取得の勉強などで、

「たくさん勉強して、机に向かっているのに、
 一向にスコアがのびない」

というような話も同じ。


”時間を投資しているのに、成長しない”


こんな声は、古今東西、
色々なところである悩みなのかもしれません。


■さて、このことについて先述の、
『GRID ~やり抜く力~』の著者アンジェラ氏は、
こんなことを語ります。



『人は、「才能」ではない。
 結局は、「やり抜く力」が成功に影響する。

 「情熱」と「粘り強さ」を持って、
 物事を続けられるかどうかが、もっとも成功に関わってくる』

と。


努力で、人はなんとでもなる。

何とも嬉しい、励まされるべき話です。

私(紀藤)のような凡才が聞くと、
何だか救われたような気がします。



ただ、です。


この「やり抜く」ということが、
私達の成長を支える屋台骨のような役割を果たす一方

この言葉(=やり抜く)が意味をすることは、
そんなに甘い話ではないようなのです。


どういうことかというと、



『”ただ、ダラダラと続ける”
 ”漫然と、練習を繰り返す”ことは、
 「やり切る」ことではない』


と、ハッキリ言うのです。


No pain

【本日の名言】 no gain.
(労なくして、得るものなし)


なのです。


■では、何が必要なのか。

私達が、今より遠くへ、
現状より先へ歩を進めるためには、
何が必要なのでしょうか。


それには、


『意図的な練習』


が必要である、というのです。



それは、


1,ある1点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する。

2,しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。

3,改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度も繰り返し練習する。


この3点です。



つまり、マラソンで言えば、

「今日の練習では”心肺機能をきたえる”のだ」

と目標を掲げ、
心拍数170を超えた厳しいトレーニングを、
絶対に10分やる、とか


「今日の練習では、”着地筋をきたえる”のだ」

と、足の筋肉に負荷をかけるような、
アップダウン走を5キロ繰り返す、とか


『今の自分を破壊する』


というようなトレーニングをする、
ということをイメージです。


■ですから、もし

「もう5年も走っているのに、成長をしない」

というのは、多くの場合、

”漫然と走っている”
”ただ続けているだけ”

となっている場合が多く、

『意図的な練習』ではない、

というわけです。


そのように負荷をかけていない練習方法では、
劇的に伸びることは、当然ない、

ということが、残念ながら、
証明されているようです。


やっぱり、

No pain

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