日常使う言葉は、”自己暗示の「呪文」”だと思うこと
(本日のお話 1778文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイント。
ならびに社内のミーティングが2件でした。
その他は、諸々溜まっていた事務仕事を行いつつ、
夜は積読になっていた本をいくつか読み進めておりました。
身体もようやく全快しつつあるので、
ランニングも再開しつつ、
読書、仕事等、アクセルを踏んで参りたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
先日より、メルマガの他に、
日記をつけ始めました。
もっと思うままに、
ここでは書けないようなことも
書き記しているのですが、
そんな中、ふと思い出したのが、
「大学時代にも、そういえば一時期、日記書いてたな」
ということでした。
何年か前に偶然見つけて、
あまりにも恥ずかしくて、確か勢い余って、
破棄してしまったのですが(汗)
赤裸々に、色んな事が書いてあったことを覚えています。
そして、さほど自分が大きく変わったとは思わないものの、
その日記と10数年経った今の日記を見て、
とある変化を感じたのでした。
かつ、その内容は、多くの方にとっても、
大切なことではなかろうか、
と思いましたので、本日は、
皆様にその内容をご共有させて頂きたいと思います。
タイトルは、
【日常使う言葉は、”自己暗示の「呪文」”だと思うこと】
それでは、どうぞ。
■大学の2年生くらいだったでしょうか。
当時、人間関係や、自分の能力不足や、
諸々のことに思い悩んでいる時期がありました。
そして、そのことを戒めよう、戒めようとして、
自分で「日記」として、その内容を書き記していたことを
今でも覚えています。
「日記」の書き方としては、
「日記」というより「反省文」、
否、「懺悔の告白文」でした。
内容で明らかに多かったのが、
・「今日は◯◯ができなかった。明日こそ、必ずやらねばいけない」
・「また失敗してしまった。なぜ自分はこうなのか」
・「こんなことだから、自分はダメなのだ」
というような、
”自らを責める””自らを否定する”
という書き方でした。
当時は、良かれと思って、
「改善点」として色々書き記していたものの、
何故だか書けば書くほど、益々自信がなくなり、
ずぶずぶと沼地に沈むかの如く、
落ち沈んでいったのでした。
■そして、最近日記を書き始め、
時を経て、気づいたこと。
それが、明らかに、
当時は
”よくない日記の書き方”(=自分にプラスにならない書き方)
をしていたな、
ということでした。
*
心理学の話になりますが、
”暗示の効果”というものがあります。
これは、東洋でも西洋でも、
同じように語られる話ですが、
「悪い言葉、ネガティブな言葉を使うと、
自らの潜在意識が毒されていく」
ということが、知らず知らず、
内面で進行していきます。
つまり
「だから俺はダメなんだ」
「あの人はムカつく」
「なぜ自分だけ」
みたいなことを言ったり、
書いたりしていると、
その自らの言葉によって、
潜在意識が暗示にかかってしまう。
そのネガティブな言葉によって、
”きれいな水で満たされた、心の樽”(=潜在意識)
に、まるで汚く腐敗した、
ぼうふらがわいているような泥水を
一滴ずつ垂らしていくようなものです。
そうすると、段々と
”腐敗した心の樽”
へと、墜ちていってしまうのです。
その結果、待っているものは、
事あるごとに表出する、
・不安
・不満
・怒り
・自信のなさ
・不足感
など「負の感情」のオンパレード、
ということになるのです。
■そして、先述の私(紀藤)の、
大学時代の日記の話もそう。
今も、さほど自信があるわけではないですが
その、ネガティブな日記を書きなぐっていた大学当時は、
酷いものでした。
自信もなく、不安で、
自己否定が続き、
女性にもモテず(大事)
何をやっても楽しくない。
そして、その一因は、
「自分で日記を通じて書けていた暗示」
であるし、当時使っていた”言葉”なのだろう、
そう振り返って強く思うのです。
*
自分が、普段使う言葉は、大事です。
「自分が放つ言葉を、
一番聞いているのは自分である」
などと言いますが、
これは、言葉というツール以上に、
『自己暗示の呪文』なのです。
だからこそ、言葉には気をつけたいのです。
と、いうことで、
【日常使う言葉は、”自己暗示の「呪文」”だと思うこと】
を念頭に、ポジティブな言葉を使ってまいりましょう。
この「言葉の話」は、何度かしていますが、
本当に、超重要だと思っています。
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<今日の未来習慣>
自分が普段使う言葉(口癖)は、
ネガティブなものと、ポジティブなもの、
どちらが多いかを考えてみる
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。