メールマガジン バックナンバー

1429号 2018年1月12日

人生を健やかに走り続けるための秘訣は、ダメージからの「回復力」である

(本日のお話 1883文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポ。

お昼はお客様でもあり、
中村天風ファン仲間であるKさんとランチ。
(Kさん、ありがとうございました!)

夜は、大学時代からお世話になっており
今経営者をされている社長と会食でした。


また、夜23時より、
家に帰って15キロのランニング。

<現在の走行距離 147キロ(あと103キロ)※あと8日>



さて、本日のお話です。

風邪のため走れない日が続いたので、
久しぶりに昨日ランニングをしたところ、
病み上がりの身体の重さを感じつつ、

「休むと取り戻すのが大変だな」

と、全身で感じた昨晩。

そんな中、走りながら、ふと思った気づきを
皆様に共有させていただきたいと思います。

ランニングから学ぶ、人生訓です。


タイトルは、


【人生を健やかに走り続けるための秘訣は、ダメージからの「回復力」である】。


それでは、どうぞ。

■20日前から、メルマガにて、
”ランニングメーター”をつけ始めました。

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<現在の走行距離 147キロ(あと103キロ)※あと8日>
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「私の走る距離なぞ、皆さまにとって
 どうでもいい話だよな」とも思いつつ、
これをどうしても掲げたくなったのは、理由があります。

こうやって宣言をすることで、
今月末のフルマラソンに向けての練習から自分が逃げられなくしよう、という
「追い込みの仕掛け」をつくるべく、掲げてみたのでした。

(完全にM的発想です)

とはいえ、この「宣言効果」は非常に高い効果があります。
ぜひ、試してみて下さい。

オススメです。


■それはそれとして、

「250キロ/1ヶ月 に走る」という練習を現在進めている中で
”一番難しい”と感じることがあります。

それは、

「いかに自分を追い込むか」


ではなくて、それ以上に、

『ダメージから、いかに早く回復するか』

である、としみじみ感じるのです。


■ちょっとマニアックな話ですが、
イメージをつけていただくために、
ランニングの小話をさせてください。


ランニングのような、
基礎体力系のトレーニングは、非常にシンプルです。

基本的に成長するためには、


・追い込み、身体を壊す
↓(筋肉痛)
・休んで、回復
↓(心肺機能増強、筋持久力向上)
・壊す

・回復

・壊す

・回復

(以下続く)


これを、いかに高サイクルで繰り返していけるか。

そうすることで、少しずつ筋繊維を太くなり、
自らができるパフォーマンスを高まります。


慣れてくると、20キロ、30キロ走ることは
さほど難しくなくなります。

しかし、「250キロ/月間」走ろう、
といっても、1日に30キロ追い込んで走ると、
激しい筋肉痛が起こります。

その最中にまたトレーニングをすると、
オーバーワークとなってしまうのです。

だから、

「休ませる」
「回復させる」

ということも、トレーニングの一つになります。


そして、どちらに時間がかかるか、
というと、「回復すること」なのです。


と考えると、ランニングにおいて、
「成長の要」となる部分は、やっぱり


『ダメージから、いかに早く回復するか』


である、といえるわけです。

(と、有名なアスリートタレント武井壮氏も言っておりました)


■そして、同時に思ったことのです。

それは、

”この話は「人生」や「仕事」でも同じなのだろうな”

と。


日々、生きていると、
色々なことがあります。


修羅場があったり、

傷つくことがあったり

嫌なことがあったり、

凹むことがあったり、

失敗することがあったり。


人生には多くの「波」があるものでしょうし、
ない方がむしろ不自然である、と思います。



「常に100%最高の状態に居続ける」ことは、
理想ではあるけれども、

そんな「人生の波」を考えると、
なかなか難しいのかもしれない。


そう考えると、
”高い成長率”を保ち続けるためには、
”人生を高速巡航する”ために大切なことは、


【ダメージを受けた時(下がったとき)の”回復力”が要である】


そう思ったのでした。


■そして、ダメージから回復する工夫も、
色々あるものです。

ランニングであれば、

・足を冷やす(アイシング)こと
・良質なタンパク質(プロテイン)を飲む
・睡眠をしっかりとる

などがあるように、

仕事や人生においても、
些細なようですが、”回復する工夫”は、あるものです。

例えば、


・日頃から相談できる人(コーチ)を持つ

・励まし合う仲間を作る

・好きな名言を手帳に挟んでおく

・寝る前、寝起きのアファメーション(自己暗示)

・日記、メルマガなどをかき、
 自己省察の習慣を作る


などなど、

シンプルですが、
実際に継続してやってみると、
効果を感じられる小さなアクションがあるものです。





繰り返しになりますが、
人生にも気分にも、ある程度”波”があるもの。

それをフラットにしようというのはなく、


【ダメージから、いかに早く回復するか】


に意識を向け、工夫をすることも、
また大切なことではなかろうか、

そんなことを思った次第です。


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<今日の未来習慣>

へこんだ時、落ち込んだ時に、
回復を早める工夫を考えてみる

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日が皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

【本日の名言】 青春の持つエネルギーは、
傷つくことを怖れているようでは、
何事も成し得ない。

田宮虎彦”

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