「信頼」の恐ろしき”複利”が、未来の可能性を生み出す(または、奪う)
(本日のお話 3765文字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日の成人式。
晴れやかな日のはずですが、
私は体調不良にて(お酒の飲み過ぎ?)にて
家で読書、大河ドラマなどを見ておりました(涙)
生活のリズムは大事だな、と痛感した祝日。
今日から、皆様も
本年の本格稼働かと思います。
良い一年にしてまいりましょう!
*
6日に走った峠走の筋肉痛がまだ治らず。
<現在の走行距離 132キロ(あと118キロ)※あと11日>
タンパク質をとり、早く回復させます。
*
さて、本日のお話です。
年末年始、引き続き
新入社員研修のお問い合わせを頂いております。
(ありがたい限りです)
今日はこの「新入社員研修」の中で伝えている、
一つの項目をご紹介させていただくと共に、
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「信頼」の恐ろしき”複利”が、未来の可能性を生み出す(または、奪う)】
それでは、どうぞ。
■「今年の抱負」、皆様は考えられましたか。
年明けに考えられた方も
きっといらっしゃるかと思います。
私事ですが、私も、
「今年の抱負」を書きました。
その言葉は、
『信頼』
でした。
営業という仕事をしておきながら、
こんなことを言うのは恥ずかしい限りなのですが、
”「信頼」を、真剣に考えねば”
と思ったのは、恐らく、
これが最初かもしれません。
(もちろん、意識はしていましたが)
■なぜ「信頼」が大切なのか?
このことを考える上で、
最近ある、経営者の方とお話をして、
はっと、気付かされたのです。
それは、
『「見えない”信頼の毀損”」とは、
積もり積もって、未来の可能性を奪う』
という、身震いするような話を聞いたのでした。
例えば、その経営者の方は、
・いつも無礼な態度で、接してくる。
・よく、集合時間に遅れる。
・お願いした頼みごとを、蔑ろにする。
・一方的に無配慮な依頼をする。
・対応が遅い。
・感情的に、相手の気持ちを考えずに反応する。
こんなことが続いた場合、相手に、
”面と向かってクレームを言うことはない”
と言います。
それは大人だし、不要な衝突をするほど、
そんな人にエネルギーをかけたくないから。
しかしながら、心の中で、
”密かに”思う、というのです。
(次は、もうないな)
と。
そうすると、
何か次の機会があったときでも、
「体よく、断られる」
「やんわりと、避けられる」
ことになり、
目の前にあったかもしれない「機会」は、
自分の知らないところで、
別のところに行ってしまう、
こんなことが、実は頻発しており、
むしろ言わないだけで
「あの営業マンには要注意」
みたいなレッテルは、
裏で貼られていたりするんだよ、
というのでした。
(なんと、恐ろしい)
■そして、こういうことは、
気づいていないだけで、至るところで、
起っているはずです。
例えば、上司が部下に、
新しいチャンスとして、
仕事を任せようとする時、
(彼は、前、対応が悪かった。
この仕事は任せられないな)
となるし、
または、顧客が、
新しい仕事を発注しようかと迷う時、
(でも、あの会社は前の仕事で、雑な仕事をしたな。
もう一度、任せる気にはなれないな)
そう、”密かに”、思い
そして、静かに去っていくのでしょう。
■自分で書きながら、
私も思い当たるところがあり、
胸が痛くなりますが(汗)、
更に恐ろしいことに、
こういった
”「信頼を何気なく毀損する行動」は、
習慣として染み付いている”
ことが多いものです。
だからこそ、
普段から意識をして気をつけねば、
未来の可能性を”知らず知らず”のうちに
(ここがコワイのです)
失っている可能性がある、
と言えるのでしょう。
そして、その複利は、
1年、2年、3年、5年、10年と、
時間が経つに連れ、雪だるまのように膨張していきます。
だから、
”「信頼」される習慣を持つ人は、
ますます「信頼」され、チャンスが増えていく”
だろうし、また逆に
”「信頼」をされない(=毀損する)習慣を持つ人は、
ますます「信頼」されなくなり、チャンスが逃げ行く”
ことになるのでしょう。
だからこそこのことは、
ビジネスのスタートを切る際に、
つまり新入社員の時から、
”絶対的に覚えておくこと”が必要である、
そのように思ったのです。
■私達がお伝えしている、
新入社員研修『ディスカバリー』
の学びのコンテンツの中に、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ポテンシャル』を見出す
=自分を磨くことで、自らの成長にコミットする
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という内容があります。
そして、
(特に新入社員の方にとっての)
「ポテンシャル(可能性)」とは、
【任せて安心という「信頼」を得る】
ことである、とお伝えしています。
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当たり前の話ですが、
最初のチャンスを掴み、
そして、そこで”信頼”をされたら、
そして”信頼”される行動を、
積み重ね続けることができたら、
また次のチャンスがやってきて、
ますます大きなことができます。
そうすれば、
自らの「ポテンシャル(=可能性)」も、
ますます広がっていき、未来も明るいでしょう。
『人生100年時代』と言われ、
いつどのように人と繋がっていくか、
わからないような時代です。
だからこそ、
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【「信頼」の恐ろしき”複利”が、未来の可能性を生み出す(または、奪う)】
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このことを、重々認識する事が必要である、
そう思うのです。
■そして、そんな事実を、
新人研修において、最初に伝えてあげることは、
社会人になるに当たっての「ギフト」です。
新入社員研修について、
「まだこれから考える予定」
「そのうち考えなければいけない」
「今年の新入社員フォロー、まだ決まっていない…」
そのようにお感じのご担当様がいらっしゃれば、
ぜひこの機会に情報収集されてみてはいかがでしょうか、
とお伝えさせていただきたかった次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日が皆様にとって、素晴らしい1日となりますように!