新入社員研修の「すぐ忘れる、定着しない」を解決する、”然るべきツール”とは?
(本日のお話 2440文字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
メリー・クリスマス!
皆様、昨日は良いクリスマスイブをお過ごしでしたでしょうか。
私は妻と共に、家のそばの居酒屋にて、
焼き鳥(=チキン?)と日本酒を食しておりました。
クリスマス感は全くありませんでしたが、
なかなか楽しい時間でした。
*
さてさて、早速ですが、本日のお話です。
現在、
「新入社員研修ディスカバリー」
のお問合わせが盛り上がっております。
本日は、人事担当者の方向けの内容となりますが、
「研修ツールの大切さ」について、
お伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは
【新入社員研修の「すぐ忘れる、定着しない」を解決する、”然るべきツール”とは?】。
です。
それでは、どうぞ。
■新入社員研修において、
人事担当者の方がよく口にされる「悩み」があります。
それが、
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・せっかく学んでも定着しない
・社内規定や、技術など、膨大な内容を4~6月で学ぶ。
だから、マナー研修もスタンス研修も、ほとんど忘れ去られてしまう
・復習が大事なのはわかるが、それをさせる時間がない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というような、悲しき声。
なんとか”新入社員の変容”を促そうと、
一生懸命取り組むものの、
あの研修を試しては、やはり違う、となり、
また別の研修を試しては、やっぱり難しい、となる。
そうやって悩み続ける人事担当者様と、
たくさん、出会ってまいりました。
やはり、人材育成において
「いかに定着させるか」
は永遠のテーマのようです。
■話は少し変わりますが、有名な話で、
『エビングハウスの忘却曲線』
というものがあります。
(聞いたことがある方も多いかと)
心理学者のヘルマン・エビングハウスによって導かれた、
「脳の忘れる仕組み」についての研究です。
この研究によると、
”20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
1週間後(7日間後)には77%を忘却し、23%を保持していた。
1ヶ月後(30日間後)には79%を忘却し、21%を保持していた。”
(エビングハウスの忘却曲線)
参考:記憶塾のやり方
ということがわかりました。
つまり、何が言いたいかというと、
『復習しなければ、明日には7割近く忘れてしまっている』
事実がある、ということ。
■この”仕組み”は、人間に備わっている
「忘れる仕組み」
ですので、どう抗っても、皆に平等に働きます。
だから、例えば
「どれだけ最高な研修」を実施したとしても、
『必ず(必ずです!)、
学んだことは忘れていく』
という宿命があるわけです。
(ああ、悲しい)
だからこそ、
”「学び」とは「復習」が生命線である”
と断言できるし、それを前提にした
「研修プログラムの全体設計」
は、重要、肝要、本質、根本、基礎の礎、である、
と言える、と思うわけです。
■しかしながら、問題があります。
いくら「復習が大事!」といっても
情報過多の現状で、本当に簡単に復習できるのか?
ということ。
細かい話になりますが、
・”研修テキストは持ち運びできるものではない”
・”他にも、やることが膨大にあるから、
わざわざテキストを開いて復習しようという気にならない”
・”研修テキストを見ても、そもそも何を学んだか、忘れてしまっている”
という
「復習できない(しづらい)現状」が
立ちはだかっているのです。
だからこそ、大切なのは、
「復習しなさいよ」と声高に叫ぶだけでなく、
【”復習しやすい仕組み”を、どれだけ作れるか】
ここにこそ、些細だけれども重要な、
”研修定着化の「扇の要」”が隠されている、
そのように思うわけです。
■そんなことを考え、フランクリン・コヴィーは、
あるものを開発いたしました。
それが、
【新入社員研修「ディスカバリー」専用
スマフォアプリ”Discovery-to-do”】
というもの。
(未受講の方も、一部だけ見ることができます)
今、当たり前ですが、殆どの方は(特に若者は)
スマフォが主流です。
このスマフォに、
学んだ内容を全部入れてしまえばいい。
・研修で学んだ内容すべて、
・研修で使った映像、
・研修で使ったツール、
これを見れば全部出てくる状態にする。
その上で、
1,『”研修の学び”の復習としての、リマインドメール』
2,『”研修の学び”を継続するための、Beforeーafterのアセスメント』
3,『”研修の学び”を、上司と共有するためのディスカバリープランシート』
などを用意しておく。
こうやって、
【”復習しやすい仕組み”を、何重にもして設計することで、
新入社員研修の「すぐ忘れる、定着しない」を解決する武器になる】
と考えているのです。
小さなようだけれど、
「ツール」というものは大変に重要です。
それが学びの継続、定着への、
”アクセラレーター(推進力)”となる、
そのように強く思います。
そして、今年、また新たにアプリも、
ツールもバージョンアップし、更なる進化を遂げます。
■新しい2018年、新たな企画を
考えている人事担当者の皆様、
これらの「学びのツール」を、
新入社員研修「ディスカバリー」で具体的にどのように活用するのか、
そもそも「ディスカバリー」の内容とは、どのようなものなのか、
これらについて、ご興味がある方は、
年明け無料プログラム説明会を行いますので、
よろしければ、是非お越し下さい。
きっとご参考になることがある、
(と勝手ながら思っております)
それでは、よいクリスマスを!