「時間の砂時計」の一粒一粒を、
”ただの砂つぶ”から「砂金」へと変えることが、充実感をもたらす”
(本日のお話 2320文字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、2つの研修の実施。
営業研修の二日目と、
ある製薬会社の営業部門のリーダーシップ研修1日目でした。
皆様リアクションもよく、
大変嬉しい限りなのですが、
結局、最後は「やるかどうか」。
研修で学んだことを”実践”してこそ、
成果に繋げられるもの。
ぜひ、現場での皆様の勝負を期待しております。
そして、今日は二日目。
朝から研修に立ち会っております。
*
さて、本日のお話です。
今週に入って、今まで溜まっていた仕事を含め、
仕事の仕方を見直しはじめています。
今日はその話について、
行っている取り組みの共有とともに、
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「自分の時間の砂時計」の一粒一粒を、
”ただの砂つぶ”ではなく「砂金」へと変えることが、
真の充実感をもたらす】。
それでは、どうぞ。
■もう、これでもかというくらい、
最近よくよく耳にする大事な言葉で、
「時間は有限」
という言葉があります。
私たちは1日24時間、
一般的に働く時間を8時間と考えて、
できることは、かなり限られています。
そして我々は、その中で
「自分が力を発揮できること」、
「やっていて充実している」
「世の中に貢献できる」
これらのことを、出来るだけ満たすこと。
それこそが、自分にとっても、
そして社会にとっても有益であるのだろう、と思います。
真面目な話、私達個人個人は
”社会の資源”のようなもの。
「自分の強み」を活かさず、押さえつけ、
能力を窒息させてしまうことは、罪ですらある、
そう最近、よくよく思います。
人は、「自分の強み」を活かし、
世に貢献してなんぼだと思うのです。
■例えば、私の貢献を考えてみると、
私が今与えられている職種名は
「クライアントパートナー(営業)」です。
その呼び名はなんでもよいのですが、
私が提供している価値というのは、企業や個人への
「学びの機会」
「成長の機会」
です。
だから、それを実現するために、
私自身がこだわる行動として
・人と会い、人を繋げる
・自分が誰よりたくさん学ぶ
・人にインサイト(洞察、新しい選択肢)を与える
ことが、
”私が成すべき、重要なアクション”
である、と思っています。
そしてこれらは、恐らく私が、
”世の平均値”よりも高く価値を発揮できるところであり、
こういった自分が得意な行動に
”出来るだけの多くの時間を費やすこと”
は自分の喜びであると共に、
世に対する貢献でもある、
と思うのです。
■そして、そのような
「”自分だから”できること」
「”自分だから”価値を与えられること」
にフォーカスをしていった時、
”1分あたりの価値”
は高まります。
そして、そのプロセスは、
『「自分の時間の砂時計」の一粒一粒が、
ただの”砂つぶ”ではなく「砂金」へと変わっていく』
ようなものである、と思うのです。
■今の世の中は、やることが多く、
会社であれば、やらなければならないこと、
やれと求められることも、たくさんあります。
でも思うのです。
恐らく、それらを全部やることは、
もう無理な時代になりつつあると感じるのです。
(情報が多すぎ、やることが多すぎる、
それで疲弊をしている人も多くなっている)
これからは、
全部をやる時代ではなく、
「人が、重要なことだけを選択する時代」
です。
例えるなら、物凄く過剰な丁寧なメールを作ったり、
返す必要がなさそうなよくわからないメールを、
何百件も一生懸命返信したりすることは、
”大切な「砂時計の時間」を「ただの砂つぶ化」している”
ことに等しいとすら思えます。
本当に必要な、
”自分が価値を付与できる活動”に、
時間と意識をフォーカスしたとき、
私達の心は喜び、そして世に与える価値も最大化するのでしょう。
1分という「時間の砂つぶ」を「砂金」へと変えられるような、
”自分だけができる行動”
を、日々考え、選択すること。
そのための時間を削減するために、
・スケジュールの管理方法をデジタルに変える
・会議の議事録の仕組みをメモでOKとする
・メールは「お疲れ様です」という文言は、
そもそも入れないルールにする
・CCは無駄に多用しない
・発言しない会議は参加しない
・クラウドを利用して、資料を探す時間を削減する
やらなくても良い
”砂つぶの仕事”を削減する「仕組み」を作り、
自分だけが価値を付与出来る仕事に、
フォーカスをすることが重要なのでしょう。
または、誰かの力を使い、
苦手なことを補ってもらうという方法も、あるかもしれません。
もちろん、制約の中で、
出来ること、出来ないことあります。
でも、工夫をし続ける事が大事です。
そうやって、
【「自分の時間の砂時計」の一粒一粒を、
”ただの砂つぶ”ではなく「砂金」へと変えること】
は、私たちに充実感をもたらす、
そう思う次第です。