「壊す」と、強くなる。強くなりたければ「壊す」こと
(本日のお話 1058文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、帰宅後、夜は今週末のフルマラソンに向けて、
ひとり、25キロ黙々と走りました。
久しぶりのランニングでヘロヘロでしたが、
なかなかいい感じで追い込みができたので、
目標は達成できた気がします。
*
さて、早速ですが、本日のお話です。
今日は「ランニング」に関連した話で、
”成長の原則”について思うところを、
お伝えさせて頂ければと思います。
タイトルは、
【壊すと、強くなる。強くなりたければ、壊すこと】。
それでは、どうぞ。
■運動をしている方はご存知かと思いますが、
人の体には、
『超回復』
という機能が備わっています。
ちなみに「超回復」とは
”トレーニングを行った時には、単純に「疲労が回復する」というだけでなく、
それを通り越して「もとの状態よりも強くなる」という反応が起こる。
これを超回復と呼ぶ。”
という現象のこと。
つまり、平たく言えば、
『壊すと、強くなる』
という話ですね。
運動している方は、この話は知らずとも、
体感している方は多いのではないでしょうか。
■そして、昨日のランニングで考えていたことは、
ひたすら、この「超回復」という3文字でした。
最近は、諸々忙しく、
走る時間が全く取れていなかったのですが(言い訳)
「出るからには、やりきりたい!」
という思いもあり、ジレンマを感じていた昨今。
その中で、
“今できるベストの練習方法”が、
『直前に足を“壊し”て、
回復がピークになったときに、レースを合わせる』
という「超回復」戦略で進めることでした。
「超回復」を効果的にするためには、
トレーニングを”激しく”する必要があります。
ぬるぬるやっていても、
超回復は起きないのです。
■そのため、昨日のランニングでも、
1人で孤独に真っ暗な川沿いを走りますが、
前提として、
「足がある程度、”壊れる”くらい走らなければいけない」。
そうしなければ、強くならないのです。
だから、一人で走っていて、
別に誰も見ていないとしても、
手を抜いては意味がない。
手を抜いたら、その結果は、
レースで、直に自分に降り掛かってくる。
だから、
「1キロあたり5分のペースで走る」
と決めたのであれば、
それを何とか最後までやりきる。
その
”壊れるまで、やりきる”
”自分を追い込む”
というところに、
「成長の秘訣」が隠されていると思うし、
より高みを目指そうとするのであれば、
日々日々、「自らを壊し続ける」くらいの覚悟で、
取り組むことが重要なのであろう、
と思うのです。
■自らを追い込み続けることは、
とはいっても、結構大変です。
私も偉そうに言いながら、
「完全に追い込みきれたか」というと、
胸をはれないときもあります。
人は、常に易きに流れがちな生き物であることも、
また一つの事実。
だから、
「共に戦う仲間」を見つけたり、
「自ら宣言をする」ことをしたりして、
常に”自分を律し続ける”こと。
そうして、
『今の自分を壊し続ける、そして成長する』
ということにこだわる事は、
今より高みを目指そうという人にとって、
とても大切なことなのでは、
と思う次第です。
折れた骨は、くっつく時に太くなります。
【壊すと、強くなる。強くなりたければ、壊すこと】。
あらゆることに通ずる、
大切な成長の原則だと思います。