「高い」vs.「低い」で迷った時は、迷わず「高い」を選ぶ
(本日のお話 1511文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜は週末の「サムライ塾」に向けてのミーティング。
*
さて早速ですが、本日のお話です。
何か物事を決めるとき、
またはあらゆる行動をする際に、
最近、大事だな、と心底思うことがあります。
それは、
“「現状維持」でなく、高みを目指す”
とした際に、ぜひ大切にしたい、と思う価値基準。
今日はそのことについて、思うところを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「高い」vs.「低い」で迷った時は、迷わず「高い」を選ぶ】 。
それでは、どうぞ。
■悲しいもので
「人は易きに流れる」
生き物です。
基本、誰しも放っておくと、
楽な方、負担がない方、やりやすい方へと、
どんどんどんどん流れていく。
そんなもの。
誰も、大変なことは、嫌なのです。
■でも、だからと言って、
「本当の本当に」、
ただ楽をしたいだけなのか、
「本当の本当に」、
ただ大変じゃなければいいのか、
というと、それもまた、違う。
楽な方を選びたい、
大変なのはイヤ、
辛いのは避けたい、
よくよく掘り下げてみると、
実はこういった感情、欲求は、
「表層的」なものでしかないのです。
掘り下げてみると、
多くの場合、心の底では、
”自らが追い求めるものは、戦う必要があり、
どこかで、「戦わねば」「甘えと戦い、打ち克ちたい」“
と、思っていたりするのです。
■例えば、ダイエットもしかり。
例えば、「甘いもの食べまくりたい」、これは、
「表面的、刹那的」な欲求です。
「運動したくない、めんどう。ゴロゴロしたい」
これも、表面的な欲求。
でも、それを満たし続けても、満たされるか、
と言われれば、満たされることは、ない。
あくまでも「表面、刹那の欲求」で
『誤魔化した』にすぎない。
ただ、残るのは
「自分に(今回も)負けた」という敗北感。
あるいは、自尊心の毀損。
■本当の本当では、
どこかで「自分を律したい」と思っている。
”自分に打ち克ち、ダイエットを成功させ、
いい身体、カッコいい身体になりたい“
「心の底」では、そう思っているもの。
それこそが、「本質的な欲求」なのです。
『易きに流れたい』とする、
「表層的な欲求」は、「逃げの自分の顔」です。
本当の「本質的な欲求」を見えなくする、ペテンです。
■だからこそ、思うのです。
“自分が何者かになりたい”、
“現状維持を超えて、高みを目指したい”。
そう、願うのであれば。
その「本当の心の声」「心の底の声」こそ、
大切にしてあげることが、大事である、
そう思うのです。
そして、
「本質的な欲求」を満たすためには、
“表層的な欲求と戦うこと“が、重要なのです。
それは、
『易きに流れたい』va『自分に打ち克ちたい』
の戦いであり、
『表層的な欲求(ペテン)』vs『本質的な欲求(心の声)』
の戦いです。
ペテンに、負けてはいけません。
■ほとんどの場合、本当に欲しいものは、
高く、手に入れづらいところにあるもの。
でも、だからこそ、価値があるのです。
だからこそ、何か迷った時。
『基準が高い』、でも大変そう、
VS
『基準が低い』、楽にできそう、
の構図になったとき。
本当の心の声は、
『基準が高い』にあるものだと、
信じることです。
人は易きに流れたくなります。
でも、
より上を目指すのだ、
現状を打開して、さらなる高みを目指すのだ、
と願うのであれば、
【「基準高い」VS「 基準低い 」 で迷った時は、迷わず「高い」を選ぶ】。
こと。
このことは、非常に大事なことである。
そう、強く思うのです。