「哲人の習慣」とは?
(今日のお話 1161文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント他、
実施する「7つの習慣」研修の打ち合わせなど。
夕方は、目黒雅叙園にて、
「ビジョナリーウーマン」の公開コースにご参加頂いた
H社のご担当者様と打ち合わせ。
急成長中のサービス業なのですが、
「お辞儀の確度」「挨拶の仕方」などは気を付けるものの、
そもそもの、
「働く姿勢」
「何のために働くのか」
「信頼の大切さ」
という根底の部分について、なかなか教えられていないがゆえに、
社員の成長や離職があるのでは、そんなお話を聞かせて頂きました。
まずは現場の意識改革として、
「ビジョナリーウーマン」の”社内ファシリテーター”を目指したい、
とのこと。
熱い想いを聞いて、
私もついアツくなってしまいました。
T様、心より応援しております!
■さて、本日のお話です。
今日は私の尊敬する、
「中村天風氏」のお話から、
一つお話をご紹介したいと思います。
※中村天風…
松下幸之助、稲盛和夫など超有名人が師事した、
日本の哲学者。ヨガの達人。
■突然ですが、皆さま
「暗示」
について、
どのようなイメージをお持ちでしょうか。
「暗示」などというと何だか怪しい…
と捉えられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら天風氏は、
常に心を綺麗に保つために、
こんな”暗示”を自分にかけている、
と言います。
【私の習慣】
私は毎晩の寝がけに、
「今日一日、本当にありがとうございました。
本当に嬉しく、ありがたく、これからやすませていただきます」
鏡を前において、顔を映して、
じいっと顔を見て、
「お前は信念が強くなる!」
と一言いって、床の中に入る。
そして、
「今日一日、”怒らず、恐れず、悲しまず”を実行したかどうか」
「”正直、親切、愉快”に人生の責務を果たしたかどうか」
少しでも自ら省みるところがあったら、
「明日は、今日よりも、もっと立派な人間として生きるぞ」
ということを心に描く。
何十年来の私の習慣である。
(『ほんとうの心の力』中村天風)
■中村天風氏は、
「常に積極な気持ちで、
ネガティブな気持ちになることは、一切ない!」
と断言し、そして風邪なんて引いたこともない、
と言っていたそうです。
信じる、信じないは人それぞれとしても、
気持ちを常にクリーンに、
プラスの状態を保つために、
<哲人と呼ばれる人は、ここまでやっている>
というのは、
一つ参考になることなのかもしれません。
■私も、日々気持ちがブレることもよくありますが、
不思議なもので、天風氏のオススメの言葉、
「今日一日、”怒らず、恐れず、悲しまず”
”正直、親切、愉快”に生きよう」
と唱えてみると、
何だか気持ちが軽くなる気がします。
刺激が多い世の中だからこそ、
常に安定した気持ちを持ちたいと思う今日この頃。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。