目に光がなくなると成果は出ない。「商い」とは「飽きない」よう工夫するもの
(本日のお話 1675文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件の「7つの習慣」研修が同時開催。
1件のフォローアップはアシスタントの方におまかせし、
私は、愛知へ出張。
とある不動産関連の仕事をしている会社様の
会社の中核を担うリーダーの方に対して、
“人間力を鍛える”
というテーマの
「7つの習慣 5ヶ月コース(合計5日間)
の1日目でした。
若くエネルギッシュな方ばかりでしたので、
皆様がこれを転機に、更に大きく成長されること、
心より期待しております。
(K社の皆様、引き続きよろしくお願いいたします!)
*
さて、本日のお話です。
先日、人生の先輩と「仕事とは?」について、
話をする機会がありました。
そこで聞いたキーワードが、
「そうだよなあ」と至極納得するものでした。
今日はそのお話についてご紹介するとともに、
思うところをご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
“目に光がなくなると成果は出ない。
「商い」とは「飽きない」よう工夫するもの”
それでは、どうぞ。
■3ヶ月前の記事ですが、
こんな記事が日経新聞に取り上げられており、
衝撃を受けました。
ちなみにタイトルは、下記のようのもの。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『「熱意ある社員」6%のみ 日本132位、米ギャラップ調査』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
読んでいただくと、その理由が色々書いてあります。
がタイトル通り、要は「熱意を持たずに働いている人」が
日本は、圧倒的に多いということを言っているわけです。
言い換えれば、
・ダラダラ働く
・頭を使わずルーティンしかしない
・新しいことはやりたくない
・時計を気にし、定時になるのを待つ
・仕事は苦行でしかない
こんな状態で働く人が、
それこそ山のようにいるのが日本社会、
ということになるのでしょう。
実際、普通になっているかもしれませんが、
皆が不幸を感じているのならば、
これはもう、由々しき事態です。
■確かに、この”熱意を持たない”ことによる害悪は、
「組織の生産性が落ちる」とか
「日本の国力が落ちる」とくマクロ的な話がまずあるでしょう。
でも、一番悲しいのは、
”熱意なく、消えた炭のような働き方をする人『その人自身』”
だと思うのです。
だって、
“毎日が楽しくない”
“目に光がない”
”つまらない、飽きた”
状態が、楽しいか?幸せか?と問われれば、
おそらくYES!と自信を持って答えられないはず。
(と、私は思いますがどうでしょう)
■人というのは、
その多寡はありこそすれ、
「向上心」を持つ生き物です。
口には出さずとも、
昨日より今日、
今日より明日、
今年より来年、
ちょっとずつでも、”より幸せになりたい”、
と願っているものです。
だから仕事でも、
「ただロボットのように同じことを、毎日が続く」
(何も変わらない)
んじゃなくて、
「何か良くなっている感がありながら、毎日が続く」
(ちょっとずつプラスになる)
ほうが健全だし、充実するもの。
逆に言えば、何も変わらず、
夢も、希望も、能力の増加もなければ、
「向上心」があればあるほど、
その組織・仕事から、気持ちは離れてしまう、
そんなものだと思うわけです。
■そんな文脈を踏まえて。
私の先輩が、先日、
こんな話をしていました。
~~~~~~~~~~~~
「「商売」というのはね。
飽きたら、上手くいかないんだよ。
だから、よく言うじゃん。
『「商い」は「飽きない」ように、工夫してやらなきゃダメ』
だって。
飽きて、ダラダラやっても、
楽しくないし、失敗するだけ。」
と。
*
人によって、理想の働き方はそれぞれ。
一つのことをコツコツ積み上げる人もいれば、
新しいことに果敢にチャレンジし続ける人もいる。
しかしながら、
どちらにも共通して言えると思うのが、
”「熱意を持って働けた」ほうがいい”
ということ、
そして、そしてそのためには、
”「もう、飽きた」と言わない、
日々ワクワク、向上できる環境がよい”
ということ。
だからこそ、
右肩上がりの働き方、キャリアを
追い求めるのであれば、
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自らの「商い」を、「飽きない」ように、変化させ続ける。
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このことは、とても大事なのだろう、
そのように思った次第です。