「誰がやる?」「オレでしょ!」的スタンスが、自分を、周りを変えていく
(本日のお話 2253文字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、“戦略実行” についての
エグゼクティブ向け無料プログラム説明会。
ならびに、夕方からは社内の勉強会。
“「節税」についてみんなで学ぼう!”ということで
見識を深めておりました。
また夜は、とある伝統的企業の人事部長、
かつ、急成長中の不動産会社の人事(友人)とともにお食事会(飲み会)。
これまた、非常に楽しく、充実した場でした。
(Yさん、Hさん、ありがとうございました!
最高に楽しかったです)
*
さて昨日の「戦略実行」についてのブログラム説明会を行いました。
そちらについて、少しだけご案内。
「戦略実行」とは、言葉にするとシンプルですが、
そこにはたくさんの要素が必要です。
・リーダーの信頼
・目標の明確さ
・個人の自主性
・モチベーションを高め続ける仕組み
・1人1人のコミットメント
などでしょうか。
すべて必要で、これらを全部一度に伝えるのは難しい。
これを実現するためには、
「”一つの取組み”を通じて、長期的に取り組もうとする仕掛け」
が重要です。
そして、それを実現する「よい施策」の一つが
先日の4Dxのプログラムなのです。
9月にも開催をいたしますので、
「戦略実行」というキーワードにご興味のある皆様、
ぜひ、お越しくださいませ。
*
さて、本日のお話です。
昨日、ハイボールを飲みつつ、
会社の文化づくりについて2社の人事の方と、
どんな施策をやっているのか、などの情報共有を致しました。
その中で聞いたお話が、
「確かにそうだよな」と思う、非常に共感できる内容でした。
今日はこの話をご共有させて頂くとともに
思うところをお伝えしたいと思います。
タイトルは、
『「誰がやる?」「オレでしょ!」的スタンスが、自分を、周りを変えていく』。
それでは、どうぞ。
■「GPTW(Great Place to Work)」、
という取り組みがあります。
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Great Place to Work? Institute Japanは、
毎年「働きがいのある会社」の調査を行い、
一定の水準を満たしていると認められたベストカンパニーを、
有力メディアを通じて発表しています。
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有名な調査なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
要は、
「働きがいのある会社のランキング」
を取っている組織です。
■そして、先日のお食事会での
ご一緒をした人事のHさん。
彼女の会社は、 4年連続、
「働きがいのある会社ランキング」のTOP10に
入り続けている、素晴らしい会社。
そんな彼女から、
「具体的にどんな取り組みをしているのか?」
について、聞かせてもらいました。
(いい話過ぎてここで、
具体的にご紹介できないのが残念です。
興味がある方は直接聞いて下さい!)
本当に、あらゆることが行われていて、
「素晴らしい!」の一言でしたが、その中で私が、
特に感銘を受けたのが、こんなエピソードでした。
■Hさんの会社では、
月に1度、社員全体での「総会」をやるそうです。
そこで、
「社長に思っていることを率直に伝える場」
を、設けているとのこと。
それは、
「こうしてほしい」という会社への希望だったり、
「こんなものがあったら嬉しい」というアイデアだったり。
例えば、
・「週休2日じゃなくて、 3日にして欲しい」
・「もっと社員同士の関係が深まるような企画をしてほしい」
・「社員の家族を巻き込んだイベントがあったら楽しい」
・「リモートワークをもっとできるような仕組みが欲しい」
・「働く時間を短くしてほしい」
みたいなイメージですね。
それを社長が直接聞き、答えるのです。
社長は大変前向きで、人格者なので、
「いいね!」
「おっ、それもいいねえ!」
「確かにそれ、あったらいいね!」
と、全面的に受け入れてくれる。
しかし、です。
この話には「お決まりのオチ」があるそう。
そして社員、皆が、それを認識している。
そのオチとは、
社長がいろんなアイデアをどんどん聞き、
「いいね、いいね!」と思い切り共感する。
そして、会の終盤迎えた時、
社長はこういうのです。
「じゃ、これ、誰がやる??」
すると、社員は答えます。
「僕(私)がやります」
■ここで言いたいのは、
「言うだけ言わせて、何もしない経営幹部、ひどい!」
とかいう話ではありません。
そうではなくて、
「むしろ、このお決まりのパターンを
皆が認識している」
というところが、素晴らしいのです。
そこに、
”素晴らしき自主性の文化”がある、
私はそう、感じました。
■なんとなく、今の風潮で、
「もらって当たり前」みたいな雰囲気が
日本全体にあるような気がしています。
「会社で働く」という事を考えた時、
会社が与えてくれる「権利」に、つい意識が向きがち。
「自分が会社のために(周りのために)何かをしよう」
という意識は、自分で気をつけないと、
つい少なくなりがちなのかもしれません。
しかし、この「働きがいのある会社ランキング」の
上位ランカーのこの会社様では、
日曜のサザエさんの最後のジャンケンポンのような
『お決まりのパターン』として、
それが、
【「誰がやる?」 「自分がやる!」】
という「姿勢」が当たり前としており
その「姿勢」を皆で、共有していることが素晴らしい、
そう思い、非常に感銘を受けたのです。
■しばしば、
“ONE FOR ALL,ALL FOR ONE”
一人はみんなのために、みんなは一人のために
などと言われます。
この最たるアクションの一つが、
「いいなと思ったことを自分が先んじてやる」
ということではないか、
私はそう思います。
そうすることで、
自分自身にとってもプラスになるし、
組織にとってもプラスになる。
だからこそ
改めて大切にしたい姿勢である、
そんなことを思う第です。
ということで、
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「いい!」と思った事は自分から始める
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こと、大切にしてまいりましょう。