考えろ!考えるな!
(今日のお話 1886文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
お昼は「7つの習慣」の社内ファシリテーターを
されているS社様と、現在検討中のA社様と共に、
情報交換ランチ・ミーティングでした。
(Mさん、Tさん、Nさん、Sさん、ありがとうございました!)
お話を聞いていて改めて思うのが、
人事の方は、外部の方との交流が少なくなりがちで、
視野が狭くなることに危機感を持っている方、
とても多いですね。
個人的に、フランクリン・コヴィーとしても、
人事の方同志が集まる「人事交流」の場づくりもしています。
ご要望があれば、直接おっしゃって頂いてもいいですし、
色々な人事の方が集まる「無料プログラム説明会」なども
ぜひご活用下さいね。
さて、本日のお話です。
■先日、ここ最近、
「日本がやたら暑い原因ではないか?」
とすら言われている松岡修造さんが、
とある名言を語っていました。
聞いたとき、最初はよくわかりませんでしたが、
言われてみれば「確かに」と思わされるお話でしたので、
共有したいと思います。
ちなみに、その言葉とは、こんなもの。
【考えろ!考えるな!】
どっちだよ!
と突っ込みを入れたくなりますが、
この言葉の意味を、次のように語っていました。
「人は、考え始めると、ろくでもないことを考えがち。
例えば、テニスだったら、
”やれ風が強い”だの、
”やれ相手の調子がよい”だの、
”やれ太陽がまぶしい”というように、
<自分じゃどうしようもないこと>
をぐちぐち考えたりしてしまう。
でも、これはよくない。
考えてもネガティブなスパイラルに入るだけ。
だから『考えるな!』」
「その上で、出来ないことではなく、
<今、自分が出来ることは何か>については、
真剣に考えて、頭を働かせなければいけない。
”相手の強いバックハンドを封じるために、どんな戦術があるか”
”相手を調子づかせないために、どんな攻め方をするか”
など。
だから『考えろ!』。」
こんな理由で、修造さんは
【考えろ!考えるな!】
という言葉を言ったとのことでした。
(記憶を頼りに書いておりますので、
正確に上記のように言ったわけではありません。
悪しからず。)
■このお話、確かにその通りですよね。
松岡さんが言うように、
「自分が考えても変わらないこと」
を考えても、自分をすり減らすだけです。
例えば、
「隣の課の山本さん(仮)の性格が気に食わない」
などと勝手にイライラしたとしても、
それで山本さん(仮)の性格が
変わるはずもありませんし、
それを考えて、ますます腹が立つのは自分だけ。
それこそ、
「百害あって一利なし」
というやつでしょう。
・・・とするならば、
その意識や時間、エネルギーを、
「自分が出来ること・変えられること」
に向けた方が、または向けようと努力した方が
ずっとずっと生産的ですし、
自分のためにもなるでしょう。
■「7つの習慣」では、
”第一の習慣 主体的である”において、
主体的に自らの人生を切り開く人は、
【「関心の輪」(=自分が変えられないこと)ではなく、
「影響の輪」(=自分が変えられること)にエネルギーを集中させる】
ことができる、といいます。
このことはまさしく、
先ほど紹介した修造さんの、
【考えろ!考えるな!】
(できることは考えろ、どうしようもないことは考えるな)
という名言と、全く同じことを言っています。
■松岡修造さんも「7つの習慣」も、
結局言っていることはおんなじ。
彼程とは言わなくとも、
「今、自分にできること」
を自分なりに、アツく、行動していきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。