人生で成果を出し続けるマインドセットの秘訣を、「ピアノの調律」から学んだ
(今日のお話 2356字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
色々、たくさん楽しそうな案件が動いてきて、
ワクワクしてきました。
三連休で学んだセミナーも、いい意味で活用できそうです。
*
さて早速ですが、本日のお話です。
改めて思うのですが、
研修(特にマインドセット系のモノ)は、
”言っていることがほとんど同じである”
と他社の研修を受け、感じました。
しかし、知っていることだけど、
やっぱり改めて学ぶ価値があるものだ、
とも、同時に強く思いました。
本日は、その理由をお伝えしつつ、
『人生で成果を出し続けるマインドセットの秘訣を、「ピアノの調律」から学んだ』
というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■研修でよく使わられる言葉で、
「マインドセット」
という言葉があります。
これは、「考え方を変える」
という意味で使われる言葉で、
大事なキーワードでもあります。
「人の愚痴を言う」という行為だって、
「人に原因がある。自分はわるくないどんな時でも!」
という他責のマインドセットが原因だし、
「話を聞かない。自分ばかり話す」という行為だって、
「コミュニケーションは説得してなんぼ」とか
「聞くことはさして重要じゃない」というマインドセットが、
その行動に繋がっていることが多いのです。
だから、
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人生を少し変えたいなら、行動を変えればよい。
しかし、大きな変化を望むのであれば、
世界の見方、解釈の仕方である「パラダイム」を変えなければならない。
スティーブン・R・コヴィー
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と言われるように、
やっぱり「マインドセット」が、
重要なのでしょう。
■しかしながら、この「マインドセット」。
同時に「疑わしいもの」と
言われることがあります。
なぜならば、マインド(考え方)は、
形あるものではなく、
曖昧で、目に見えなくて、
成果にどう繋がっているか測りづらい、
よくわからないものだから。
ですが、
痛みの根本的な原因を掘り下げて行くと、
結局「マインドだよね」、ということになり
やっぱりなんだかんだ大事、
と、堂々巡りをする、
そんな性質を持っているようです。
■そして、曖昧だけど重要な、
空気みたいな「マインドセット」ですが、
例えるならば、
『「ピアノの調律」のようなもの』
と思うのです。
ピアノを長らく使っていないと、
弦がぬるみまくって、音がぶれます。
「なんか変だな、いい曲を奏でられないな」
と思いますが、感じるだけで
ハッキリとはわからない。
そして不協和音(望ましくない結果)が生み出され続け、
「なんかおかしいなー、なんかおかしいなー」を繰り返す。
音には、しかるべき周波数があり
それにピタリとあったときに心地よくきこえるという、
ルール(音楽の原則)があります。
それにあっていないと、
「何となくおかしい」という違和感を覚える。
しかし、何をどう調整すればいいか、わからない。
だから「調律師」の力を借り、
そして「原則に基づいた音楽」を奏でられるがよう、
”調律”を行うわけです。
■そして、私たちが仕事に、人生に
成果を出すための「マインドセット」も、
これに近いと感じます。
「なんか成果がでないなあ」
と違和感を覚えているときは、
大体の場合、何かがずれているもの。
それは、まるでピアノの弦が緩み、
音階がが「正しい周波数」(音楽の原則)からズレているように、
「原則」としての行動からずれていれば、
当然、満足いく成果は出ません。
例えば、
「会社のせい、同僚の〇〇さんさえいなければ」という、
責任を他に求める”他責思考”であれば、
望ましい成果(楽しく働く、モチベーション高く働く)は出なかったり、
「部下は、管理、命令するもの」というマインドセットで、
相手を支配しようとする思考の下、
真に良好な関係は、得ることができないもの。
そのような「バグ」(とあえて言ってしまいますが)は、
適正に”調律”する必要が有ると思うのです。
そして、成果を得る「マインドセット」とは、
古今東西、あらゆるところで「原則」として存在しています。
だからこそ、自分の行動が、
「原則と一致しているか」を確認し、
調整することが大事なのでしょう。
それはまるで、ピアニストが、
調律師の力を借りて、
定期的にピアノの調律をするようなもの。
同様に、私たちが仕事に人生を充実しつつ生きる上で、
「原則」を指し示してくれるもの
(例えば7つの習慣のような教育プログラムなど)の力を借りて、
定期的に調律をすることが、
予想以上に大事なのではなかろうか、
そのように思ったわけです。
■そして、ピアノの弦が緩み続けるように、
私たちもつい、原則からズレがちになります。
だから、調律は”し続ける”こと。
それもまた重要です。
だから、
定期的に自らを振り返り、
リーダーシップの原則、
行動の原則、
人間関係の原則、
などに則っているかを確認する必要がある。
すなわち、一回やって終わりでなく、
学び続けることが必要になる。
「マインドの学び」とは、
そういった類のものではない
と思うわけです。
■いうことで、
長々とお伝えしてしまいましたが、結論として、
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定期的に「原則論」
(7つの習慣、松下幸之助氏の名言、稲盛和夫氏の名言、
ドラッカー、西郷隆盛、などなど本質と思われる人々の言葉)
と自分を照らし合わせ、「マインドセットの調律」をする
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こと、やってみてはいかがでしょうか、
そんなことを思った次第です。