「やったほうがいいけれども、なかなかできないこと」を出来るかどうかは、計画段階での決意にかかっている
(今日のお話 2433字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
また再来月行う予定の、
リーダーシップ研修の打ち合わせを講師とともに。
そして自宅に帰ってからは、
久しぶりに「靴磨き」を、ひたすらやっておりました。
不思議なのですが、
お店で靴磨きを任せるよりも、
自分の手で愛情込めてクリームを塗り込み磨くと、
仕事道具への愛着が湧きます。
すると、仕事が楽しくなる気がします。
自分が使うものを大事にすることは、大切ですね。
*
また、昨日、
【(人事の方限定) 7つの習慣 特別ワークショップ】
のご案内をさせていただきましたところ、
早速、お申し込みいただきました。
開催まで1ヵ月を切った土日に、
わざわざ時間を作ってきていただける稀有な(?)皆様に、
お会い出来ること、心より楽しみにしております。
この週末の「7つの習慣 特別ワークショップ」は、
これまでに何回かやっておりますが、
本当に「特別だなあ」と開催側ながら思います。
さすが土日に学びに来られる方だけあって、
参加者の熱意、向上心、能力の高さは段違いで、
この上なく上質な学びの時間になっていると感じます。
残席はまだございますので、
ご都合が合われる人事の方は、ぜひお越し下さいませ!
*
さて、本日の話です。
先日、「靴磨き」をしつつ、
思ったことがありました。
それは、
”「やったほうがいいけれども、普段やっていないこと」は、
なかなか実行するが難しい”
ということ。
今日は、そんな
「やったほうがいいけれども、なかなかできないこと」を
実行、習慣化するには、どのような工夫が必要なのか、
について、思うところをお伝えさせていただきたいと思います。
タイトルは、
『「やったほうがいいけれども、なかなかできないこと」を出来るかどうかは、
計画段階での決意にかかっている』
それでは、どうぞ。
■「やったほうがいい、でもすぐやらなくてもいい」。
そんな活動は、たくさんたくさんあります。
私の場合も、
・英語の勉強
・筋トレ
・柔軟ストレッチ
・ランニング
・読書
・靴磨き
・パソコンのデスクトップの整理
・本棚の整理
などなど、数えればいくらでもあるほど。
きっと、皆様にも、そんな
「やったほうがいいけれども、
普段できていない活動」
が、それなりにあるのではないでしょうか。
■やったほうがいいことはわかっている。
しかし、悲しきかな。
こういった、
「普段やっていないけど、やった方がいい活動」
というのは、どうしても後回しにしてしまうもの。
その代わりに、
・日常の雑事に巻き込まれたり、
・テレビをひたすら見て終わってしまったり、
・YouTubeのおもしろ動画を永遠リピートする、
・携帯ゲームに耽溺する
という頭を使わずに、
手っ取り早く気持ちよさを味わえるものに、
食いついてしまう、
そんなことにも、なりがちです。
(まあ、しばしばありますよね)
■では、どうすれば、
「やったほうがいいこと」に時間が取れるのか?
このことについて、
とあるタイムマネジメントセミナー(うちの研修プログラムですが)の講師が、
こんな話をしていたのが、印象的でした。
そして、「当たり前っちゃ当たり前だけど、確かにその通りだよな」
と感じたのでした。
それは、こんな話でした。
「”やったほうがいい、でも今すぐやらなくても良い活動”
(第二領域活動 = 重要だが、緊急ではない活動)をやることは、
皆さんの仕事や人生の充実に、大きな影響があると理解されたかと思います。
では、どうしたら「第二領域活動」に時間が使えるのか?
その工夫として、2つあります。
1、手帳に、今日やる「重要だが、緊急でない活動(第二領域」を1つだけ書く。
(3つ、4つと欲張って書くと、多くの場合できず、
ただ自尊心が傷つくだけなので要注意)
2、その活動に、「A」(または★など)をつける。
(ここがポイント。とりあえずできなくとも、
それを「確実にやる!」としなければ、ほぼできない)
ことです。
『一つだけ決めて、絶対やると(自分の中で)宣言する』
これに、つきます。
やったほうがいいけれども、普段やらないことを、
「できたらいいな」レベルで、許してしまうと、
やらないし、やれないんです。
だから、せめて手帳や計画で、
「今日やる」と決意、宣言をすることが、とても重要です。」
そんなお話でした。
■忙しくてなかなかできない、
というのは、おそらく
現代で働く多くの人がそう。
しかし、
「なかなかできない、時間がないから仕方ないよね」
をどこかで突破するための、
必要な『意志』がなければ、
おそらく突破することは、残念ながら、ないのでしょう。
最低限必要なことになるのでしょう。
「結局、精神論かい!」
と感じられるかもしれませんが、
何かをするときに、決めるのは自分。
やると決めるのも自分。
やらないのも自分。
だから、まずは、
「やったほうがいいよな」と悶々と思っているのであれば、
『一つ決めて、絶対やると宣言する』
こと。
そこから全て始まるのであろう、
そんなことを思った次第でした。
と、「靴磨き」という、
”やったほうがいいけど、やれていなかったこと”
を手帳に書き記し、
ようやく実現できて思ったことでした。