行動しなければ、夢はゴミである(と本に書いてあった)話
(今日のお話 1956字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、
午前中、東京体育館へスイムの練習で、
1000メートルほど泳ぎ、
昼からは「サムライ塾」なる学びの仲間たちとミーティング。
そのまま、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読み、
最近なんだか体調が悪かったので、
敢えてデトックスということで、夜は5キロランニング。
梅雨の時期は、なんだか体調が優れませんが、
だからこそ、追い込んで無理やり毒素を出したくなった休日でした。
(ただのドMかもしれませんが 汗
でもなんとなく元気になる気がするのです)
*
さて、以前から読み進めている本で、
『世界最強の商人』という本があるのですが、
この本の中で、とある一説がありました。
それが、今日のテーマでもある、
「行動しなければ、夢はゴミである」
というなんともパンチのある言葉。
今日は、この言葉の意味を掘り下げるとともに、
思うところを、皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■『世界最強の商人』(著:オグ・マンディー)。
この本は、文字通り、
「世界最強の商人」になるための”心構え”のようなものが
巻物として、ひたすら書かれている本です。
それを、念仏のように読みましょう、という、
そんな「自己啓発的な念仏書」とでもいいましょうか。
なんていうと、怪しく聞こえますが、
とはいえ、納得することが非常に多いこの本。
長らく営業をやってきた私も、
「いやはや、本当にその通り」
と膝を打ちたくなる珠玉の言葉が、
ものすごくたくさん書いてあります。
ですから、読んでいると、
「そうだよな、そうでなきゃいかんよな」
と自分を戒める、良き刺激になるのです。
■そんな本を先日読み進めていた中で、
こんな言葉が不意に登場してきました。
刺激的な言葉なので、
ちょっと、びっくりしました。
(以下、引用です)
==========================
「巻物の第9巻」
私の夢は無価値だ。
私の計画はゴミだ。
私の目標は無駄だ。
どれもみな、行動が伴わなければまったく無価値なのだ。
”私は今、行動する”。
(引用:世界最強の商人』(著:オグ・マンディーノ)
==========================
■私の夢はゴミである(行動しなければ)。
この言葉は、私の胸に刺さるものがありました。
つくづく、本当にその通りだと思うのです。
いくら、熱い想いを語っても、
そのために何かをしなければ、
実現することなど、ない。
いくら、大きな夢を思い描いても、
行動しなければ、形になることはない。
行動しなければ、傷つかないけれども、
得ることもない。
だから、あらゆることは、
”「行動」をすること”
これなくして、何も語れないと思うのです。
だからこそ、
もう、言い古された当たり前のことかもしれないけれども、
「目標」「夢」「ビジョン」
などを、形にしたいと願うのであれば、
どんなに些細なコトでも、微弱な一歩だとしても、
とにかく、そこに向けて『行動』をすること。
それが超絶に必要なことであると思うわけです。
(と、私も日々自分に言い聞かせています。
まだまだのこともたくさんあります)
■そして、これは、個人だけでなく、
「組織」にも同じことがいえます。
いくら、組織が美しき「戦略」を立てたとしても。
または、素晴らしい「ビジョン』を語ったとしても。
それらが『行動』(すなわち「実行」)されないことには、
絶対に形になることは、ない。
これまた、当然の摂理なのでしょう。
■しかし、当たり前のことこそが、難しいのが現実。
個人が、自分自身の目標や、夢に向かって、
小さな一歩を踏み出すのも難しいように、
組織が「戦略」(やっていないけれども、やったほうがいいこと)に向けて
”新しい、今までやっていない行動”
を新たに実行することも、
かなり骨が折れるものなのです。
人には「慣性の法則」(そのままでいようとする傾向)が働くので、
どうしても変化を嫌ってしまうもの。
だから、結局やったほうがいい、
行動したほうがいい、と思いつつ、
日常のルーティンの中に、
埋もれてしまう、ということになってしまいます。
■では、どうしたらよいのでしょうか。
「私は今、行動する」と唱えればよいのか。
これで、皆ができればよいのですが、
残念ながら、おそらく、それだけでは足りません。
「実行」を促し続けるためには、
やはり「然るべき仕組み」が必要になってくるのです。
それは、ある意味、
・甲子園を目指す強豪野球部の文化のように
・ライ◯ップの痩せられる仕組みのように
・高い営業目標を達成し続ける営業組織のように
何か脈々とながれている
「規律」がそこにはあるものです。
そして、そんな、
「実行の規律」を2000の組織にて、
分析し、解き明かした一つの原則があります。
それが、
【4Dx(4Discipline of Execution)】
(=実行のための4つの規律)
という弊社のサービスです。
実は、私の同僚(3人の子持ち)は、
この仕組みをつかって、
”我が子の偏差値も10上げた”
そうです。
つまり、
「勉強をする(実行し続ける)仕組み」を
子どもたちに導入して、結果を出したそう。
(すごいですね)