”毎日良い気分でいるためのルーティン”を見つける
(今日のお話 2534字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、朝からミーティング。
並びに2件のアポイント。
*
さて、早速ですが本日の話です。
私が、半年前から日課のように読み進めている本があります。
それは
『世界最強の商人』
という本。
今日は、この本に書いてあるフレーズ、
ご紹介させていただくとともに、
「”毎日良い気分でいるためのルーティン”を見つける」
というテーマで、思うところを
お伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■毎日メルマガを書いていると、
しばしばこう言っていただくことがあります。
「いつも元気で、行動していて、スゴイですよね」
「よく疲れないですよね」
「そのエネルギーの源はどこからくるのか」
というようなお言葉。
確かに、メルマガでは
明るいことや、前向きなことを言い続け、
最後は偉人賢人の名言で締めたり
そして、こんなことやあんなことをした、とか
ウルトラマラソン出た、トライアスロンに出る、
などなど、話をしていると、
元気で、エネルギッシュで、常に前向きで、
そんなイメージになる事は、
ある意味必然かもしれません。
■が、敢えて、否定したいと思います。
当たり前の話ですが、私も
疲れることもあれば、
やる気がなくなることもあり、
なんだか気分が乗らない日や期間、
やっぱりあるのです。
「ああ、だるいなあ」
「なんか元気でないなあ」
「いろいろ面倒くさくなったなあ」
みたいな、そんな憂鬱な気持ち。
でも、同時に思うのです。
こういった憂鬱な気持ちが長く続いても、
正直、面白くない。
自尊心が高まるわけでもないし、
仕事も別にうまくいくわけでもない。
むしろ、
後ろ向きなマインドに囚われていると、
両足を沼の中に突っ込んだように、
ずぶずぶとそれに支配されてしまう、
そう感じるので、できるだけ早く抜け出したい、
と思うのです。
だから、(無理のない範囲で)、
できるだけ、
”気分の良いような状態にいられるよう心がけること”
それを、心がけています。
■その一つのツールとして使っているのが、
冒頭にご紹介した、『世界最強の商人』という本。
まあ、自分にプラスの自己暗示をかけるような、
日々の心の栄養補給をするような、
そんな本なのですが、中にこんなフレーズが登場します。
(ここから引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
潮が満ち、潮が引く。
冬が去り、夏が来る。
夏が衰え、寒さが増す。
太陽が昇り、太陽が沈む。
満月になり、新月になる。
渡り鳥が飛んできて、渡り鳥が飛び去る。
花が咲き、花が枯れる。
種がまかれ、収穫される。
すべての自然は循環しており、私もまた自然の一部である。
だから、私の気分も潮の満ち引きのように、上がったり下がったりする。
(中略)
私は毎朝、昨日とは違った気分で目覚める。
これはほとんど理解されていないが、自然のいたずらの1つである。
昨日の喜びは今日の悲しみになる。
しかし、今日の悲しみは明日の喜びになる。
私の中には1つの車輪があり、
それが常に悲しみが喜びへ、
高揚した気分から沈んだ気分へ、
幸せから憂鬱へと回転している。
(中略)
ではどのようにすれば、私は自分の感情を支配して
毎日を幸福な日にし、また生産的な日にすることができるだろうか?
私は古代から伝えられている次の秘密に学ぼうと思う。
”弱者とは、自分の感情が行動を支配するのを許す人のことである。
強者とは、自分の行動によって感情を支配する人のことである。”
(中略)
もし、気分が沈んでいたら、歌おう。
もし、悲しかったら、笑おう。
もし、気分が悪かったら、仕事を倍にしよう。
もし、強かったら、頭から飛び込んで行こう。
もし、劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
もし、自信をしなったら、声を高めよう。
今日、私は自分の感情の主人になる。
(引用: 『世界最強の商人』著 オグマンディーノより)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
■さて、どのように感じられましたでしょうか。
ほうほう、と思われた方もいれば、
なんだか自己啓発チックで暑苦しい、
と思われる方もいたかもしれません。
しかし、私は、
「本当にこの通りだなぁ」
としみじみ思うのです。
思うに、”人の感情に関する一つのルール”として、
【思考と、言葉と、行動は、
お互いに影響を与えあっている】
ことがあると、強く思うのです。
ネガティブな言葉を言っていると、
ネガティブな思考に支配される。
また逆もしかりで、
ネガティブな思考を持っていると
ネガティブな言葉になる。
同様に、
前向きな言葉を言っていると、
思考も前向きな考え方に引っ張られる。
また、あんまり気分が乗っていないときでも、
行動を変えて、ちょっと無理してでも、
”元気よく早歩き”をしてみると、
ちょっとだけ元気になった気分がする。
そんな風に、
【思考と、言葉と、行動は、
お互いに影響を与えあっている】
のです。
そして、それと同時に、
人の気分と言うものは、先にお伝えしたように
自然の循環のように、コロコロ変わっていくもの。
しかし、上記の
【思考と、言葉と、行動は、
お互いに影響を与えあっている】
という法則を考えると、
できるだけ高いところで
維持することもできると思うのです。
■例えば、私の場合。
あまり気分が乗っていないときは、あえて、
「自分の気分がのっているときの行動」を、
生活に組み込むようにしています。
私が、調子が良いときの行動は、
・走っている
・筋トレ(体幹トレーニング)をしている
・片付けしている。特にシンクがピカピカである。
・メルマガを前日夜に書いている
・スーツを前日に用意して、シャツにアイロンをかけている
・お風呂に入ったら直後にドライヤーで頭を乾かしている。
みたいなこと。
何気ないことなのですが、
結構、これらのことが重要だったりするのです。
そして自分の気分がノっていないときに、
全部とは言わずとも、できるだけ上記の
「元気な時の行動」
をするようにする。
すると、気分の歯車が、
ちょっとずつ変わってくることを感じるのです。
(変わらない時ももちろんありますが)
■そして思うのです。
きっと、誰もが
「毎日を元気で、楽しく、
明るい気持ちで過ごしていきたい」
そう願っていると思います。
しかし、感情と言うものは季節の移ろいのように、
変わりやすく、なかなか制御が難しいもの。
しかし、その移ろいに任せるだけではなく、
できることも、あると思うし、
「気分が良い時をキープするためのルーティン」
というものは、誰もが持っていると思うのです。
だからこそ、日々活力高く、
幸せに充実した貴重な1日を過ごしたいと願うのであれば、
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「気分が良くなるルーティン」を探し、
日々の生活に組み込むこと
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このことが非常に重要なのではなかろうか、
そんなことを思った次第です。